2019年6月25日火曜日

【大分出張記+αで4075レ撮影記 その3最終回】 19'6/6-9

大分での宿は別府温泉は明礬温泉。

wikiによると別府温泉は市内数百ある温泉の総称のようでその中でも八湯(別府、明礬、鉄輪、堀田、観海寺、浜脇、柴石、亀川)を中心に数百の温泉が分布しているようで別府八湯と呼ばれるものがメジャーどころなのでしょうか。

今回の宿は別府市街から離れた場所にある明礬温泉をチョイスしましたが市街地に近すぎてもひなびた感が乏しそうなので山手の明礬。

晩御飯はタクシーで市街地に行って食べようと思っていましたが思いのほか遠くてやめ。
歩いて行ける距離にうどん屋さんはありましたが別府にきてうどんで晩飯っていうのも何か抵抗がありやめ。温泉三昧と割り切りチェックインを済ませたらコンビニまで単車で買い出しに出発。

ここでもいつもの貧乏症が発揮されカップ麺もセブンオリジナルの安い醤油ヌードルに落ち着きます。
お酒は奮発して2本購入。あとは温泉→食って飲んで→温泉という流れあるのみ。

別府はフェリー到着後の通過点で今まで宿泊した事はありません。
地獄めぐりとかで濁ったお湯は見ていましたが実際の入浴は初になります。
街全体に硫黄の香りが立ち込めていますが温泉も硫黄そのもので白濁したTHE温泉そのもの。

内湯、露天と一通り入浴の儀を済ませたら寂しい晩御飯タイム。
晩飯なしプランでコンビニご飯というのが今回の旅の一番の失敗。やはり寂しい・・・。

まずはジムビームで一人乾杯。
奮発してカップ麺用にミネラルウォーターを使用。



2本目のSTRONG酎ハイに行きつく前に沈没。
寝てばかりのフェリーでしたが長旅やロケハン立ちごけの危機等もあってか疲れがピークになり21時前には沈没していた模様。

翌日の天気予報は晴れ時々曇りなので期待が持てそうでしたが軒下を滴る水の音で目覚めます。

窓の外は明るいから温泉の音かとも思いましたがメッサ雨。
天気予報を確認してみますが別府市は変わらず晴れ時々曇りとなっています。
山手で天気がコロコロと変わるからでしょうか致し方ありません。

雨はしとしとと降り続いていますが朝風呂をしてチェックアウト。
あさイチで会場に向かいますがその前に少しだけ明礬温泉街を散策。

無形民俗文化財の湯の花小屋や地獄蒸しプリンで有名な岡本屋もすぐ山手にありました。
湯屋からの煙が至る所で立ち込めていています。





あさイチの会が終了したら出張モードは終了。帰りのフェリーまでは鉄モードにスイッチ。
4075レを3発撮影すべく別府湾俯瞰→乙津川鉄橋→市棚の築堤を予定します。

1発目の別府湾俯瞰の頃には雨もすっかり上がり青空も見えてきました。



10時前の通過ですので到着後手早くセッティング。

ちょうど九州色の415系が通過していきました。やはり良い天気の下、走っている姿の方が引き立ちます。



ここの撮影地は望遠なら別府市街と列車を切り取る事が可能。
クロップモード240mmで鶴見岳×別府市街×青いソニック883系も切り取ります。

やって来るまで距離があるので手持ち望遠で撮影してからでも十分三脚で画角を作る余裕があります。




前走りのソニックと普電を撮影したらいよいよ本番の4075レの登場を待ちます。
最近の4075レは青釜運用が続いておりこの日も503号機。

銀釜ではありませんが関西でも一時走っていた81-503号機が九州を元気に駆ける姿を見れたのも何かの縁でしょう。

4075レ EF81-503号機 日豊本線 東別府-西大分



本当は順光の下で白いソニック885系も撮影したかったのですが今回のメインは4075レ。
手早く撤収し西大分の停を追い越して鶴崎手前の乙津川築堤に先回りして待ち構えます。

時間的に余裕で三脚で構える時間はありますが望遠と引きで2カットを目論見手持ちで撮影。
九州は鉄が少ないと聞いていましたが確かに撮影者が全然いません。

銀釜ではないからかもしれませんが良い天気になってきた土曜日なのに別府湾俯瞰は0人で乙津川も1名しかおりませんでした。

4075レ 日豊本線 高城-鶴崎




鶴崎で2発目を仕留めた後は北延岡手前の市棚までの移動になります。

初めての訪問場所という事もあり高速を使用してワープ。佐伯-南延岡間は無料区間なのでそこまで費用もかかりません。大分宮川内ICから東九州自動車道に乗り宮崎県に入り北川ICで降りたら撮影地はすぐです。

築堤の上は草木が伸び放題で足元が隠れてしまいますが夏場なので仕方ありません。
ガーデニングセットもないのでこのままでセッティングを行い通過を待ちます。時刻表を見たら下りの列車は朝の7時台の1本のみで終了しています。下りのにちりんと上りのにちりんが走り去った後に4075レがゆっくりとカーブから姿を現します。

