特典航空券を利用して以前より沖縄便を予約していましたが緊急事態宣言中。
沖縄飲みを自粛すべくキャンセルとしたが代替地を何処にするか。そういや数年前の2月に宗谷本線ラッセルに行った事を思い出し冬の風物詩を感じたく行先を那覇便から新千歳便に変更。
土曜日のあさイチの伊丹発ANA771便で北海道入りし日曜日の関西空港行き最終のANA1718便に振り替え、準備OK。
宿は以前に泊まった事のある天塩中川駅前の栄屋旅館に決めます。
交通手段と宿を決めたらあとは行程をどうするかですが当日の天気をみて考えましょう。
金曜日は55レ撮影で朝練をしており土曜日に寝坊しないか緊張。旅の始まりはいつも緊張。
岩見沢から来たという北海道のおっちゃんはここで撮影したら名寄までワープすると。
塩狩の停車とかを撮影していたら間に合わないよと言われますが普通に追っかけて走れば剣淵、和寒の辺りで少なくとも3発くらいやれるはず。
一瞬ダイヤがそこまで変わったのかと焦りましたがいくら何でもいきなり蘭留のあとが351の終着の名寄まで撮影しないなんて京都から来た者としてあり得ん。
そういや明日の2月28日が永野さんの命日だったはずだよと岩見沢のおっちゃんが。
永野さんとは小説「塩狩峠」の実在していた主人公。
「あ、曽野綾子の塩狩峠ですね。読み返さなきゃ」と答えたら「曽野綾子じゃなくて三浦綾子ね」と突っ込まれた。
曽野綾子も三浦綾子もクリスチャンで清い作品が多かったような。どちらの作品もまた読み返そう。
学のなさを露呈してしまいましたがそんな日にこの地を訪れるのも何かの縁だよと言っていただきお別れ。
因みにおっちゃんは雪掻きなさそうだから今日は帰ると岩見沢に帰って行った。
16時40分頃ですがまだ陽が明るい。だいぶ陽が長くなったと実感。
天塩中川駅前の宿には19時前に到着。
夕食は少し豪華に中華飯とスパイシーから揚げ(小)とチャーシューマンで1400円也。
ビールで一人乾杯とも思いましたが闇討ちに出撃するかもしれないのでお酒は控えます。
こうして一人旅で北の果てにやってくると寂しさも倍増(苦笑)
そんな時に同僚にラッセルの写真を送ったら「排泄列車ですね!」と返信が。
真面目で可憐な方から「排泄列車」という返しには笑ってしまった。うんちまき散らしたら汚いでーとアホな返しをした自分は痛い。
「排泄ならぬ排雪列車」
当初、追いかける人々の気持ちはわからなかったけどなんとなくわかるような気がする。
季節の風物詩でもあり北の大地の厳しさを感じる凛とした姿に思える。
天気にも左右され思い通りの撮影にならない事の方が圧倒的に多いけどその困難がまた意欲を掻き立てるのかもしれません。自分には。
人生もまた同じでうまくいかない事も多いけどいつかうまく行く事もあるのだろう。そうであって欲しい。
と、北の大地で色々思いを巡らせていましたが思考回路をラッセル撮影に戻そ。
22時20分に特急サロベツ3号が来ていたけどうだうだ携帯をいじっていて撮り逃してしまった。
名寄を0時半に発つ雪351レ→雪361レが到着するのが2時半頃。こいつを撮影するかどうか。
その2へつづく
宿は以前に泊まった事のある天塩中川駅前の栄屋旅館に決めます。
交通手段と宿を決めたらあとは行程をどうするかですが当日の天気をみて考えましょう。
金曜日は55レ撮影で朝練をしており土曜日に寝坊しないか緊張。旅の始まりはいつも緊張。
この先どんな旅が待っているのだろうか。天気は大丈夫だろうか、列車は運休せずに走るのだろうか。
ダイヤの乱れもなく空港に着けるのだろうか、飛行機は落ちないか。etcと色々な思いが過ります。
人生と同じで先が見えないという事は不安でもありわくわく感もありこれがまた旅の醍醐味なのかなーと思いながら旅の準備。
人生と同じで先が見えないという事は不安でもありわくわく感もありこれがまた旅の醍醐味なのかなーと思いながら旅の準備。
2月27日土曜日
地下鉄⇒阪急⇒大阪モノレールを乗り継いで伊丹空港には8時に到着。
と、空港内に長靴・ハスキー三脚を担いだオッサンがおる。
保安検査場でも札幌便にハスキーを持ち込んでいる他のオッサンもおり同業者はいで立ちで丸わかり(苦笑)
全員プレミアムチェックインカウンターで鉢合わせで何やっとんねんという感じです。
