2021年1月5日火曜日

【真・謹賀新年 上越カッター撮影備忘録 その2最終回】 21'1/3

その2

越後中里駅をあとにしますが北線カッターをいつかリベンジしにまたここまで来るはず?
陽が出てきて明るくなってきたのでどうやったら真冬に岩原のカーブで撮影出来るのか探りを入れてみたい。
メインの踊り子13号は神奈川県は平塚市の相模川を13時頃に通過ですから移動に3時間かかっても10時まで新潟滞在は可能。

後ろ髪を引かれまくって結局岩原カーブへどう辿り着けるか車で周辺を徘徊。



途中、雪にスバル車は映えるなーと思いながら駅前通りで記念撮影。
通勤でしか使用されておらずAWDの本領発揮の雪国に連れてきてもらってこの子も喜んでいる事だろう等と勝手に妄想。



さてさて、やはり西からの進入は何処も道は雪の壁と化しており不可。
ペンション等が立ち並ぶ東側から入っていくと建物がある道は除雪されて進入可能ですが線路付近まで行くとそこから線路に沿って伸びる枝道は雪の壁。
しかし撮影ポイントまではかなり近い。場合によっては脚立に乗ればベストポジションから少し離れるけど撮影は可能です。

うーん、ここは脚立を立てて妥協するかと迷っていたら鉄が一人やってきます。
これはもしやと思い聞いたら長岡を8時に出たとの現地情報が。直ぐに踊り子に向かわずにロケハンをしていたおかげで粘り勝ち。
勝ったかどうかは最後までわかりませんが少なくとも負けではない。

雪の壁で近付けないから脚立を立てて妥協しますかどうしましょうかと相談したら彼は取り敢えず行ってみますかと雪中行軍を開始。
新雪で膝まですぐに雪に埋まりますがどんどん進む。そして背丈くらいの地点に来たらボディプレスを雪の壁に行い体当たりで新雪を崩しながら進んでいく。
恐るべし鉄ちゃんの行動力。撮影の為なら労を厭わないのは流石。躊躇して脚立で逃げようとしていた自分はまだまだひよっこです。



その後、越後中里に集団でいた鉄もやってきて地ならしならぬ雪ならしがなされある程度の雪道が完成し行き来が楽になりました。
せっかくだから三脚をセットして構図を作りますが単機をどう撮るか迷う。日の丸構図でも良いけど側面も写したいから奥と手前で切り取ります。
なんか塹壕戦って感じ。雪を掘って塹壕を確保し三脚を据えて敵ならぬ鉄を迎え撃つ。

刻々と玄人鉄のネットワークを介して走行位置をやり取りされている。
思ったよりハイペースでやってきているようで2個手前の越後湯沢駅を発車したという一報が入り臨戦態勢へ。

走ってくれてありがたや。けど、こんな明るい時間、かつ気温も上がっている状態で来られてもスパークは拝めそうにない。
そんななんとも言えない気持ちになっていたら大カーブを雪煙を上げながらやってくる原色64が見えた。

塹壕からの一斉射撃ならぬ一斉連射を浴びつつ雪煙を巻き上げながら走り去りました。
うーん。やっぱこれって上越カッターやなくて上越ラッセル状態・・・。

単9722レ EF64-1031号機 上越線 岩原スキー場前-越後中里




普段の北線カッターは長岡-越後中里で折り返しですが今回は大雪による不通後の運転再開前。安全確認も兼ねて水上まで走るそうな。
あんまりこいつを追いかけ過ぎても帰宅と踊り子13号の時間が厳しくなる。取り敢えず停車するであろう越後中里駅に再度戻ります。

停車せずに水上まで行っていたらさようならでしたが駅にひっそりと停車しておりました。
雪国が似合います64。

単9722レ 上越線 越後中里駅





水上に泊まるくらいの余裕があれば9722をとことん追いかけてみたかったのですが余裕を持って茅ケ崎の踊り子にも会いたかったので8時30分には越後中里を後にします。あとから大学生のマサさんから連絡が来て制限速度25km、踏切前一時停止とかとかでかなりのスローな移動となり7発くらい撮影出来たそうな。
こんな明るい時間に走ったのだから石樽の鉄橋とかでやっつけても良かったなーと後悔。
まあ3月とかで大寒波が来た時にもう一度行けば陽が出ている時に撮影出来るかなと可能性の低い期待をしながら関越道をひた走り神奈川県は平塚市を目指します。

往路はノンストップで爆走してきたけど復路はエネルギー切れ。
高速に乗ったばかりなのに睡魔が襲ってくる。トイレ休憩を兼ねて高坂SAへ入りましたがウルトラマン発見。
なんじゃこりゃとなり少し眠気が覚めた。ありがとうウルトラマン。



関越道→圏央道となんとか睡魔を持ち堪えていたけど再び限界。
GOALの茅ケ崎はもう目の前でしたが安全運転の為に前回の遠征同様厚木PAで仮眠。
今は11時であり11時半まで仮眠し12時に相模川に着いたら良いと考えおやすみなさい。
日中は陽が照っていると車内も暖かいので座席を倒して左側臥位になったら即入眠し11時半に復活して再始動。

南の空はかなり雲が湧いているけど北側は青空がまだ多め。青空バックに踊り子ストライプを撮影出来そう。
この日は篠ノ井線での64四重連もあるとかで上越カッター組も篠ノ井線に転戦する人が多かった。
自分も少し揺らぎましたが64が4両連結している姿よりも15両の踊り子ストライプの姿を目に焼き付けたいと思い予定通り茅ケ崎です。

12時前に到着し15両の普電で構図を確認。そして12時17分頃に臨時の踊り子11号が通過。
8031M 踊り子11号 東海道線 茅ケ崎-平塚



青空に踊り子ストライプが映えます。
少し雲は増えましたが柔らかい冬の陽射しの下、メインディッシュの東京駅12時発の踊り子13号がやってきました。
4033M 踊り子13号



これにて今回の遠征は終了。天気が良ければ富士山と新幹線も当初妄想していましたがさすがにしんどくなってきた。
圏央道寒川南ICから高速に乗り新東名へ入り前夜来た道をひた戻ります。
13時に高速に入り京都の自宅には18時半に無事到着。普段ならこれにて終了なのですが最後に大事なミッションが・・・。

今回の遠征は借り物の車。
雪国を走ると宿命ですが凍結防止剤とかとかで車体の汚れが半端ない。いくら身内とはいえこの状態でおおきにーと返すわけにはいかん。



ガソリンを満タンこにしてから自宅で手洗い洗車と御礼の気持ちも兼ねてコーティング。




このKUREのLOOXは安くて効果もありおススメかと。水をふき取るついでにこいつを振り掛けてふき取ったら終了なり。こうしてピカピカに仕上げた車を妹に返却して今回の遠征は幕を閉じました。
20時15分に出発して19時15分に返却。今回の走行距離はジャスト1310kmでした。




2021年もon-offメリハリをはっきりさせて仕事を頑張ってoffの時間を2020年以上に楽しみます。
本年度もどうぞ宜しくお願い致します。

今回の移動にかかった費用は
ガソリン:12326円
高速代:22280円

往路の圏央道乗り間違えによる途中下車や復路の茅ケ崎寄り道途中下車等で高速代がかさみました。
やっぱり一人でこの値段はキツイと改めて思いますが折半してまで参加する人はさすがにおらん(苦笑)







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