旅行をする事が心の支えにもなっており時間を作っては旅を画策してしまいますが秋田行きも急に思い立っての事。
2年前に仙谷峠の紅葉と秋田新幹線を撮影しに行きましたが不完全燃焼であった事からもリベンジも兼ねます。
今回は11月。既に紅葉のピークは過ぎているかもしれませんが行ってみない事にはわかりませんので10月に迷わず飛行機と宿を予約。
今回は11月。既に紅葉のピークは過ぎているかもしれませんが行ってみない事にはわかりませんので10月に迷わず飛行機と宿を予約。
今回もまずは田沢湖周辺で撮影して翌日の水曜日は秋田臨海鉄道を見学を予定。
秋田新幹線はまだまだJAPAN REDのE6系が走りそうなので来年もありますが秋田臨海鉄道は21年3月に廃止とニュースにもなっています。
葬式鉄の要素が強くなりますが荷役が減少して月水金の平日のみの運行となっており有給を使用して平日にお邪魔します。
出発の日が近づいてきますが秋田の予報は雨。秋田との相性は本当に悪い。
4度目の訪問ですが晴れたためしがない。2年前の仙谷峠撮影は初日が大雨で2日目に少し晴れ間が見えるも本番は雲が湧いて撃沈。
さあ787でいざ秋田へ。という訳ではなくこの子は那覇便。
思わず改札にいたスタッフの方にまだ残っていたのですねと話しかけてしまいましたが5番6番とかもまだ残っていますよと。伊丹空港は改装されこじゃれた感になってしまいましたが昔の昭和な感じがまだ残っていてなんだか嬉しくなります。隣の11番もまだパタパタのまま。改札は最新式になっているのですがと。
葬式鉄の要素が強くなりますが荷役が減少して月水金の平日のみの運行となっており有給を使用して平日にお邪魔します。
出発の日が近づいてきますが秋田の予報は雨。秋田との相性は本当に悪い。
4度目の訪問ですが晴れたためしがない。2年前の仙谷峠撮影は初日が大雨で2日目に少し晴れ間が見えるも本番は雲が湧いて撃沈。
3年前は秋田空港に雷雨で着陸できず仙台空港にダイバードされて青森経由で秋田入り。3度目の正直かと期待をしましたが蓋をあけてみたら2度ある事は3度ある状態。
11/3 関西は素晴らしい晴天です。
11/3 関西は素晴らしい晴天です。
毎回伊丹空港では待合いスペースから間近で見える飛行機を飽きなく撮影してしまいます。
秋田行きは5番搭乗口でしたがなんとパタパタの案内板がまだ残っています。
石黒賢のような男前で昭和を懐かしむ笑顔が素敵なベテランの方でしたがありがとうございました。若い女性スタッフにもいろいろとアドバイスしている姿も素敵でした。
本当に素晴らしい青空。そう思うと余計に今から向かう秋田の事を思うと気が沈みます。
直ぐに北アルプス上空を通過。たぶん。
今回の旅のお供はORIXレンタカー。毎回ケチって一番安い小型車。お迎えに来てもらう程の距離ではないのでのんびり歩いて営業所に向かいます。
線路に影がかかっている以上、いくら青空が広がっていてもここに留まる理由はなし。
多分茶屋のある湖山トンネルを抜けた辺りが線路も近く撮影地のはず。しかし秋田と盛岡を結ぶ動脈であり大型トラックがばんばん通過していきます。
秋田行きANA1651はボンバルディアQ400。昔、前輪が出ずに胴体着陸したとか事故が多いイメージの機体でしたが最近は特に聞きません。
沖留めというのに昔はがっかりしていましたが今は間近で飛行機を見れるから沖留めも嬉しい。
関西に留まって溜まっている家事をしている方が良いかもと思いましたが雨の秋田を感じるのもまた味があって良かろうと言い聞かせての出発。
定時の8時20分に出発して名古屋市上空を通過し北アルプス付近へ。
2日前に西穂高へ登ったのが遠い昔のように感じます。今日は上空から眺める事が出来ました。
