2022年6月1日水曜日

【出雲経由 寝台特急サンライズ出雲乗車で埼玉出張備忘録 その3 最終回 Business trip to Saitama by boarding the night train ''Sunrise Izumo'' via Izumo, memorundam Part3 Final episode】 22'5/22-24

さて、今回の旅のメインであるサンライズ出雲に乗車です。
出雲市駅に早めに入りましたがほんま駅員さんが言っていた通りなんもない。特急や寝台特急の始発駅ですからもう少し華があるかと思いきや・・・。

By the way, I board the night train ''Sunrise Izumo'', which is the main part of this trip.
I entered the Izumo-city station early, but there is nothing as the station staff said.
I hoped there was a nice place because of the first train station...



ちょうどパノクロ型回送と岡山方面最終のやくも30号の離合がありましたがいずれも4両編成と最短の編成でした。381系やくももお役御免が近づいておりリバイバル塗装のやくもも走っていますのでいつか伯備線鉛線まで撮影しに来たいものです。今回はライズへの乗車がメインでしたので割愛。




東京行きやくもは25分に走り去り東京までの交通手段は嫌でもサンライズのみになりました。いつもの大阪→東京6時間コースの倍の12時間コースなので楽しみな反面、逆に孤独感が強まって苦痛になるのかもしれません。始発なので10分くらい前に入線してきて色々記念撮影が出来るのかと思いきや18時52分に入線してあっという間に53分発車という忙しない乗車になりました。



先頭7号車の5番ですから入って下の階へ進みます。発車したら宍道湖を眺めながら進んでいきますが陽が落ちたら真っ暗で車窓もくそもなく寝るしかない。





岡山まではそこそこの停車駅もありうたた寝モード。
岡山駅では四国からやってきたサンライズ瀬戸と連結をして列車番号が4032M→5032Mとなりサンライズ出雲・瀬戸になります。
岡山駅には定刻の22時30分に到着でしたが連結シーンを撮影しに来ているてっちゃんがちらほら。連結完了まで車外に出る事は出来ませんので車内で連結の揺れを感じて終了。

岡山を出て山陽本線を東に進み、次の停車駅は姫路ですが普段停車する事のない吉永駅で停車しています。
22時を過ぎて車内放送は終了し緊急時以外は放送はなくどういう状況かわからん。運行情報を見てみたら山陽線内で動物との接触、神戸線内では人身事故発生の模様。それでもしばらくしたら動き出しましたが運行案内では神戸線内は全て運行停止とあります。時々再開の目途がつかず、名古屋とか静岡で運転打ち切りパターンがありますが今回は果たして無事に東京まで運転されるのか。
三ノ宮駅に30分以上遅れて入線しましたがここで完全に停車。動く気配もないのでおやすみなさい。

動き出した気配で再び目が覚めましたがどうやら1時間以上の遅れが出ています。気付いたら塚口駅を通過して淀川鉄橋を渡っている。普段は光り輝いている高層ビル群も真っ暗な状態。
見慣れた風景を横目に大阪駅には1時38分頃と1時間以上遅れての入線となりましたが大阪からの乗車の人は粘り強く待っていました!!


大阪を出たら次は静岡まで停車せず我らが京都駅は通過してしまいます。京都駅の通過まで見届けてから寝ようと思っていたけど移動の疲れもあり寝落ちしてしまった。気が付いたら静岡。静岡駅、富士駅と来ておりました。そして車窓から富士山を拝みながら東進を続けます。




1時間遅れであり横浜駅とかは通勤ラッシュの最中。
2階部屋なら上から見下げという感じで動画や写真を撮りやすいけど1階部屋なので嫌でも見上げの構図になってしまう。幸い令和の今日この頃であり昭和のコギャルのようなミニスカ女子高生はホーム際にはおらず。撮るつもりはなくてもホーム下の窓から見上げで撮影していたら通報されないか小心者なので少し冷や冷や。



人身事故での抑止等には合いましたがその後は順調で東京駅には65分遅れの8時13分に到着。



前方がサンライズ瀬戸。出雲からは流石に遠いので今度は高松まで日中に高速バスで行き高松から瀬戸大橋ルートのサンライズ瀬戸に乗車してみようとふと思った。




この日は埼玉県は熊谷市に所用があったので東京駅から上越新幹線に乗り換えて行こうと思っていましたが向かいの7番ホームがちょうど高崎線。
そして25分に快速アーバン高崎行がやってきますのでホームの移動もめんどいから普電で熊谷まで向かいます。




