day2
1時まで悶々としていたけどいつの間にか寝落ちして05時30分のアラームの音で目覚めます。
2日目は東鹿越06時36分の始発列車2474Dからスタートです。その送り込みから撮影となると06時20分くらいには現地に到着しておきたい所であり6時に宿を出ます。
回2473D 根室本線 金山-東鹿越
北の大地の朝は早い。真っ暗な中、至る所で除雪車がうなりをあげて除雪作業を行っています。北の大地の人は逞しく強いと本当に思ってしまう。夏は暑く冬は極寒でこうして除雪作業を毎日しているという姿に畏敬の念を持たざる得ない。
平日金曜日で天気も悪いからほぼ貸し切り状態だろうと余裕をぶっこいていたけど甘かった。昨日は誰もいなかった所に既に縦列駐車が出来上がっていて完全に出遅れた。
着いたと同時に列車接近音が鳴り響いており手持ちで隙間から撮影しますが列車からの明かりが雪に映えていて美しい。夜明け前の深々とした雰囲気の中をキハ40が雪煙を巻き上げながらかけていく姿には得も言われぬ雰囲気があると思います。回2473Dを見送ったら折り返してやってくる2474Dを待ちますがだいぶ明るくなり送り込みの時のような雰囲気はなくなっています。列車も北海道カラーの白ではなく復刻版の鼠色だから余計に暗く見えますが着氷している車体が北の大地という雰囲気と相まって素敵だと思います。
2474D
天気が良ければ芦別岳バックの下金山カーブに移動していますがこの日も山は雲の中であり金山駅で駅名と共に撮影すべく金山駅まで移動します。
果たして乗降客ってどれだけいるんだろうかという駅ばかりですがこうしてホームは整えられ除雪機もありました。何度も同じ話になりますがJR北海道が鉄道事業で黒にするなんて不可なのは民営化以前からわかり切っていた事のはず。問題は黒か赤かという損得勘定だけでなく大局的見地が必要ではないでしょうか。台風災害、赤字だから廃線にしたけど幹線である根室本線を一度廃止したら二度と戻せなくなる。仮に石勝線が不通になった時の代替路線として国が支えてやるもんではないでしょうか。なんでもかんでも全て民営なんて無理に決まっています。郵便事業にしても同様であり民営ばかりがいいものでなくインフラ公共交通機関関係は国がしっかりと下支えしてなんぼだと思う。そこに民間の知恵が融合して赤を少なくしつつ最低限の質を担保したら良いのです。が、結局親方日の丸がバックに居たら潰れる事はないと甘えが生じて問題にもなるというのも周知の事であり難しいもんですが個人個人が自分がされて嫌な事はしないという基本的事項を意識したら会社なり組織なりはそれなにいい方向に向かうはずと思うけどこれからどうしたら良いのでしょう。かく言う自分自身も矛盾の塊である事は自覚しており考えれば考えるほど悶々としてきた。
寒い中、そんな事を悶々と考えていたら下り列車がやってきました。
2471D 根室本線 金山駅
空もだいぶ明るくなってきた駅にJR北海道色のキハ40が滑り込んで来ました。昔は1両編成のキハなんて撮る気にもなりませんでしたが最近は哀愁漂うこの雰囲気が好きになり歳を取った裏返しでしょうか。勿論乗降客は0人であった金山駅での撮影を終えたら東鹿越駅で折り返しになる2478Dに会いに行きます。
2478D 根室本線 東鹿越駅
雪の中の東鹿越駅で佇むキハ40もまた味があります。金山駅で見た限り数人乗っていたけど皆葬式鉄のよう。駅でうろついていた鉄ちゃんに聞いたらまた折り返し乗って帰るのだとか。2月か3月にもう一度来れる日があれば自分も乗り鉄したいと思うけど叶わぬ夢でしょう。最後のお別れは再び空知川鉄橋。撮影地を変えようとも思いましたが根室本線とわかる場所でと思いこの地で最後の撮影を〆ました。
2478D
ここから北に向かい宗谷本線に午後は転戦し旭川13時35分発の特急サロベツ1号からを予定していましたが特急は全休であり永山駅14時45分発の排雪列車、雪351レからのスタートになり時間的には余裕があります。
