2021年3月22日月曜日

【竹生島touring備忘録】 21'3/20

久々のtouring。touringといってもかなりプチ的なお散歩的touring。
月日が流れるのは早いもので新年を迎えてあっという間に3か月。新年会やら走り初めやらをしたいねと話していたけどなかなか出来ず。

遅ればせながらひでさんと2名だけでしたが春分の日に何処かへ行きましょうとなりましたが何処行くか。
前日までノープランでしたが企画部長でもある彼から「竹生島行きませんか?」と。
竹生島は琵琶湖で2番目に大きな島。以前に近江八幡から渡れる琵琶湖最大の島、沖島に行こうと話していたけど飛び越えて竹生島。

全てwikiからの受け売りですがなんでも竹生島、奥深し。
そして流行りの?インスタ女子的なパワースポットでもあるらしい。
神の住む島らしく古くは奈良時代まで歴史は遡り行基が四天王像を安置したのが竹生島信仰の始まりだとか。
てか、行基って至る所で名前を聞くが徒歩の移動だけの時代にそんだけほんとに全国を飛び回っていたのかと疑問にも思ってしまう。


島内には西国三十三所三十番の宝厳寺と都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)通称竹生島神社があるそうな。
竹生島神社の本殿は国宝でもあり、宝厳寺の唐門も国宝。こんなちっぽけな島と言ったら神さんに怒られるかもしれませんがこんな所に国宝や重要文化財があるというのも初めて知りました。
衝撃だったのは竹生島神社は日本三大弁財天らしく超メジャー処の神奈川は江の島・江島神社、広島は宮島・厳島神社と並んでの三大だそうな。
正直江の島、宮島は全国区だけど竹生島って職場内でも何処それ?ってリアクションが圧倒的・・・。本当に身近なところにまさかという感じで灯台下暗し。

出発前の予習はこの程度で済ませて20日の天気予報は曇のち雨。
テンション上がらんなーと思いましたが起きてみたら青空も見えています。ひでさんの業務があさイチにあり彼の職場で待ち合わせをしていざ竹生島へ。
8時出発、9時30分発の船はさすがにしんどいので9時出発、10時40分発の船にします。



業務が長引き9時半出発になり時間に余裕がなく恒例の出発式も割愛して国道1号から湖西道路に入り近江今津の今津港へ一路北上。
今津港のクルーズ乗り場には5分前到着でギリギリセーフ。
単車、何処に停めたら良いですかと聞いてみたら横の駐車場のスペースを提供してくださりました。親切な対応に感謝。乗船口は人の列がなされており小さなお船だけど乗れるのか不安になりましたが蓋をあけてみてら普通にガラガラだった。乗船口が小さいだけであり往復2640円を払って乗船。琵琶湖で船に乗るなんて小学生?くらいの時のミシガン以来。因みにミシガンも同じ琵琶湖汽船グループ。

この日の琵琶湖は薄雲は張ってきていますが凪いでいて静かな湖面。



今津港を出港し、静かな湖面を滑るように進んでいきます。




竹生島まで約25分。
竹生島の北側には以前にニュースでもありましたが大量の鵜がおり糞害で木々の立ち枯れが目立ちます。この日も大量の鵜が木々にとまっておりました。



竹生島には彦根便、長浜便、今津便と3方面の便があり結構な人々が上陸してくるのがわかります。



帰りの便は12時30分で上陸時間は約80分。
さっそく神社と寺に行きまひょかとなりますが船着き場を降りてすぐの所に拝観料500円と書かれた入り口が。
普段はケチって無料ゾーンしか行かない小生ですがここまで来て船着き場だけで終了とかはあり得んので素直に500円を払い拝観へと進みます。

単車で冷えた身体を温めたいという事でひでさんは早速大判焼きを買っている。
自分もつられて買ってしまったけど1個250円。御座候だったら80円ですよと言いながらも弁財天大判焼き!ですからと言い聞かせて食します。
(御座候、大昔は80円だったけど今は95円になっていました。小学生の時にオカンと一緒に京都高島屋で買い物をして御座候とFAUCHONの焼き立てパンを買って帰るのがよくあったけどこういう何気ない思い出って色濃く残っています。なんでだろ)



優しい店主さんが中でお茶でもどうぞと言って下さりただ茶もいただきながら御馳走様でした。
と、ひでさんが土産物からこんなものを見つけて極悪人相で勧めてきますが買いません(苦笑)



土産物屋さんの並びを抜けたら神社とお寺の入り口。
両者は一体運用のような感じで神仏ともに仲良しでええと思います。



まず神社から行きましょかとなり進んでいきます。



重要文化財の船廊下の下を通り先へ進みます。豊臣秀吉の船の船櫓を用いて作ったらしい。



境内には弁才天の神使としての白蛇神である白巳大神を祀る祠等色々ありますがかわらけを投げて鳥居をぐくれば願いが叶うという八大竜王拝所を訪ねてみます。神頼みではなく自力でなんとかしてやるとまだ気力が残っていたのでかわらけ投げはやらなかったけど・・・。
来年くらいには焦りまくって投げている自分がおるかもしれん。



本殿も国宝で豊臣家絡みの建造物の移築らしい。



本殿横の細い急な階段を登ったら重文の船廊下。ここで宝厳寺とドッキング。



船廊下を抜けたら観音堂、国宝の唐門へと通じますが唐門は修復後らしい。
物凄くカラフルで派手好きな秀吉らしい門との事。なんでわざわざ大阪城の極楽橋から京都東山の豊国廟に移し更に竹生島に移築されたのか。
再現された安土桃山時代の唐門ですが3匹の白兎もいたりとかなりポップな感じでもある。



人の波がぱたりと途切れた時に国宝さんと記念撮影をしていただきました。



だいぶ雲が張ってきました。
帰る時には青空はなく帰りの船の中は二人とも爆睡。



近江今津に戻ったら13時。遅い昼飯を食べて天気も下り坂という事でさくっと京都まで戻ります。
因みに昼食は「滋賀と言えば韓国料理でしょう」とひでさんが言うので韓国料理?と思ったけどやっぱり適当で自分が食べたかったかららしい。
帰りも退屈な湖西道路はつまらんという事で国道367号鯖街道を経由して帰りますがやっぱりこっちも正直退屈な道。東京近郊の静岡や山梨の道と違って魅力的な道路が少ない。

この日の走行距離は130kmでした。



夜はのぞみさんも合流してプチ新年会。
奈良の大将はファミリーBBQという事で今回は不参加でしたが4月に改めて。






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