御嶽山(3時の方向)、乗鞍岳(9時の方向)と遠くに富士山(中央)のシルエットもうっすら見えます。
雨予報ですが空港周辺には晴れ間も見える。紅葉もまだ高度が低い所では大丈夫そう。これはもしやリベンジかと期待に胸を膨らませます。
秋田空港でも沖留め。滑走路が濡れており雨は降っていたみたい。
撮影以外も御当地を楽しみたいと思い4度目ですが秋田市内で何処かお勧めのご飯所はないかと聞いてみますが知らないとの答えが多い。
滑走路にいた警備のおじいちゃんに聞いたお店は閉店していた(苦笑)きりたんぽや稲庭うどんが有名ですが皆家で食べるから外で食べませんという答えも。
結局そっち系のお店は観光客がメイン。秋田市民が普段使いで使うようなお店を知りたかったのですが空港では見つかりませんでした。
到着口を出たらなまはげと秋田犬がお出迎え。前からこんな可愛らしい秋田犬のオブジェなんかあったか。
とりあえず晴れているなら光線状態から生保内川界隈で田沢湖11時8分発のこまち18号から撮影しようと思い空港から仙北市へ移動。
道中も青空が広がっており期待に胸が膨らみますが時間がヤバイ。
生保内川第一橋梁で真っ先にリベンジをしたかったので何がなんでもという気持ちで急ぎますが駐車スペースに着いたのが11時8分。
田沢湖駅を定時に出発していたら数分後にやって来ますがダメ元で撮影地に向けて走ります。相変わらず台風後の道の崩落は数年たってもそのまんまであり復旧するつもりはないのでしょう。
確かに復旧しても誰がここを通るんやという感じです。
歩いたら15分くらいかかるところを必死に走りますが40を超えたおっさんが新幹線を撮るために三脚かついで走るというミッションが情けない(苦笑)
なにやってんだろと自問自答しながらもやっぱり青空が広がっているから撮影したい。その気持ちだけで走ります。
が、最後の最後で判断ミス。せっかく担いできた三脚という意地から三脚をセットしようという愚かな思考回路が働いてしまいました。三脚を担いでのり面を登ろうともたもたしている間に列車音が近づいてきます。
しまったと思っても後の祭り。手持ちでダッシュでのり面を登っていれば定番ポジションで撮影出来たものを。焦って手持ちで下から撮影をしますが車体には既に影がかかっています。たしかここは9時10時台がベストだったはず。間に合ったとしても影がかかったボツ写真である事には変わりない。結局生保内(おぼない)川第一橋梁は再履修決定です。
そういえばSTAP細胞はありますの小保方(おぼかた)さんはお元気されていますか。
こまち18号 田沢湖線 田沢湖-赤渕
紅葉もだいぶ散っていて茶色い山肌が目立ちます。気力があれば21年は10月下旬にまた来ます。
さて、初っ端からやられたとダメージを受けますが時間とお金を使って秋田まで来ている訳ですから負けるわけにはいきません。
仙谷峠の撮影地は仙谷峠の茶屋からの撮影が定番ですが別のポイントも気になる。Google mapでなんとなく位置の目星は付けていますが自信はない。
茶屋付近に車を停めて歩道のない国道46号を偵察。
こんな所で歩道もない状態で三脚を立てて撮影するのは危険極まりない。そう思いながら進むとなるほどなるほど、という構造物がありそこなら車を気にせず撮影出来ると納得。
まあ構造物の床が抜けたら谷底転落死亡って感じではありますがまずそんな事はないでしょう。
こまち22号 田沢湖線 田沢湖-赤渕
12時を回った時点で雲が湧いてどん曇りで天気の移り変わりが早い。午前中の青空が嘘のよう。どっちにしても晴れていても線路には影がかかるので曇りの方がありがたいと言えばありがたいけど色のりがいまいち。まあ明日の秋田臨海鉄道がメインと言い聞かせてずっと橋の上に居るのも微妙ですから1発撮影で終了し田沢湖駅近くの被り付きストレートを訪ねてみます。