8時40分発の771便は定刻通りの出発です。この日の関西は晴ですが目的地の旭川界隈は曇だそうな。
久々の札幌便でしたがちょうど京都市上空は雲もなく御所、二条城、鴨川等を一望。
行ってきますと心の中で呟いていたら琵琶湖上空に入りベルト着用サインも消えて機内サービスタイム。
久々の札幌便でしたがちょうど京都市上空は雲もなく御所、二条城、鴨川等を一望。
行ってきますと心の中で呟いていたら琵琶湖上空に入りベルト着用サインも消えて機内サービスタイム。
ANAのコンソメスープが好きなので今回も「コンソメスープで」とお願いしたら「●☆*ですね」とお答えが。
よく聞き取れなかったけど笑顔でうなずいたらミネラルウォーターを渡された。
マスクのせいか、活舌が悪いからか。よく聞き取れずに返事をしてしまった自分に情けない。
そして「違います、コンソメです」とお願い出来ない小心者の自分にも情けない。
わざわざまた交換してもらう手間を申し訳ないと思う事が良い事なのか、大袈裟ですが自分を押し殺して生きるのが良い事なのか。
新千歳空港にも定刻通り到着しレンタカーを借りるべくバス乗り場に。
相変わらずの節約旅行でありレンタ会社もトヨタやニッポンレンタとかのメジャー系ではなくニコニコレンタカーを利用。
メジャー処は到着口にカウンターがありーの、出口すぐにバスが来るのと恵まれていますがニコニコとかはカウンターもなくバス停も到着口を出た左端の屋外。
が、だからどうした。カウンターがあっても使わないしほんの少し歩いたら済むだけ。
これくらいの差でお得な料金なら迷わずこっちを選ぶのは堅実なのかせこいのか。歳をとったのかふとした事で色々考えてしまう。
鉄道撮影に脚立は必須に近いシチュエーションが多々ありますが京都から脚立を持って行くのはめんどくさい。
ニコニコさんに貸してもらえませんかとダメ元で聞いてみましたが二つ返事で良いですよと。なんでも飛行機撮影の人がよく利用されるそうな。
車は日産ノートで走行距離は13万キロを超えていますが雪道を走れるならそれで良し。
さて、相変わらず前置きが超絶長いですが新千歳空港から旭川までの移動で気合を入れなければなりません。
道央道 岩見沢ICまで下道で移動しますが途中のセコマでかつ丼を購入しブランチ。
北海道のコンビニと言えばセイコーマート。ある意味御当地名物であり利用しないわけにはいかない。
エネチャージが済んだら道央道に乗り一気に1発目の撮影地の蘭留(らんる)まで移動。
岩見沢近郊は晴れていたけど北上するにつれて厚雲に覆われた鉛色の空が広がっています。
大雪山系も見えずこの日は接近戦に決定。晴れていたら大雪山系バックの雪351レを撮ろうと思っていましたが。
1発目の蘭留跨線橋は過去にも訪れていますが無難なお手軽撮影地。
通過1時間前の14時前には到着しましたが誰もおらん。線路を見ても新雪なく雪掻きをしそうな雰囲気は皆無。
来た以上は「取り敢えず撮影しとこっか」的な初っ端から消化試合的な低いテンションになってしまいます。
そうこうしていたら特急サロベツ1号がやってきますのでまずはこいつから旅の1発目。
岩見沢から来たという北海道のおっちゃんはここで撮影したら名寄までワープすると。
塩狩の停車とかを撮影していたら間に合わないよと言われますが普通に追っかけて走れば剣淵、和寒の辺りで少なくとも3発くらいやれるはず。
一瞬ダイヤがそこまで変わったのかと焦りましたがいくら何でもいきなり蘭留のあとが351の終着の名寄まで撮影しないなんて京都から来た者としてあり得ん。
そういや明日の2月28日が永野さんの命日だったはずだよと岩見沢のおっちゃんが。
永野さんとは小説「塩狩峠」の実在していた主人公。
「あ、曽野綾子の塩狩峠ですね。読み返さなきゃ」と答えたら「曽野綾子じゃなくて三浦綾子ね」と突っ込まれた。
曽野綾子も三浦綾子もクリスチャンで清い作品が多かったような。どちらの作品もまた読み返そう。
学のなさを露呈してしまいましたがそんな日にこの地を訪れるのも何かの縁だよと言っていただきお別れ。
因みにおっちゃんは雪掻きなさそうだから今日は帰ると岩見沢に帰って行った。
さて、2発目はどうするか。
ご縁があると言われた塩狩駅まで行こうかとも思いましたが過去に2度訪れておりキハ40普電との交換も見ています。
