2023年4月18日火曜日

【サンライズ瀬戸乗車としまなみ海道探訪備忘録 その1】 23'4/15-17

その1

乗り鉄になりつつあるひでさんは4月14-16日に会合があり東京出張だそうな。
幸運な?事に彼は14日金曜日の午前のポスター発表という割り振りで金曜午前の発表後に会場を飛び出すそうな。寝台特急サンライズに乗りたい病に罹っている彼ですが3月末の出雲遠征の時は切符を取れず特急やくもが主役。ならば今回の出張期間中に切符が取れたらサンライズ出雲ではなくサンライズ瀬戸に乗車して四国に行ってみましょう。

自分は15日の仕事後に東京に行ってからの乗車なので4月15日土曜日発の列車を狙い3月15日に10時打ちを試みましたが個室は取れずノビノビ座席を2名分確保。内心東京駅を21時50分発で高松駅に07時27分着と約10時間雑魚寝ゾーンで過ごすのはキツイ。



4月15日土曜日

京都はずっと雨が降り続いてテンションが上がらないまま午前の仕事を終えて急ぎ最寄駅から阪急京都線→十三から宝塚線に乗り換え蛍池から大阪モノレールという最安コースで伊丹空港へ移動。12時30分に上がって14時30分のフライトなら余裕と思っていたけど京都線でダイヤ遅延が数分ですがあり、その数分で乗り継ぎが全て予定より1本後ろになってしまい保安検査場までモノレールから走りましたが締め切り2分前の滑り込み。なんで寝台特急に乗る為にわざわざ飛行機で東京まで行っているんだろうと自問自答してしまいますが飛行機代はeJALポイント使用で0円なので新幹線で行くよりも費用はかからん。京都の街も外人だらけですがJL120便も外人だらけ。

羽田に到着したけど東京も本降りの雨が降っておりますますテンションが上がらん。ひでさんとは新橋の飲み屋で17時に現地集合であり取り敢えずモノレールで浜松町まで行って山手線で行くのがわかりやすいと思っていたけど京急も都営三田線に乗り入れて新橋まで乗り換えなしでいける事を今更ながら知りました。



東京の鉄道網の発達は関西とは比べ物にならず羽田空港発→成田空港行という寝過ごしたら千葉の果てというとんでもない特快に乗車して新橋駅に着きましたが飛行機も遅延があり少し遅刻。旅の門出を祝して出だしからワイン、ビールと数杯飲んで一気に沈没モード。

せっかく京都から東京まで移動してそこからの四国旅行であるので「東京・江戸」を感じて旅立ちたいのが心情ってもの。早い夕食の後は寝台特急前の清めの儀式の銭湯を江戸時代から続いているという銀座の「金春湯」、銭湯は20時までなので出発までの残り時間は東京タワーを見ながら軽く一杯という事で汐留シティセンター41階にあるBar&Lounge MAJESTIC 汐留に行く事にします。



早々に沈没したので夕食はサクッと切り上げ、しとしとと雨が降り続く中、銀座をふらふら歩きながら金春湯を目指します。東京は華やかです。華やかだけど華やか過ぎて立ち入るなんて恐ろしいお店ばかりですねと話しながら歩いていましたが屁をこぎたくなった。いつも通り屁をしたつもりだったけどなんかケツが冷たい。一瞬雨のせいでケツが濡れたのかと錯覚したけどズボンは冷たくなくてパンツだけが冷たい。

旅の出だしにやってしまった。初日の出撮影の時は体調不良で脱糞したけど今回は体調も悪くなく酔っぱらっていたから脱糞したのでしょうか。便臭をさせながら旅行なんて死んでも嫌であり銀座近くに住んでいる身内に助けの電話をしてみたら今は京都に来ているというよもやの入れ違い。取り敢えずズボンを汚さないようにチーマーさんばりにハンケツに近い状態にズボンをずり降ろしてトイレで応急処置をして身を清めパンツは厳重に密封していざ金春湯へ。ひでさんにはパンツを捨てたらと言われたけど気合を入れておニューのパンツをはいて来ていたから捨てる事は出来ず公園で水洗いして持ち帰りです。



想像していた銭湯とはかけ離れていてビルの一角に江戸時代から続くという金春湯はありました。確かに一等地の銀座でアニメに出てくるような巨大な煙突がある和風建築の銭湯があるはずもない。こじんまりとした浴場でダメージを受けた心身を温め直し旅立ちを祝うべく汐留方面に移動します。雨はだいぶ小雨になってきましたが上を見上げたら高層ビルはみな霞んでいる。そんな高層ビルの41階にBar&Lounge MAJESTIC 汐留はありましたが霞んでいるビルの中からの景色も勿論霞んでいる。東京タワーを目の前に飲める場所として選んだけどドライアイスの中にいるような感じで視界悪し。



バーテンさんに東京タワーは何処ですかと聞いたら「あ、今足下だけ見えてますよ」みたいな感じで東京の夜景を堪能する事は出来ませんでした。
ドライアイスの中にいるくらいなら早めに東京駅に移動して東京駅観光をしましょうとなりカクテル1杯とミックスナッツで御馳走様して新橋駅に向かいます。



新橋駅は鉄道発祥の地でもあり熱いものを感じます。サンライズの乗車券を発券しようとするもJR東日本の機内にあるe5489ボタンからアクセスを試みるも発券できず。駅員に聞いたらJR東海の機械からしか発券出来ないと。東日本も東海も西日本のe5489ボタンがあるのになんて不便なんだと思いながら新橋駅から山手線に乗りいざ東京駅へ。



確かに東京駅にある東日本の機械では発券出来ませんでしたが東海の機械からはすんなり発券出来ました。東海の機械は八重洲口の東海道新幹線前にしかないので丸の内口と八重洲口を行ったり来たり。その間に原敬首相の暗殺現場や丸の内のドーム、ステーションホテルをふらふらと巡ります。





創建時の姿に復元された丸の内ドームはいつ来ても見上げてしまう美しさがあります。そして御存じの通り東京駅では歴代首相2名が襲われた地でもありその現場が記されています。丸の内南口には原敬首相、改番された8.9番ホーム下の新幹線乗り換え口付近には濱口雄幸首相の現場が記されていました。




そうこうしていたらサンライズの入線時刻が過ぎています。9番線に停車しているであろうサンライズ瀬戸に移動しますがその前に駅ナカで食料品を調達。酔っぱらって脱糞したけどせっかくの男旅でありラウンジで語る気満々。自分は新たに崎陽軒のチャーハン弁当とスイーツのフルーツサンドイッチ、ひでさんは鶏から200gとかとかを買い込んでいざ。





9番線に静かにたたずむ寝台列車がありましたがカラーリングは憧れのブルートレインではありません。行先を見ると高松・琴平とあります。
琴平まで延長運転を繁忙期とかに行っているようですが自分が乗る日がそうだとは気付かなんだ。確かにe5489でも琴平という行先が出ていたから延長運転日。琴平まで乗車したら寝台特急時間を1時間延長する事も出来ましたが当初の予定は四国最大の駅である高松駅で降りて琴電に乗り換えて琴平を目指すというプランでしたから予定通り高松下車を予定して乗り込みます。

その2につづく




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