2020年11月2日月曜日

【奥飛騨温泉郷touring・西穂高 独標登頂備忘録 その1】 20'10/31-11/1

月に1回のtouringが理想ですが全員の予定が合うのがなかなか難しい。
職場に山岳協会に所属しているガチの登山家が居ますが一緒に登りましょうとなり北アルプスは西穂高へ行く事に。

奥穂高まで行くなら単車touringでとなりいつもの面対+登山家Y君と計5名で10月24-25日で予定しましたが雨で中止となり1週ずらして10月31日-11月1日となりました。
残念な事にひでさんは子供の体調不良とK女史は家事の兼ね合いから来る事が出来なくなり結局小生と奈良の大将とYくんとの3名で行く事になります。

ハプニングは続くもので当初は京都市を8時に出発と予定していましたが大将が午前中に仕事が入ってしまい結局12時半に大阪の職場からの合流という事で名神高速草津SA集合という超スロースタートに。

Yくんを待たせるのも申し訳ないので先発で行ってもらう事にします。彼は何度も北アルプスの縦走をしている強者で慣れているので単独で4輪車で向かってもらいます。
4輪車だとロープとか登山道具を運べるからある意味これはこれで良かったのかもしれません。毎週山に登りに運転しているから奥飛騨までの単独運転も彼なら大丈夫。

という訳で遅れて出発の単車組は草津SAに12時半集合でありのんびりODOメーターをリセットし京都市内を発ちます。京都市内は見事な晴れ。 


好天もありコロナ騒動はどこ吹く風で京都東IC手前からずっと渋滞。
それでも12時15分には草津SAに到着したのでセーフと思いきや渋滞の合間を縫って大阪から爆走してきた「赤い彗星のシャア」ならぬ「赤い暴走特急GPZ」が停まっています。


「暴走機関車と言われていましたが特急に格上げですか・・・」と簡単に再会の挨拶もほどほどに300km先の奥飛騨温泉郷まで急ぐことにします。

名神→東海北陸道と進みますが開通した当初と異なり片側2車線化されており快適そのもの。
大学時代は白鳥とか高鷲へスキーによく行きましたが途中から片側1車線で大渋滞にはまって疲れていた頃が懐かしい。長良川SAでのガソリン休憩以外はノンストップで爆走。
岐阜県内も快晴であり日没前に奥飛騨に着いて散策したい。その思いだけでスロットル全開。飛騨清見ICから降りますがその手前の高速沿道の紅葉は見事。青い空と黄色や赤の絨毯の中を走っている感じで本当に綺麗。思わず路肩に停めて撮影してやりたいところですが危険ですから勿論出来ません。
今回の旅は紅葉を楽しむのも目的の一つでしたが正直往路の高速から見た紅葉が一番綺麗だっただけに撮影出来ずに残念。

飛騨清見ICを降りてから更に1時間くらい走っていると奥飛騨温泉郷の中の栃尾温泉に到着です。既に陽は傾き山影が落ちておりこの日の紅葉撮影タイムは終了。
今回の宿は「宝山荘」さん。Yくんは飛び込みで泊まって以来33回目の宿泊だそうで彼の太鼓判のお宿。 


先着していたYくんの三菱ASX(日本ではRVRですがAUS仕様を取り寄せたこだわりの逸品ならぬ逸車)に乗り陽が出ているうちに北アルプス大橋からの景色を眺めて深山荘にある露天風呂へ行く事にします。

北アルプス大橋は影っていますが紅葉は綺麗で笠ヶ岳、抜ヶ岳も臨めました。


納車されて1週間で1000km走行して点検に預けたディーラーで右後部をおかま掘られてランプも割れていますが言われないとそこまで目立たないような・・・。
MTのWRXではなく登山とかに出かけるならSUV系が快適で良いですね。

宝山荘での夕食は18時からでありその前に「深山荘」の露天風呂に入りましょうと案内してもらいます。登山家は宝山荘派と深山荘派があるそうな。
んでもって深山荘の露天風呂は最高かつ無法地帯との事で行ってみますが確かに野趣あふれ良い味を出しています。洗い場はなくほんとに脱衣所と露天風呂のみ。
駐車場とかから男風呂は丸見えで無法地帯と言われるのが良くわかる。一番川面に面している露天風呂は混浴だそう。
確かに写真でみても右端の露天風呂ゾーンに裸の男たちが居るのがわかる。


下流には巨大な岩があるけど焼岳の噴火で飛んできた岩らしい。この辺りも陽が出ている時にきたら紅葉が綺麗だったのだろうなーと思いながらフロントで一人500円を支払い服を脱いだらかけ湯をしてザブン。


湯の華が舞い源泉かけ流しの露天風呂を堪能。1番上、上から2番目と入り混浴ゾーンの3番目と進みます。
まあ混浴と言っても野郎ばかりで女性はおりません。何処の混浴浴場もそうかもしれませんが女湯からは男湯が丸見え。これって不平等だと普通は思いませんかね。
男湯から女湯は見えないのに女湯から男湯は見えるって。
そんな事を思いながら川面を眺めながら入っていると女湯から緑のバスタオルを巻いた人影が近づいている。もしやと思ったら「こんばんはー」と言いながらおばちゃんが降臨してきた。
誰か知り合いがいるからやってきてこんばんはと言われたのだろうと思い無言で居ましたが周りの野郎も全員だんまりしています。夕食の時間の事もありましたのでお話しする事もなく脱出してしまいましたが話していたら楽しかったかもしれん。

宝山荘へ戻っての夕食は地元で採れた天然のナメコ等がふんだんに入ったキノコ鍋、ナマズの刺身、イワナの天ぷら、ニジマスの朴葉焼きetcとどれも美味しくて最高です。
お酒も進みそうなものですが明日の登山の事や登山後の単車での帰宅を考えてセーブ。

大将は浴衣に着替え食前酒を部屋飲みしていますが「和」がまさによくお似合い。


夕食後は宝山荘の露天風呂と内湯をはしご。こちらももちろん源泉かけ流しでいいお湯です。明日の登頂を考えて部屋飲みもせずに22時過ぎには消灯就寝です。

10/31は晴でしたが明日以降は下り坂であり天気がどこまで持つか。




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