今回は違った撮影地も巡ってみたいので初訪問で迷う事もあろうかと余裕を持ちたい。
塩狩に寄り道したらタイトになるので塩狩通過で塩狩-和寒間の被り付きを探してみます。
目星は付けていたので予想よりも早く到着しスタンバイ。
が、当地も予想通り見事な回雪状態で通過していきました。徐々に戦意が喪失。
雪351レ 宗谷本線 塩狩-和寒
塩狩、和寒の停を利用して追い越しこの日の3発目は和寒を出た所の側面像。
夕やけど絡めたシルエットが目標でしたが曇天の下を走るくすんだ色の写真に終わってしまった。
この撮影地のもう少し東六線寄りに丘から見下ろすような撮影地があり次回訪ねてみよう。
64D 特急サロベツ4号 宗谷本線 和寒-東六線
雪レは16時半頃に通過。
雪351レ
取り敢えず撮影的な良くない思考回路となっており撮影する行為で満足するという悪い流れは変わらず。
もうあきらめて岩見沢のおっちゃんみたいに撤収という選択枝もあったはずですが剣淵の交換を見てこの日の雪351レは終了とします。
塩狩、和寒の停を利用して追い越しこの日の3発目は和寒を出た所の側面像。
夕やけど絡めたシルエットが目標でしたが曇天の下を走るくすんだ色の写真に終わってしまった。
この撮影地のもう少し東六線寄りに丘から見下ろすような撮影地があり次回訪ねてみよう。
64D 特急サロベツ4号 宗谷本線 和寒-東六線
雪レは16時半頃に通過。
雪351レ
取り敢えず撮影的な良くない思考回路となっており撮影する行為で満足するという悪い流れは変わらず。
もうあきらめて岩見沢のおっちゃんみたいに撤収という選択枝もあったはずですが剣淵の交換を見てこの日の雪351レは終了とします。
16時40分頃ですがまだ陽が明るい。だいぶ陽が長くなったと実感。
以前に来た剣淵駅はバルブをしており1月だったのだろうか。
雪351レ 宗谷本線 剣淵駅
剣淵の停を利用して追い越してもう一発陽が落ちてからの流し撮りとも思っていましたが回雪状態で流しても意味がないのでこの日の宿の栄屋旅館まで向かいます。この時点で17時前であり宿に着くのは2時間後の19時。移動距離も下道で100km以上ですからやっぱり北海道はでっかいどう。
雪351レ 宗谷本線 剣淵駅
剣淵の停を利用して追い越してもう一発陽が落ちてからの流し撮りとも思っていましたが回雪状態で流しても意味がないのでこの日の宿の栄屋旅館まで向かいます。この時点で17時前であり宿に着くのは2時間後の19時。移動距離も下道で100km以上ですからやっぱり北海道はでっかいどう。
この日の夕食は宿の家族がやられている中華料理屋さん。
こんな北の果てで美味しい中華を食べられるんだと以前に感動したのでリピ。
なんで北海道まで行って中華?!と絶句される事が多いですが田舎過ぎて北の海の幸の海鮮料理とかそんな類の料理屋さんは知っている限りありません。
天塩中川駅前の宿には19時前に到着。
夕食は少し豪華に中華飯とスパイシーから揚げ(小)とチャーシューマンで1400円也。
ビールで一人乾杯とも思いましたが闇討ちに出撃するかもしれないのでお酒は控えます。
こうして一人旅で北の果てにやってくると寂しさも倍増(苦笑)
そんな時に同僚にラッセルの写真を送ったら「排泄列車ですね!」と返信が。
真面目で可憐な方から「排泄列車」という返しには笑ってしまった。うんちまき散らしたら汚いでーとアホな返しをした自分は痛い。
「排泄ならぬ排雪列車」
当初、追いかける人々の気持ちはわからなかったけどなんとなくわかるような気がする。
季節の風物詩でもあり北の大地の厳しさを感じる凛とした姿に思える。
天気にも左右され思い通りの撮影にならない事の方が圧倒的に多いけどその困難がまた意欲を掻き立てるのかもしれません。自分には。
人生もまた同じでうまくいかない事も多いけどいつかうまく行く事もあるのだろう。そうであって欲しい。
と、北の大地で色々思いを巡らせていましたが思考回路をラッセル撮影に戻そ。
22時20分に特急サロベツ3号が来ていたけどうだうだ携帯をいじっていて撮り逃してしまった。
名寄を0時半に発つ雪351レ→雪361レが到着するのが2時半頃。こいつを撮影するかどうか。
その2へつづく
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