2022年7月30日土曜日

【鹿児島遠征備忘録 その4最終回 Kagoshima expedition memorandum Part4 Final episode】 22'7/22-24

桜島を眺めながら国道10号を南下したら鹿児島市街。

2日目の宿は鹿児島駅付近のゲストハウスでありチェックインを済ませてから市内に繰り出します。
路面電車が走っているところがまた素敵な街であり乗車して鹿児島中央駅まで向かいます。

I went south on National Highway No. 10 while looking at Sakurajima and I got to Kagoshima city.

I stayed at a guest house on day2, after checking in I went out to Kagoshima city.
There is a tram in Kagoshima city, so nice I used it to Kagoshima-Chuo station.



路面電車が走っていて素敵と言いながら正直疲労困憊で撮影する気力がなかった。
とりあえず鹿児島中央に20時22分に到着する日豊本線の415系を駅撮りしようと思い入場券を購入してホームに向かいます。
乗客を降ろし終えて折り返し21時06分発の都城行になりますがしばし扉を閉じてホーム上でおやすみ。因みにこいつが鹿児島から宮崎市方面の最終乗り継ぎ列車だそうな。



土曜日の21時前だけどホームには人がほとんどいなくて静かな雰囲気。京都駅に行ったら113系で同じお顔を拝見出来るけど白色に青帯というカラーリングの415系をのんびり眺めます。





鹿児島本線の折り返し、川内行の電車も入線してきたので並びを眺めて撤収。疲労困憊と空腹で晩御飯に移動します。鹿児島市と言えば天文館通が随一の繁華街として有名ですがあえて鹿児島中央付近でなにかお店がないかと物色していました。小さなお寿司屋さんを見つけたのでダメもとで電話をしてみたらお客さんいなかったら22時に店を閉めますがそれまでやっているので良いですよと言ってもらえたらので鹿児島中央駅から徒歩数分で「鮨ありま」さんへ。
御夫婦でやられているこじんまりとしたお店。大将が一人で切り盛りされているカウンターのみのお店とかは恐れて入る事はありませんでしたがせっかくの鹿児島ですから思い切って行ってみました。初めはお互いどんな客かどんな店主か伺う気配ですが酒と食事が進むと楽しいひと時。お任せで14貫くらい出してもらい黒伊佐とあらわざを一杯ずつ飲んで7000円也。鹿児島の飲食店に入ると氏名と連絡先を書かされて驚いたと言ったらなんでも県の通達らしい。そこまでしてどうやねんって改めてあほちゃうかと思ったけどお隣の宮崎に行っていた友人曰く宮崎ではそんなもの皆無だったよと。駅前で祭もあってやばい人混みやったとの事。県をまたいでこうも違うのかと呆れてしまった。
美味しく楽しく食べてお勘定を済ませたらタクシーで帰られますかと聞かれましたが路面電車なら170円で宿まで戻れるのでもちろんタクシーは使いません。
因みに今回の遠征は往復飛行機の費用は0円で済ませているので焼肉と鮨以外はカツカツに削りながらの遠征でした。

ゲストハウスに戻り就寝しますが午前の予定は決めきれず。何故なら下り列車の撮影地がこの付近では光線状態が逆光で皆無だから。やはり日豊本線の鹿児島エリアの撮影は厳しいと思いながらおやすみなさい。


3日目
とりあえず6時には起床してせっかくだから撮影に行こうと身支度を整え宿を出ます。3日目もメッサ晴れとる。仙厳園前の砂浜で浜辺と下り列車と思い行ってみたけど案の定逆光で撮るに堪えられない状況。朝靄も多くさらに条件が悪い。
という事でせっかくだから寺山公園からの俯瞰撮影に行ってみます。貴重な時間を仙厳園前で潰してしまい朝の下りの415系とキハを見逃してしまいましたがラストチャンスの都城発の6927Mを撮影する事が出来ました。
情報通り木が生い茂ってベストポジションは1名のみでしたが勿論誰もおらん。カップルが早朝散歩で来ていたくらいだった。



6927M 日豊本線 竜ヶ水-鹿児島



正直どこに電車がいるの?と言われても当然であり415系かどうかも正直わからん。レンズは24-70mmのままだったから余計であり、本来なら70-200mmに付け替えて撮影でしたが大きく海と桜島を入れたかったので付け替えず。白色の車体をカーブでくねらせながら走っている姿が少しでも伝わればそれで良しと言い聞かせます。かなり上からの撮影ですが真下を電車が駆ける時は音がしっかりと聞こえてきます。

さて、この後は4093レのリベンジで西方まで行くかどうかでしたが青色の変顔452号機との情報が上がっており西方行は消滅。こうなると気持ちはプッツンですので適当に415系を撮影して早めの飛行機で京都に戻る事にしました。
毎回同じ構図かつ逆光で撮影してもつまらん。鹿児島のテーマである錦江湾、桜島を絡めての415系が見たかった。空港への途中でもあり毎度おなじみ帖佐-錦江へ立ち寄ります。ここで国分行の上り2429Mをどかんと桜島と絡めて撮影。編成写真は昨日の朝に重富-姶良で撮影していたので少し趣向を変えてみます。
2429M 日豊本線 帖佐-錦江



ここにきて初めて70-200mmのレンズを使用。風景と絡めての撮影がメインなので24-70mmで正直事足りましたが最後の最後で頑張って持ってきて良かったと思った。じゃないとずっと重りを背負っていただけだから。因みにもう1本持ってきていた12-24mmは一度も使わず。
2429Mは08時37分頃の通過で帰りの便は鹿児島14時20分発のANA548便ですからまだまだ時間はあります。昨日は西方の移動で撮影出来なかった鹿児島中央行の6939Mを姶良-重富で撮影して今回の遠征を〆る事にします。帖佐-錦江から姶良-重富まで車で移動しますがまあしかし良い天気は必ず崩れるもので雲がどんどん湧いてきた。10時35分頃の通過まで2時間待ったけど結果はドン曇りでお蔵入りとなりました。

心は帰宅モードになり急いだら11時50分発のANA546便にも間に合いますがお昼はせっかくだから鹿児島ラーメンを食べて空港でゆっくり買い物をして予定通り548便で帰宅する事に。空港内の飲食店は高いから空港近くの「ラーメン峠」なるお店を目指したけど日曜定休という悲しいオチ。結局空港内で黒豚とんかつ定食を食べたけど1980円もかかってしもた。せっかくカリッと揚げたのにキャベツと一緒に皿の上に直置きだから衣がふやけとる。ひと手間かかるけど皿の上にとんかつ網を使って欲しいと思った。と、またネット上で愚痴ってしまいましたが鹿児島遠征は事故もなく終了しました。4093レの西方リベンジだけはこの夏中に行いたいので日帰りでまた訪ねようと思います。



A:鹿児島空港
I:帖佐-錦江
C:姶良-重富
E:広木-上伊集院
D:薩摩大川-西方
H:寺山公園

おしまい



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