2024年1月28日日曜日

【惜別 根室本線探訪備忘録再び その1】 24'1/25-27

秋に訪ねていた根室本線
天気に恵まれず不完全燃焼に終わり廃線まで残す所あと2ヶ月もありません。
雪景色の根室本線を訪ねてみようと思い立ち何故か1月に有給を申請して行ってきましたもう一度。



このくだらない備忘録を何度も読まれている常連さんならこのトップ画像を見たらオチはもうお分かりかと存じます。


day1
24日から今季最強寒波が到来しているようですが出発地の関西は気持ちの良い青空が広がっています。今回はゆとりをもって2泊3日の行程を組みましたので欲張って宗谷本線のラッセル列車にも会いに行こうと画策。いつもなら新千歳からレンタカーで大移動をしていましたが今回も新千歳からの大移動はしんどい。かといって前回の根室本線探訪の時のように帯広空港からだと宗谷本線は遠い。という訳で今回は旭川空港をチョイスしましたが悲しいかな伊丹からの直行便はなく羽田乗り継ぎになります。
08時30分発のJL106便は定刻に出発。最近のマイブームとなっていた捻りの撮影地として有名な昆陽池を眼下に見ながら左旋回し上昇を続けます。



大阪は気持ちの良い冬晴。出発地が晴の時って目的地の天気はイマイチな事が多く先が思いやられる。寒波の影響で三重や中部国際空港セントレアにも積雪を認めていましたが天気は航路上良好で駿河湾上空にさしかかりましたが富士山もくっきりと。A席を指定するのは富士山を見るためのようなものでしたがここまではっきりクリアに見えたのは何気に初めてかもしれません。



あっという間にファイナルアプローチで三浦半島から左旋回してA滑走路に向かいますが着陸するまでの間も三浦半島と相模湾の奥に富士山と観賞し続けます。



羽田空港に到着しましたが乗り継ぎ便は10時45分発のJL553便であり1時間以上の間がありラウンジで時間を潰しますがA滑走路が眼前に広がっているのでカウンターから飛行機を眺める事が出来ます。



さて、羽田便も旭川便もB6でしたが羽田も定時に出発しC滑走路から離陸していきましたが眼下には東京砂漠が広がっていました。経由地の東京も晴れ過ぎており先がますます思いやられます。



関東平野はピーカンだったけど北上するにつれて雲が多くなり眼下は真っ白。真っ白であり津軽海峡、いつ越えた?って感じでいつの間にか北海道入りしていたけど旭川空港には真っ白な中、着陸。



天気が悪くてもこれはこれで冬の北海道らしくて良いじゃないかと言い聞かせながら今回のレンタカー、ニッポンレンタカーまで徒歩で向かいますが「あさっぴー」が出迎えてくれた。こんな雪国にありながら就航率は99%らしい。恐るべし旭川空港。



時刻は13時。初日は根室本線だけの撮影で東鹿越15時12分発の2482Dからであり時間にも余裕があります。暴風雪で荒れている旭川から富良野、南富良野方面に移動しますが人っ気もなくこんな天気の中孤独に移動しているとメンタルがやられそう。



1時間半ほどで金山-東鹿越にかかる空知川鉄橋の有名スポットに到着したけど誰もおらん。というか雪が綺麗に積もったままで誰もこの地で本日撮影したという形跡が全くない。天気も悪いしそこまで皆さん元気がないのかと思いながらも貸し切り状態だからウキウキしながら誰に気兼ねする事もなく気楽に三脚をセットします。



が、15時20分を過ぎても列車がやってこん。信号を見ても下りの信号が開いたままになっていて上り列車がやってくる気配は皆無。なにかがおかしい・・・。
本能がそう感じ取ります。秋に来た時は鹿との衝突でダイヤが乱れまくっていたからそんな関係かと思いながらYAHOO!乗換案内をチェックしてみたら・・・。



朝の5時から運休はわかり切っていた事やがな。なんと京都を発つ前から今日の根室本線はお休みでしたがそれに気づかずのこのこと向かっていたという間抜けっぷりで。本能全くもって機能しとらん。そら始発から運休していたら誰も撮りに来んわと毒づきながらやる事がなくなったので宿に向かいます。
この日も前回同様、東鹿越駅から数分のフェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野ですがご飯は完全セルフなので近くのセコマで酒と食料を買い込んで16時台からボッチ飲み。




やっぱりセコマは良い。エコという言葉を隠れ蓑にレジ袋有料化が大半の店だけどセコマは黙って普通にレジ袋に商品を入れてくれてHOT CHEFの美味しい料理もある。だから北海道に来たらセコマにしか行きません。レジ袋有料化ってエコというより便乗値上げにしか正直思えん。
普段ならビール1本で沈没ですがあまりにもやる事がないのでホテル内の売店で北海道産のサワーを追加で買ったりして無理やり沈没したくなっている自分がおりましたがやはり空しい。一人飲みだと時間を潰すのも苦痛でついつい携帯をいじってしまう。何気に再び乗換案内を見てみたら・・・。



おい。飲みだしてから平常運転に戻っとるがな。当初は17時台、20時台の列車を東鹿越と金山でバルブする予定だったけど飲酒運転になるから行けんくなってもた。無駄に早い時間からボッチ飲みを無理にしたが為に夜の部を無駄にしてしまった愚かさに自己嫌悪。いよいよもう寝るしかないと19時に床についたけど21時過ぎには目覚めてそこから1時まで眠れずという悪循環に陥り自己嫌悪に塗れた初日となりました。やっぱ生活のリズムって大事です。

明日2日目は午前は根室本線、午後からは宗谷本線に移動して特急とラッセルをと思いましたが本家本元のJR北海道の列車情報を見てみると・・・。



特急全滅。ひでさんからは「特急大雪」なのに大雪で運休になるんですねとうまい突っ込みをいただきましたが天候ばかりはどうしようもありません。難しい判断とはなりますが今回の大規模運休に対しては道民からも驚きの声があったようで11cm程度の降雪でこんだけ運休ってどうなってるの?って北海道新聞の記事がありましたが結果論でもあり難しいですね。

A:旭川空港
B:東鹿越-金山
C:お宿


その2につづく


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