南富良野から旭川にかけてはラベンダー畑やジャガイモ畑で有名な富良野や美瑛の丘がありますが夏の景色と違いすぎて以前に来たはずですが全く見当もつかず。ただ深山峠なる地点は展望台で記念撮影をした記憶がかすかに残っており通り道でもある事から立ち寄ってみます。
2015年7月8日に訪ねていたようですが春か夏にまた訪れてみたくなってしまった。touringで来た時は時間に追われて移動ばかりでしたが富良野や美瑛に腰を据えて巡ってみたい。Google Mapを見ていてもセブンスターの木とかクリスマスツリーの木とか色々観光名所っぽいところが一杯あります。いずれも通り道のすぐ脇にありクリスマスツリーの木なる地点にも立ち寄ってみます。ナビを頼りに道なりに進んでいったけどその地点手前には渋滞が出来てあたりには人の列が出現しているではありませんか。
観光バスが脇道にも何台も停まってアジア人らしく集団が次々にやってきてポーズを撮って撮りまくっている。
平日金曜日で天気も悪いからほぼ貸し切り状態だろうと余裕をぶっこいていたけど甘かった。昨日は誰もいなかった所に既に縦列駐車が出来上がっていて完全に出遅れた。
着いたと同時に列車接近音が鳴り響いており手持ちで隙間から撮影しますが列車からの明かりが雪に映えていて美しい。夜明け前の深々とした雰囲気の中をキハ40が雪煙を巻き上げながらかけていく姿には得も言われぬ雰囲気があると思います。回2473Dを見送ったら折り返してやってくる2474Dを待ちますがだいぶ明るくなり送り込みの時のような雰囲気はなくなっています。列車も北海道カラーの白ではなく復刻版の鼠色だから余計に暗く見えますが着氷している車体が北の大地という雰囲気と相まって素敵だと思います。
2474D
天気が良ければ芦別岳バックの下金山カーブに移動していますがこの日も山は雲の中であり金山駅で駅名と共に撮影すべく金山駅まで移動します。
果たして乗降客ってどれだけいるんだろうかという駅ばかりですがこうしてホームは整えられ除雪機もありました。何度も同じ話になりますがJR北海道が鉄道事業で黒にするなんて不可なのは民営化以前からわかり切っていた事のはず。問題は黒か赤かという損得勘定だけでなく大局的見地が必要ではないでしょうか。台風災害、赤字だから廃線にしたけど幹線である根室本線を一度廃止したら二度と戻せなくなる。仮に石勝線が不通になった時の代替路線として国が支えてやるもんではないでしょうか。なんでもかんでも全て民営なんて無理に決まっています。郵便事業にしても同様であり民営ばかりがいいものでなくインフラ公共交通機関関係は国がしっかりと下支えしてなんぼだと思う。そこに民間の知恵が融合して赤を少なくしつつ最低限の質を担保したら良いのです。が、結局親方日の丸がバックに居たら潰れる事はないと甘えが生じて問題にもなるというのも周知の事であり難しいもんですが個人個人が自分がされて嫌な事はしないという基本的事項を意識したら会社なり組織なりはそれなにいい方向に向かうはずと思うけどこれからどうしたら良いのでしょう。かく言う自分自身も矛盾の塊である事は自覚しており考えれば考えるほど悶々としてきた。
寒い中、そんな事を悶々と考えていたら下り列車がやってきました。
2471D 根室本線 金山駅
空もだいぶ明るくなってきた駅にJR北海道色のキハ40が滑り込んで来ました。昔は1両編成のキハなんて撮る気にもなりませんでしたが最近は哀愁漂うこの雰囲気が好きになり歳を取った裏返しでしょうか。勿論乗降客は0人であった金山駅での撮影を終えたら東鹿越駅で折り返しになる2478Dに会いに行きます。
2478D 根室本線 東鹿越駅
雪の中の東鹿越駅で佇むキハ40もまた味があります。金山駅で見た限り数人乗っていたけど皆葬式鉄のよう。駅でうろついていた鉄ちゃんに聞いたらまた折り返し乗って帰るのだとか。2月か3月にもう一度来れる日があれば自分も乗り鉄したいと思うけど叶わぬ夢でしょう。最後のお別れは再び空知川鉄橋。撮影地を変えようとも思いましたが根室本線とわかる場所でと思いこの地で最後の撮影を〆ました。