東京-熊谷は上越新幹線なら東京-熊谷38分3520円。快速アーバンなら63分1170円。
20分ちょいしか変わらないなら2000円以上安い快速をチョイスして良かったと自己満足に浸りながら彩の国さいたまへ向かいます。



車窓を眺めていたらいつの間にか熊谷駅に到着。熊谷と言えば暑さとラグビーで有名ですが駅前から既にラグビータウン色が全面に押し出されている。




熊谷で数時間過ごしたらあっという間に夜になり復路は夜行バスで大宮駅前21時40分発、京都駅八条口06時00分着のナイトライナー。
数時間の滞在の為に出雲経由で何をやっていたんだろう自分はと自問自答しながら熊谷駅に向かいます。街の至る所にもラグビーを愛するオブジェを散見。
暑い街だけあって熱い・・・。


夜の熊谷駅もなかなかシャレオツ。ここから上野東京ラインで熊谷駅から大宮駅へ移動します。熊谷から大宮まで約40分とそこそこ時間がかかる。埼玉って小さい県のイメージでしたが十分でっかい。



大宮駅も都会。埼玉は「だっ埼玉」と揶揄されたりしていてパッとせんイメージでしたが訪ねてみたら訪ねてみたで住みやすそうな素敵な県だと思いました。埼玉県になじみがない方は「翔んで埼玉」という映画をまず見る事をお勧めします。
JR東日本の駅ビルと言えばLUMINEですが御多分に漏れず大宮駅にもLUMINE。駅前から歩いてすぐのSONIC CITY前が高速バスの乗り場。




どうやらこの辺り一帯が高速バス乗り場みたい。反対車線にもJAMJAMライナーとかの停溜所があるけどナイトライナーのナの字が何処にも見当たらない。ほんまにここかいなと不安になりHPで確認しますがやはり地図ではSONIC CITYの真ん前になっている。




地図ではここなんやけどなーと思いながらうろついていたらBLUE LINERが到着してきました。運転手さんが出発前に「お客さんじゃないの?」って聞いてきたので「ナイトライナーです」って答えたらナイトライナーはここで待っていたら来るからと教えてくれた。集合時間の21時30分を過ぎても来ないので一抹の不安がありましたがBLUE LINERの運転手さんありがとうございます。数分遅れで今回利用するナイトライナーの登場です。



今回のナイトライナーは3列独立でカーテン付き。前回の高速バスでは3列独立もカーテン無というショッキングなオチがあったのでカーテン付きを確認しての購入です。
運転席に向かって左手のA席と真ん中のB席が指定料300円で右手のC席は400円。100円の差は隣の席との間隔でしょうか。AとBの間はほんとに狭くてカニ歩きでもやっとという狭さ。始発の埼玉大宮発は2名乗車で貸し切り状態。自分はA席を指定していたのでお値段は大宮→京都で4800円に指定料金300円で5100円也。



オンライン英会話のフィリピンの先生に''This is the Japanese Night Bus!!'' と説明したら
''Cool!!''とか''I want to try it!''みたいな答えが返ってくるかなーと思っていたけど答えは''Super narrow!!!'' という答えだった・・・。
確かにスーパーナローで狭いっちゃあ狭い。大宮駅前を定刻の21時40分に出発して途中のバスタ新宿、八王子駅前と停まっていきますがバスタから大量の乗車がありカーテンを引きます。前面にもロールカーテンがぶら下がっており四方をカーテンに囲まれるという密室空間の完成です。八王子からも登山帰りと思われる人たちを乗せたあとは記憶がなく寝落ちしていました。気付いたら5時半過ぎでGoogle Mapの位置情報を見たら京都東ICを降りたところらへん。


6時ジャストに京都駅八条口に降り立ち今回の埼玉出張は幕を閉じました。
往路のサンライズ出雲は結局、出雲市駅18時53分発→翌08時13分東京駅着の13時間20分乗車。
復路のナイトライナーは大宮駅前21時40分発→翌06時00分京都駅八条口着の8時間20分乗車。
寝台特急も一人個室に缶詰状態で会話もなく寂しさがマシマシな思い出が強く夜行バスも満席に近く圧迫感が半端なかったというのが一番の感想。わかり切っていたけどやっぱり普通に新幹線で帰るのが一番楽ですね。
でも貴重な体験をして気分一新、京都駅から職場に直行して気持ちよく一日を始める事が出来ました。

単純に京都→埼玉も良いですがたまには大回りで鉄道の旅を楽しみながら向かうのもアリではないでしょうか。

おわり


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