2022年7月25日月曜日

【鹿児島遠征備忘録 その1 Kagoshima expedition memorandum Part1】 22'7/22-24

いつか西方で東シナ海をバックに走る4093レを撮影したいと思い続けていました。前回、鹿児島を訪れたのは2年前の11月。
ずっと九州には行きたいと思っていましたが415系も先行きがかなり怪しくなっており鹿児島への思いを抑えきれず急遽鹿児島遠征に行ってきました。

I've kept wanting to shoot the freight train(4093レ) running with the East China Sea in the background at Nishikata someday.
I visited Kagoshima pref. two years ago last time. I've always wanted to visit Kyusyu and the future of the 415 series train is doubtful, so I couldn't stop feeling for Kagoshima, I suddenly visited there.



レンタカーの営業終了が20時とか21時なので最終飛行機では間に合わないので午後を休んでJAL2415便で鹿児島へ向かいます。
職場から京都駅に移動し空港バスで伊丹空港まで。京都駅にはこちらも絶滅危惧種の113系と117系の並びがありました。
よくよく考えたら415系も113系もシルエットとかお顔は一緒。なんでそれでも鹿児島まで行くのかと言うとやはりカラーリングと風景でしょう。
ピーマンと揶揄されるJR西日本の113系と117系に対しての写欲がどうしても湧かん。
そういや空港リムジンバスの大阪空港交通は阪急グループの再編で阪急観光バスと改称されOKマークからHKマークに変わってしまっていた。

この日はひでさんも会合が仙台にあるから仙台に向かい百名山の一つである蔵王山に登ると言っていた。が、蔵王山の天気予報をチェックして快晴となっていたそうだが愛知県の蔵王山の天気予報を見ていたらしい。岩手の蔵王山は雨でとても登れる状況じゃないけど彼は登山靴を持って京都から新幹線に乗って向かっていたそうな。。。偏差値に例えたら自分の倍くらい賢い人だけどそういうぶっ飛んでいる所がまた凄い。

腹を抱えて職場で笑っていたけど自分もカメラ本体を自宅に忘れていた事に直前まで気付かず。カメラバックにレンズと着替えとかを入れたらパンパンでカメラだけは手持ちで行く予定でしたが荷造りで満足してしまっていた。ハスキー三脚とレンズを3本持っていっても本体がなかったらシャレにならんかった。急いで家まで戻りカメラを持って仕切り直しで伊丹空港に向かいます。

伊丹空港の21番搭乗口はこちらも昭和な香りが残っています。久々の赤組さん。




この日の伊丹上空には雲がかかっていましたが産まれて初めてブロッケン現象なるものを見る事ができましたがとっさの事だったので撮り損ねてしまいました。左下に虹の輪がありその中に飛行機の機影が見えますでしょうか。
ベストタイミングの時はもっとしっかりと見えましたが生のブロッケン現象を今更ながら初見して喜んでしまった。



鹿児島までは1時間10分であっという間。天気はどうかとやきもきしていたけど機内から桜島を見たら天気は申し分なさそう。
桜島とその噴煙を見ると鹿児島まで来たんだなと実感して胸が熱くなります。



今回はニコニコレンタカーでレンタ。時間的にカツカツだけどもしかしたら錦江-帖佐で6961Mの後追いを撮影出来るかと期待したけど勿論間に合わず。
カメラ本体の忘れといい幸先がいまいちなスタート。このまま宿に籠るのは勿体ないと思い、残照の残る重富駅へふらふらと散歩してみます。因みにこの日の宿は重富駅から徒歩数分のAZホテルで1泊朝食付きで5280円也。
ついでにご飯もしようと思いましたが重富駅付近は皆無。最寄りの姶良駅よりも加治木駅の少し離れた所に飲み屋街がありそうなのでそちらを当たってみようと考えます。
重富駅は1901年の鹿児島路線が開業した時から存在する歴史ある駅のよう。田舎の何処にでもありそうな佇まいですが残照の中、浮かび上がる姿を見るとなかなか味があります。




重富駅からは桜島も望め跨線橋の上から見ると線路と駅舎と桜島と絡めて味わう事が出来ます。ちょうど重富駅で20時03分に交換する415系とキハ40系が来ますので待ちますが日没後40分くらい経過しているので桜島は辛うじてシルエットが見えるくらいにしか写りませんでしたがほんわかして素敵な時間でした。
大都市では味わえないゆったりとした雰囲気がまた良い。先に上りのキハがやってきてから下りの415系が滑るように入線してきました。
6963M 415系
6774D キハ40系 日豊本線 重富駅



20時03分の交換を見送ったら18分の都城行の上り列車に乗り加治木駅まで230円かけて移動。
加治木駅は駅前は真っ暗だけど徒歩15分くらいの海寄りにBarや居酒屋が集う繁華街とまでは言えないけどプチ繁華街となっていました。

全国的にCOVID-19が爆発している最中でもあり田舎の人はかなり警戒感が強いのかもしれません。事前に電話で1名ですが行けますかと聞きましたが
「以前来られた事はありますか」と聞かれて「ありません」と答えたらちょっと厳しいですと電話ではやんわり断られてしまった。
以前に来ていたらどうやねんって突っ込みたくなりましたがここは引き下がりますがやっぱりチェーン店とかではなく当地の小料理屋に行ってみたいのが心情。暖簾も出て中にお客さんもいるようなので飛び込みを試みます。「1名ですが・・・」と言って入ったら「終了しています」と言われてしもた。
いやいや、まだ営業時間内で暖簾も普通に出しとるがなと突っ込みたくなりましたがそれよりももうええわとなり他の居酒屋でこの日の夜は寂しく夕食となりました。

因みに817系も感染対策でラップみたいなのをぶら下げていたけど意味あるんかと突っ込みたくなる。
いつも言うように飲食店の透明アクリル板もオブジェと化していて意味ないと思う。
空気感染か飛沫感染かグレーだけどあんな形式的に置いてあるだけの仕切りなんて意味があるわけないと皆思っているはず。



鹿児島県内は道路交通情報標識でも「道路の異常を見つけたら緊急ダイヤル#9910へ」と「爆発的感染拡大警報発令中!!」が繰り返し表示されている。
一体全体どんな警報やねんと突っ込みたくもなる。

感染を抑え込むのは不可能であり、かつ弱毒化して大半が軽症という現実をみて対応して欲しいもの。

誰もが公の場でなかなか触れようとしない事ですがCOVID-19前はインフルエンザで年間数千人、誤嚥性肺炎でも年間数万人亡くなっている訳であり高齢者や若くても基礎疾患がある人が亡くなるのは自然な事でもあります。いつも言うように何故、糖尿や肥満が重症因子とわかっていてもそれを是正して健康な身体にみんなでしていこうという風潮にならないのかが不思議でなりません。
インフルにしろコロナにしろ感染症が起こると人人感染で高齢者の入院が増えて大変ではあり勿論少なくすべきという事は当然なので対策・対応は難しいとしか言いようがない。

あ、また脱線してしまいました。
なんだかモヤモヤとしつつもやっぱり鹿児島の雰囲気と空気は良いなと思いながら就寝。
明日、23日の土曜日が西方での撮影というメインイベントですが果たして4093レにはどの釜が入るのでしょうか。

その2へつづく


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