2478D
ここから北に向かい宗谷本線に午後は転戦し旭川13時35分発の特急サロベツ1号からを予定していましたが特急は全休であり永山駅14時45分発の排雪列車、雪351レからのスタートになり時間的には余裕があります。
南富良野から旭川にかけてはラベンダー畑やジャガイモ畑で有名な富良野や美瑛の丘がありますが夏の景色と違いすぎて以前に来たはずですが全く見当もつかず。ただ深山峠なる地点は展望台で記念撮影をした記憶がかすかに残っており通り道でもある事から立ち寄ってみます。
2015年7月8日に訪ねていたようですが春か夏にまた訪れてみたくなってしまった。touringで来た時は時間に追われて移動ばかりでしたが富良野や美瑛に腰を据えて巡ってみたい。Google Mapを見ていてもセブンスターの木とかクリスマスツリーの木とか色々観光名所っぽいところが一杯あります。いずれも通り道のすぐ脇にありクリスマスツリーの木なる地点にも立ち寄ってみます。ナビを頼りに道なりに進んでいったけどその地点手前には渋滞が出来てあたりには人の列が出現しているではありませんか。
観光バスが脇道にも何台も停まってアジア人らしく集団が次々にやってきてポーズを撮って撮りまくっている。
ちなみにこの子がクリスマスツリーの木らしい・・・。
来る前から薄々わかっていたけど普通のクリスマスツリーっぽい木。天気がイマイチなので余計に映えて見えていないだけかもしれないけどこの木だけの為にツアーでやってくる人たちの心理とは。個人タクシーをチャーターしてやってきている中国人達もいたけど世の中何が流行るかさっぱりわからん。1枚撮ったら即撤収して旭川市内を目指します。ちょうどお昼時だったので市内の何処かで食べようと思いましたが行ってみたいと思っていた「美珍楼」さんまで。郊外は車も少なく空き空きだけど旭川市は流石に札幌に次ぐ都市であり中心部はかなり交通量も多くのろのろ運転。そして普通にお店もたくさんあり都会という感じ。そんな都会のショッピングセンターのフードコートっぽい所にお店はありました。
さて、お店の口コミには賛否両論色々書かれていますが正直、Googleとかネットの口コミは誹謗中傷系も多く自分の職場的には百害でしかありません。気に入らない事があればすぐに星1つを付けられ、挙句あり得ない架空の出来事を書き込まれる事も多々あり困ったもんです。飲食店に関しても食べログでは批判的レビューは削除され良い口コミばかりになる等、顔が見えない匿名のレビュアーの情報を鵜呑みにしてはいけないと思います。ネットで匿名で批判的内容は書くべきではないと思い大抵の事は書いていませんが今回は自身の経験談としてなかなか貴重な体験をしたので簡単に。
お店に立ち入ったけどまったく相手にされないのですいませーんとおばちゃんに声を掛けたらその時点で怒られ、何の用なのとけんか腰。いや、何処に座っても良いですかと聞いたらどこでもいいじゃないとけんか腰。ラーメン焼き飯セット780円を注文したけどめっちゃめんどくさそう。前金制なのでお釣りが4500円になるように5280円を渡したけどお釣りが4300円。おいおいちょっと待って。あまりにも普通に渡されたからこっちの計算間違いかと思わず電卓をたたいたけど間違っている。お釣り、間違えていますよと声をかけたけど何言ってんのと居直られる。いやいや、4500円になるように5280円渡しましたよと言っても80円しかもらってないよと言い張る。いやいや、100円玉分けてレジに入れてたやんと突っ込みたくなったけど引き下がらずにあなたの勘違いですよと言い続けたら首をかしげながら4500円を渡してくれた。口コミには塩対応があっさりしていて良かったとか書かれていたけど塩を通り越している。もらったもらってないの水掛け論になるのがまたしんどかったけどこういう時ってどっちかが折れるしかないんですよね。
