2020年11月6日金曜日

【秋田遠征備忘録 その3最終回】 20'11/3-4

秋田遠征備忘録も最終回。
最終回は延々とヤードの入換シーンの写真ばかりが続きます。
鉄に興味のない人からしたらこんなの見ていて楽しいのかと思われるかもしれません。

当たり前の事ですが世の中、色々な人のおかげで成り立っています。
一つ一つの歯車が欠けたら上手く回らない。それを維持し続けている人たちがいる。
空港のグランドハンドリングしかり貨物の入換しかり。表には出てくる事はあまりないかもしれませんが仕事ぶりを見ていたらいつも胸が熱くなります。

家業がなければ運輸港湾空港関係で働きたかったという思いがあったから余計にそう思うのかもしれません。

24レとして秋田港駅に到着したDE10-1251号機。
踏切から駅に向かうとちょうど入換作業が始まったところっぽい。
秋田臨海鉄道が廃止されるからでしょうか。職員の方かマスコミ関係かわかりませんが動画や写真を撮られています。入換作業中の職員の方に軽く会釈し当方も見学です。


手前に留置されていた向浜からの到着便。


ここから曳いてはヤードに押し戻すを繰り返します。
ポイントの切り替えを手作業で行い必ず指差し呼称と確認。当たり前の事をきっちりとやり切っている真剣な姿を見るとやはり胸が熱くなる。


数回の入換作業を行い最後はDD56横にいったん留置されJRFのDE10が登場し954レの編成作業。


954レ DE10-1197号機+コキ


954レが土崎駅に向けて15時過ぎに出発したら最後の入換。
再び1152号機による牽引でヤード外に出て出発線に押し込まれます。


最後の仕上げで出発線に留置が完了すると1251号機は切り離されコキだけに。


1251号機は単機となりヤードの奥へ消えていきました。
初の訪問でありこれからまた何かあるのかと思っていましたが遠くの方から声が聞こえます。
声がする方を見てみると作業員の方がこちらに「今日はもう全て終了でーす」と叫んでくれていました。
敷地外から邪魔にならないようにと見続けていましたが作業の人からしたら邪魔以外の何物でもなくておかしくないはずです。それでもこうして親切に教えていただけた事に感謝。
「ありがとうございましたー!」とこちらも思わず叫んで深々と頭を下げて御礼をします。

曇天の秋田で雨が降ったりやんだり。鉛色の空と巨大な風力発電をバックに広がる荒涼としたヤードで物悲しかった気持ちも大きかったですが最後の最後に物凄い温かみを感じた。



そういや入換作業を見学している時に徳之島出張・僻地医療で奮闘しているはずの大将からlineが。開けてみたら・・・。
ウミガメと一緒にダイビングしているというパラダイスな動画が・・・。

方や秋田で一人孤独に悪天候の中貨物を追いかけている自分はいったい全体・・・というギャップに苦しみましたが最後の作業員の方の一言でそんな気持ちが吹き飛んだのも事実。
どんな形であれ旅は良いもの。

正直ミーハーな葬式鉄ですが秋田まで来て良かった。
秋田臨海鉄道の歴史はwiki程度の事しか知りませんが長年秋田の工業地帯を支えてきた縁の下の力持ちであった事は揺るぎません。
絡んでいた訳ではないけど一つの歴史が終わると思うと切ないですね。さようなら秋田臨海鉄道。3月までの平日にまた来ることがあるのだろうか。
そう思うとまた初めて訪れた地に戻り一緒に記念撮影。


ヤードの入換をみっちり見学したら時刻は15時30分。
25レの出発が15時40分ですが今日は全て終わりと言われていた通りウヤ。
帰りは秋田空港18時10分発のANA1656便ですからこれにて秋田遠征は終了です。のんびり余裕をもって空港へ向かいます。

今回の旅も一人旅で秋田の天気で孤独感に襲われメンタルがやられそうになりました。
秋田美人に巡り合えるかと期待もちょっぴりしていましたがやっぱり線路際では出会いはありませんでした。

2年前と同様のオチですが最後の最後、空港で秋田美人に会えました(苦笑)


周囲からは独身貴族を満喫しているだとか毎日楽しそうとも言われます。
が、曇天の秋田を旅して思った事。
今回の旅で一番気持ちの良かった空は伊丹空港の空。そして・・・独身貴族と言われるが独身孤独・・・。

最後はおやじ感満載なオチになりましたが秋田遠征備忘録は終了。
次は何処の地を訪ねましょうか。


つづく




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