2020年11月5日木曜日

【秋田遠征備忘録 その2】 20'11/3-4

11/4 2日目。

天気予報が万に一つでも晴なら7時に朝食をとり7時半出発と思いましたが予報は変わらず雨でしたので朝食を8時にお願いして寝ておりました。7時前に自然に目が覚めます。
窓の外をまず見てみると・・・。雪っ!!!

鉛色の空と雪が舞っている景色を見ると心が折れそうになります。秋田まで来てなんやねんと言いそうになりましたが田沢湖温泉で初冠雪との事。



朝食を摂り9時前の出発と設定しますがどうしたものか。
せっかくの冠雪なんだから薄っすら雪景色となった仙谷峠を駆ける秋田新幹線もありかもしれないと気持ちを切り替えます。
宿の方に仙谷峠も積もっていますかねと聞きましたが微妙との事。まあ取り敢えず行ってみよう。

が、やっぱりジモティーの方の意見は正しい。田沢湖温泉郷から下りていくと普通の大雨状態。雪景色は標高の高い田沢湖高原の辺りより上で下は大雨。
やっぱりなんやねんと毒づいてしまいます(苦笑)



これで仙谷峠への未練は断ち切れました。気持ちは150%秋田臨海鉄道です。
仙北市から臨海鉄道の秋田港駅をまず目指しますが距離にして100km弱で時間も2時間弱かかります。秋田港駅を12時発車の23レから押さえたいので余裕を持って準備できそう。

11時には秋田港駅に到着し駅周辺を散策します。
秋田市も絶賛ドン曇りの雨というまあ秋田らしい天気と言えばそうかもしれません。
旅をする事で心の支えになっていると言いましたが正直東北のこのどんよりとした天気で気持ちが鬱々となりメンタルやられそう。
より孤独感が強くなりど平日に秋田の地で貨物を見学している自分はいったい全体・・・と思わず思ってしまう。
とか思いながらもここまでやってきたかという達成感の方が勝っているので気持ちを切り替え周囲を散策。



24系客車が数年間野ざらし放置で痛々しい姿で佇んでいます。廃車のDD56やDE11もずっと置かれたままの模様で痛々しい。




23レは国道7号と並走している区間のストレートで撮影すると決めていますがこの日はDE10-1251号機がコキ9両を引き連れる事を確認。



11時半を回ったので秋田港駅を発ち国道7号を進み線路際で準備に取り掛かります。水曜日という平日でしたが学生風の若者2名が合流して計3名で通過を待ちますがコロコロ天気が変わる事。
曇り→雨→霰交じりの雨となりフードを被り待つのみ。短い汽笛が聞こえたらすぐに近くの踏切が鳴り出し霰交じりの中、真打登場。
携帯動画も欲張って手持ちで撮影しつつシャッターも切るという二兎追い。

23レ DE10-1251号機+コキ9B 秋田臨海鉄道 秋田港-向浜




さて、返しの24レは向浜13時55分発なので約2時間近く時間があります。
雨霰の中ですが取り敢えず向浜へ向かいますが編成撮りだと松林の中を走る姿に限られ秋田って感じがしません。早々に向浜から引き揚げて一旦秋田港駅まで戻ってトイレ休憩にします。

道の駅あきた港で少し時間を潰してみようと散策してみますがTHEハコモノ行政の塊のような施設。平日という事を差し引いてもさびれていてもの寂しさに溢れています。



建物は3部構成となっていますがセリオンプラザはがらんとした会議施設っぽい。
セリオンリスタの1階ではたい焼きか何かを店主が暇そうに売っている。その前の壁に金足農業の吉田選手の記事やらサインやらが・・・。
なになに、セリオンタワー3階に初サインがあるようで無料で見れると。



過去は有料だったのでしょうか。無料とありますので取り敢えず登ってみよう。
秋田に来てなんだか取り敢えずって感じがやたら多いけど気にしない。エレベータホールもがらんとしていて寂しい感じ。



3.4.5階とあるけど5階は地上100m。高い5階です。
予想をしていましたが展望台は人っ子一人おらんくて寂しい。
追い打ちをかけるように映画TOPGUNで流れていたTake My Breath Awayのメロディーが流れてもの悲しさが増し増しで余計に寂しい気持ちになってしまう。



まだ返しの24レの撮影が待っているのでタワーで凍え死ぬわけにはいかんので吉田選手のサインを取り敢えず見に行こう。



空をバックに撮るのがコツとあります。
が、敢えて秋田臨海鉄道を撮りに来たのですが秋田らしさを強調する意味でも小生は秋田港駅をバックに撮影!




うん。良い感じ。
で、吉田選手は確か日本ハムに入団しましたがその後どうなんでしょうか。斎藤佑樹がクビになっていないのが謎ですがハムを食べて頑張って欲しい。
サインも見終わったので展望ホールを散策してみますがNHK教育テレビの「はにわ君」のパクりかと思わせるようなポスターやセブンティーンが来ましたとかのポスターが。

なんだかんだ突っ込みますが展望室の各々の角には椅子が二つ並べられていてカップルで来て夜景をゆっくりと楽しめるようにしてくれているのでしょう。
ある意味手作り感があり温かみのある優しい施設に思えます。京都でデートをしようと思ってもこんな無料で入れて椅子まで用意してくれているタワーはない(笑)




セブンティーンって有名なのか?って思っている時点で世間の流れについていけていないのでしょうか。
秋田臨海鉄道から脱線してしまいましたが下に降りて何処で撮るかを思案。やっぱり秋田港と言えば凍えるとか言っていましたがセリオンタワーと絡めて撮りましょう。

雨風が強く車を線路わきに停める事が出来てタワーとも絡めて撮れる湾岸通りの踏切に決定。
そうと決まれば移動して車中で雨風を凌いで待ちますが秋田港到着は14時13分でありまだまだ余裕がある。



余裕をぶっこいていたら14時4分には踏切が鳴り出します。予定よりだいぶ早いなと慌てましたが事前に画角は作っていたのでここでも手持ちiphone動画との二兎追い。雨が止んでいたのがせめてもの救い。
今回の旅は天気が良くないとわかっていたのでレンズ交換が手間と考えお手軽28-300mmレンズで来ていたのでセリオンタワーの先端が切れてしまった。
返しのコキは9両ではなく6両に短縮されています。

24レ DE10-1251号機+コキ6B



この後は秋田港駅でのヤード入換作業を見学です。

つづく


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