味付けもかなり塩っ濃くてある意味思い出深い心身に沁みた昼食となりました。でもみんな常連さんなんでしょうか。「御馳走様でした」と言っても見向きもされないけど皆、御馳走様でしたと丁寧に言いながら帰って行かれていました。勿論自分も腸が煮えくり返っていたけど最後はちゃんと御馳走様でしたと言って店を出ましたが勿論反応はありませんでした。
天気も相変わらず曇りと雪、そして旅先での人間関係にも苦悩しながら旭川中心部から宗谷本線の撮影地、永山-比布への移動を続けます。
その3につづく
来る前から薄々わかっていたけど普通のクリスマスツリーっぽい木。天気がイマイチなので余計に映えて見えていないだけかもしれないけどこの木だけの為にツアーでやってくる人たちの心理とは。個人タクシーをチャーターしてやってきている中国人達もいたけど世の中何が流行るかさっぱりわからん。1枚撮ったら即撤収して旭川市内を目指します。ちょうどお昼時だったので市内の何処かで食べようと思いましたが行ってみたいと思っていた「美珍楼」さんまで。郊外は車も少なく空き空きだけど旭川市は流石に札幌に次ぐ都市であり中心部はかなり交通量も多くのろのろ運転。そして普通にお店もたくさんあり都会という感じ。そんな都会のショッピングセンターのフードコートっぽい所にお店はありました。
さて、お店の口コミには賛否両論色々書かれていますが正直、Googleとかネットの口コミは誹謗中傷系も多く自分の職場的には百害でしかありません。気に入らない事があればすぐに星1つを付けられ、挙句あり得ない架空の出来事を書き込まれる事も多々あり困ったもんです。飲食店に関しても食べログでは批判的レビューは削除され良い口コミばかりになる等、顔が見えない匿名のレビュアーの情報を鵜呑みにしてはいけないと思います。ネットで匿名で批判的内容は書くべきではないと思い大抵の事は書いていませんが今回は自身の経験談としてなかなか貴重な体験をしたので簡単に。
お店に立ち入ったけどまったく相手にされないのですいませーんとおばちゃんに声を掛けたらその時点で怒られ、何の用なのとけんか腰。いや、何処に座っても良いですかと聞いたらどこでもいいじゃないとけんか腰。ラーメン焼き飯セット780円を注文したけどめっちゃめんどくさそう。前金制なのでお釣りが4500円になるように5280円を渡したけどお釣りが4300円。おいおいちょっと待って。あまりにも普通に渡されたからこっちの計算間違いかと思わず電卓をたたいたけど間違っている。お釣り、間違えていますよと声をかけたけど何言ってんのと居直られる。いやいや、4500円になるように5280円渡しましたよと言っても80円しかもらってないよと言い張る。いやいや、100円玉分けてレジに入れてたやんと突っ込みたくなったけど引き下がらずにあなたの勘違いですよと言い続けたら首をかしげながら4500円を渡してくれた。口コミには塩対応があっさりしていて良かったとか書かれていたけど塩を通り越している。もらったもらってないの水掛け論になるのがまたしんどかったけどこういう時ってどっちかが折れるしかないんですよね。
味付けもかなり塩っ濃くてある意味思い出深い心身に沁みた昼食となりました。でもみんな常連さんなんでしょうか。「御馳走様でした」と言っても見向きもされないけど皆、御馳走様でしたと丁寧に言いながら帰って行かれていました。勿論自分も腸が煮えくり返っていたけど最後はちゃんと御馳走様でしたと言って店を出ましたが勿論反応はありませんでした。
天気も相変わらず曇りと雪、そして旅先での人間関係にも苦悩しながら旭川中心部から宗谷本線の撮影地、永山-比布への移動を続けます。
その3につづく
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