4075レ 日豊本線 市棚-北川



一応撮影は出来ましたが天気はいまいち。
もう少し早くやってきたら青空ももう少しあったのですが残念。

また宿題が残りました。弾丸フェリーで日帰り九州で追っかけ可能ですのでまた余裕がある週末があれば通ってみるのもありかもしれません。
これにて4075レの追っかけは終了。

不完全燃焼のまま帰りのフェリーに乗船する為に再度別府市へ戻る事になります。

さて、帰りをどうするか。
元々阿蘇、天草方面を予定していたので大分県内の下調べは0に近い。

宮崎まで南下しているのでどう北上するかですがせっかくなので海沿いを通って戻りたい。
山道は南丹とか京北とか京都市からお手軽に行ける良い道はあります。

Google mapを見ていたら佐伯市の空の公園に☆印をつけています。
いつつけたのか記憶にありませんが良い景色そうだから付けていたのでしょう。

とりあえず佐伯市は空の公園を目指して移動を開始します。北川ICから乗って蒲江ICで降ります。
小腹が空いてきたところで道の駅かまえがあったので立ち寄りここでもアジ絡みでアジの寿司を購入しランチタイム。お土産も少し購入し先へ進んでいきます。

出張と4075レというミッションは終了したので気楽に海沿いの道をのんびり走ります。
途中から山道に入りどんどん登っていくと空の公園に到着。



釣りバカ日誌19の撮影地でもあったそうな。
あと「幸せの鐘」なるものも横にありましたが鳴らしていません。

なんでも佐伯市恋ロードなるものでもあるようで。
だからというわけではありませんがカップルも来ていました。

楽しそうで良いなーと内心思いながら三脚をセッティングして一人で記念撮影を行います。

寂しさ増し増しですが良い天気と良い景色。心が洗われます。




この先に空の公園本体がありますがカップルを見てると寂しくなってきたので立ち去ります。

一人旅かっこいいねと話しかけてきた地元の3世代家族連れの皆様ありがとうございました。この旅で唯一のプライベートの会話だったような。うーん、やはり寂しい。

下道で再び佐賀関経由でのんびりと帰っても良かったのですが佐伯堅田ICから東九州自動車道に再び乗って大分ICまでワープ。少し早めに別府市内に戻り駅前観光でもと思いましたが駐輪場がないことないこと。何処にも停める事が出来ずに駅周辺をぐるぐるする羽目になり結局国道10号沿いにある地元のショッピングセンターゆめたうん別府に落ち着きます。

お土産も全然買っていない事に焦りましたが全てゆめたうん別府で解決。
大分県内の色々なお土産かちゃんとコーナーでありました。本当は地獄蒸しとかも買いたかったのですが賞味期限の事とかを考えて諦めます。あと、楽天とかでも買えるみたいですし。

お買い物も終わったら乗船前に夕食も済ませてしまいましょう。
ここでも大分出身の友人に教えてもらった「とよ常」とかではなく何故かモスバーガーをチョイス。

お連れさんがいたら一緒に食べて感動を分かち合えますがおひとり様で寂しいのでファストフード対応。
夕食も済ませてもまだまだ19時35分の出航まで時間があります。

復路のフェリーは別府-大阪南港航路のさんふらわあ こばると。
船齢も20年を超えて部屋の鍵もカード式ではなく船内案内所で鍵をもらうという古株です。



帰りの船室はおひとり様個室のスタンダード。
荷物を置いて帰りも出航シーンを見届ける事にします。

19時をまわると陽も落ちネオン点灯。さようなら別府。



ファンネルから黒煙があがりますがディーゼルの良い香り。
展望デッキにも煙が渦巻き定刻の19時35分に出航。ようこそ別府へのネオンが遠ざかっていきます。



鶴見岳を中央に左手に有名な杉乃井ホテルの灯りも見えます。
こうして見ると別府は坂の街。起伏に富んだ素敵な温泉街です。

どんどん遠くなる別府の夜景を見ながら展望デッキで過ごしていましたが往路同様寒くなり撤収。




船内で買い物や風呂をしようと思いましたがなんとパニアケースにお財布忘れ。
航行中は車両甲板は閉鎖されており無一文状態。お風呂の時もロッカーに鍵をかけるには100円玉が必要。

船員にお金を借りようかとも思いましたが無謀と考え風呂なし買い物なしで結局やる事ないので就寝。
フェリーでは寝てばかりです。

翌朝は船内放送もありませんでしたが6時前に自然に目覚めます。
ちょうど明石海峡大橋下を通過するところでしたので展望デッキに出てみるとうーん良い天気。

オレンジのファンネル×明石海峡大橋×小生という写真で今回の出張を〆ました。



大阪南港からは阪神高速→近畿道→第二京阪→阪神高速京都線で帰宅。
この日は京都選手権2日目でしたので再び龍谷大学体育館に出発です。

今回の出張での走行距離は540kmでした。






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