2020年11月2日月曜日

【奥飛騨温泉郷touring・西穂高 独標登頂備忘録 その2最終回】 20'10/31-11/1

つづき。

2日目の朝は6時に起床して7時から朝食です。
大将と小生のおじちゃん二人は眠りが浅かったとか中途覚醒が多かったと話しますが20代のYくんは爆睡と。若さの違いでしょうか。

窓の外を見てみたら薄雲は出ていますが青空も見えます。山の天候は変わりやすいので果たして山頂がどうかは定かではありません。




来れなかったひでさんとK女史にあさイチの中継lineをしようと自撮り。
「首、飛んでますやん」と大将からお叱りを受けますが最近自撮りの腕がなまりつつある。そんな感じであさイチからボケをかましつつ朝風呂と朝食です。


こちらの自家製朴葉味噌が絶品と言われていましたが確かに美味し。キノコと相まって独特な旨味がありご飯のお代わりが進みます。


前夜の夕食時にラグビー部出身の大将を想いお代わりごとに大量のご飯をよそっておりました。しかしその後胃もたれがする胃もたれがすると言われていた大将でしたが朝ごはんもきっちりおかわりされていて一安心。登山に向けてカーボローディングを全員行い8時30分発のロープウェイで山頂駅まで向かう事にします。

新穂高ロープウェイまで車で移動し始発の次の8時30分に乗りますが人が多い。
登山だからマスクはいらんだろうと思っていましたがロープウェイでは皆さんマスクをしっかり付けていらっしゃる。


第一ロープウェイの鍋平高原駅から第二ロープウェイのしらかば平駅へ乗り換え。


第二ロープウェイは白のレトロなものからグレーのニューバージョンに変わっていた。第二からの槍ヶ岳との紅葉が綺麗。


西穂高口駅には登山客と一般客が混在。駅周辺をぶらりと出来ますがすぐに登山口。雪が多いかもしれないという事やズボンの保護の為にゲイターを装着。
入山届はYくんがwebで出していてくれているのでそのまま進んでいきますが霜柱が至る所にあります。今日は陽が出ていますが朝晩の冷え込みはかなり厳しくなってそう。


雪が溶けて夜中に凍り足場はつるつると滑るところも多々ありますが登山口から歩く事約1時間で西穂山荘へ到着。
本格登山が初体験であり嬉しくてついつい記念撮影。ピンの写真はお見合い写真に使うか。


これだけ見ると2367mまで登頂したのかと思わせるような写真ですが実際は新穂高ロープウェイで2156mまでワープしています・・・。
西穂山荘でラーメンを食べる予定でしたがまだ10時過ぎですので先に西穂高12峰の丸山と独標を目指すことにして進みます。


薄雲は張っていますがこの日は見通しが良く遠くは白山まで見えます。
西穂山荘から登っていく毎に見える山々も増えてきて富士山や八ヶ岳、南・中央アルプスまで見る事が出来ました。12峰の丸山までは普通の登山という感じですがYくんは初体験の我々の高山病を予防する為にスローペースで登ってくれました。




さて、丸山の次は11峰の独標を目指します。かなりの急傾斜を登っていきますが風もほとんどなく上高地と南アルプス、富士山を眺めつつ登っていきます。


振り返ると丸山からの稜線を歩んできたのが良くわかります。焼岳、乗鞍岳をバックに上昇を続けます。


トラバースするから滑落しないようにと説明を受けて先へ進みます。
徐々に目指す11峰の独標が大きくなってきますが天気が良いので安心感がありますがこれで視界が悪いとなると初心者にはキツイ。独標は集団登山をしていた高校生が落雷に打たれ11名が亡くなった悲劇の地との事。
確かに初体験では危険な場所ですが天候とYくんのサポートもあり無事登頂。下から見上げるとかなりの急な岩場を登っているのがわかりますがおじいちゃんおばあちゃんも元気に登っています。
が、この先の10峰以降は初心者は無理。ピラミッドピーク、チャンピオンピークは見えてはいますがいつか登れるようになりたいもの。


登頂記念にどや顔で記念撮影。玄人風ですが服装装備含めてど素人(苦笑)


大将、Yくんとも勿論記念撮影をしますがYくんは他の登山者に色々質問されてプチ山岳講座の様相。道を究めていく事って素晴らしい事ですね。


20分ばかり独標でのんびり過ごしたら12時を回っています。西穂山荘のラーメンは14時までらしいよと別の方から教えてもらったので下山し再度来た道を戻っていきます。


登りに比して下りは早いが膝に来る(苦笑)サクサクノンストップで西穂山荘を目指して13時前に到着。ラーメン間に合うかなと教えてくれた夫婦が先にラーメンを食べておられます。
「間に合って良かったね」と軽く御挨拶して西穂ラーメン醤油を注文。確かに看板には14時まで!とあります。


帰りもロープウェイですが西穂高口駅に着いてみると激混み状態。
ちょうど出た所だからアイスでも食べましょうとなり頂アイス500円を注文して展望台でいただきます。


帰りは00分発のだからそろそろ向かおうと乗り場に行ったらそこも長蛇の列が。結局00分の便にも乗れずに西穂高口駅で時間をロスしてしまいましたが新穂高温泉駅から再びYくんのASXに乗り宝山荘まで戻りここでお別れ。おじちゃん二人は単車で京都を目指しますが帰る前に栃尾温泉の看板と記念撮影も済ませておきます。


16時半過ぎに宝山荘を出て再び下道を1時間強走り飛騨清見ICから高速に乗ります。陽が落ちると寒さと心細さが増して元気がどんどんなくなっていきます。
高速の途中で先に出ていたYくんは何処かのSAで食事とかをしていたのでしょう。我々を追い越していきました。まだ元気があった小生が「追いかけますか?!」とインカムから大将を誘いますが「やめてくださいーまだ死にたくないー」と弱弱しい声が返ってきました。かなり衰弱されているようで心配になりましたが寄る年波には我々も勝てなくなっているのでしょう。

大将は奈良への帰宅であり一宮JCTでお別れ。手前の関SAで軽食とガソリン休憩をしてさよならとなりました。


一宮JCTからは寂しく一人旅となりましたが道は空いており21時半前には帰宅となりました。大将も無事に帰宅されたようでありお互いの無事を確認して一安心です。
因みに大将は翌日から徳之島出張という相変わらずの強行軍。


touring、登頂備忘録と言いながら相変わらずpoorなレポートでしたが久々のロングツーリングになりました。
昔は出雲や信州往復1000kmツーリングをしておりましたがやっぱりしんどい。これくらいでも限界です。今回の走行距離は621kmでした。


 

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