この地も厚雲がどんどん覆うようになってきてまだ15時台でしたが初日は撤収。
戻る途中に爆走していくトラックを見ると粋なセリフが・・・。「日本一深い田沢湖 一度はどうぞ」
2年前に田沢湖のたづ子に会いに行きましたが雨。今回も雲がぐんぐん湧いてどんよりした空なので行きません。晴れた日にまた訪ねますと呟きながら車に戻って仙谷峠をあとにします。
仙谷峠を後にして田沢湖駅近くのストレートへ移動しますが下草がかなり目立ちます。
ここも来た時は良い感じに陽が差していましたがどんどん雲が湧いてこまち21号が通過する14時過ぎには完全に陰ってしまいました。
光線状態的には午後が順光なので楽しみな場所でもありましたがこちらは構図含めて残念。
あんまり引き付けてドアップにするとヤツメウナギにしか見えずなんかかっこ悪いと思うのは個人的主観か。が、側面や望遠切り取りの方が美しいと思います。構図も見上げすぎてバックの山が隠れてしまい紅葉の秋田まで来た意味がない。
こまち21号 田沢湖線 田沢湖-刺巻
雨も降ったりやんだりする状態になってきておりここで1時間に1本の列車を待ち続けても仕方がないと早々に見切りをつけて適当に秋田方面へロケハン。
46号を秋田から仙北に移動している時に線路際で撮影出来そうなところはたくさんありましたのでそのうちの1か所に立ち寄ります。
が、午前中の青空は遠い昔で晴れ間はあっても厚雲が背景にあり結局列車メインの記念撮影に終わります。
こまち23号 田沢湖線 神代-刺巻
秋田新幹線は来年もあるさと言い聞かせてもう少し綿密な計画を立ててから来ましょう。でも雪景色の中を走るJAPAN REDを見たいという気持ちもあり厳冬期に日帰りで来ようかな。
1泊しなくてもあさイチの便で来て最終の18時の便なら頑張ったら上下合わせて10本の撮影は可能です。
この日の宿は田沢湖温泉。乳頭温泉郷は遠いかつ秘湯的で有名になり過ぎているからパス。
2年前に宿泊した水沢温泉が良かったので今回はその隣の田沢湖温泉です。
この日は寝起きの麦茶以降は機内のコンソメスープしか口にしておらず低血糖発作寸前。いつもは食事前のおやつは厳禁なストイックな生活をしていますが今日くらいは良いでしょう。
途中のローソンに立ち寄り食前酒とつまみのポテチを購入。チェックインしてさっそく一杯やりながらポテチをボリボリ。
Go toのクーポンをフロントでもらいましたがさて何を買って帰ろうかと思案しながら・・・。
一昨日の奥飛騨の旅の疲れと今朝は5時半に起床しての秋田でしたので酎ハイ1缶で寝落ち。気づいたら夕食の時間でありポテチで重たくなった胃袋に鞭打って秋田の郷土料理をいただきます。
ここでもお茶にしておけばいいものを旅で気が大きくなっていたのでしょう。この地方で日本酒と言えばの「ひでよし」を1合注文してしまいます。
お櫃のご飯も残すのは勿体ないと思いその時は勢いで完食しましたが2日前の大将のデジャブ。胃もたれがする胃もたれがすると呻きながら過ごします。
胃もたれはするけど温泉に入る為に辺境の地(田沢湖温泉の皆さんごめんなさい)までやって来た訳ですから気合で温泉。硫黄臭がするTHE温泉って感じで良かったのは良かった。
明日の秋田地方は寒気も流れ込んで雪とか雨だとか聞きたくない予報がTVから入ってきます。明日には明日の風が吹くと言い聞かせておやすみなさい。
つづく
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