2019年11月10日日曜日

【長崎・雲仙・天草touring備忘録 その1】 19'11/6‐10

ひでさんが長崎出張に行くという話を以前から聞いており現地集合で長崎を走ろうかと画策。
ちょうど職場で有給期限が切れちゃうのがあるよと言われ迷う事なく木金土の3日間で有給申請。

11/6の業務終了後にダッシュで大阪南港ATCのさんふらわあ乗り場まで急ぎます。
やはりど平日の阪神高速はラッシュで混んでいます。
名神豊中ICで降りて下道で行った方が良かった。11号池田線は福島まで延々と渋滞しておりました。

それでも出航50分前には到着しましたので余裕で乗船手続きを行います。

ちょうど「#湯けむりライダーで拡散しよう」なるキャンペーン中で大分航路利用でオリジナルフラッグが贈呈されます。
北海道のホクレンのキャンペーンと被りますが旅の思い出になります。
ただ普段の通勤でフラッグを立てて京都市内を走るのは恥ずかしいのでお蔵入りではありますが・・・。








ありえないとは思いますが一応旅客脱出集合場所を再確認。

今回はピンかついやらしい話色々な出費で金欠中でもあり晩御飯は一人寂しくお部屋でコンビニ弁当で済ませて早々に就寝です。
毎度おなじみの船長さんの記念撮影もパス。



ぐったりと眠りにつけばそこはもう別府です。



毎度ですが記念にさんふらわこばると号と記念撮影を済ませどうするか。

ひでさんは既に長崎入りして会合に参加後の待ち合わせです。
18時に「さくらい」さんで直接集合ですのでそれまでどう時間を潰すか。
天気は写真の通り生憎の曇り空。

晴れ/曇りの予報でしたが大分は雲が多い。
いきなり長崎までかっ飛ばすのも勿体ないので毎度おなじみの阿蘇経由で長崎へ向かいます。

せっかくだから日豊本線貨物の4075レでも撮影してからでも遅くはないと考え行った事のない立石-中山香のストレートに行ってみます。

4075レの為に弾丸フェリーと思ってはいるものの九州往復はなかなかハードルが高い。

4075レに集中するなら①立石-中山香 ②別府湾俯瞰 ③乙津川鉄橋 ④宗太郎越えの最低4発はしたいところですが長崎までの移動を考え今回は①止まり。

国道10号を北上したら30分くらいで7時半過ぎに到着。初めての場所でしたが迷う事はありません。



4075レの中山香通過は9時頃だったので前走りのソニックとかでも撮影するかと余裕をかましていたら何故か7時55分頃に本チャンの4075レがやってきたではありませんか。

なんてこったいとソニックの構図を引く事もせずにそのままシャッターを切りましたが案の定ケツ切れ。
早朝からブルーな気持ちになりますが九州に通いなさいというお告げでしょう。
朝露で足元がびしょびしょになりながらこの後はソニックを1本だけ撮影して鉄モードはこれにて終了し本来の業務であるtouringモードへ切り替え。

4075レ EF81-453号機+コキ 日豊本線 立石-中山香




国道10号を戻り別府の温泉街を通り県道11号をひたすら阿蘇に向けて走りますが天気は変わらず宜しくありません。
青空はほとんど見えずにどんよりとしていて肌寒い。

初日は移動と割り切りますが1枚くらい阿蘇で記念撮影をと思い長者原で一息。
路側帯が整備されていましたが自転車も歩行者もいなかったので一枚。




A:別府観光港を発ち B:立石-中山香に移動し C:長者原まで移動。
この後は鉄板ロードのミルクロードにも入って大観峰を目指しましたが青空が見えなかったので大観峰も通過し閉鎖されているラピュタの道前を通って一気に熊本市内は熊本城を目指します。

初の国宝熊本城との対面でしたが熊本地震から復興はまだ途上。
天守閣にはクレーンがかかり周りの石垣も崩壊している地点が多々あります。




大分から阿蘇経由でちんたら来ているのでこの時点で13時前。

陽が出ている間に長崎市内にも繰り出したいところですので熊本に早々にお別れを告げて長崎までのルートを思案しますがやはり遠し。
移動に疲れてきているのでここは有明フェリーを使ってショートカット。
熊本市からは県道1号経由で北上を試みますがかなりのアップダウンのある道で途中からはミカン畑が広がり眼下に有明海を望む快走路でした。

写真を撮る余裕もなくひたすら県道1号から国道501号へ進み有明フェリーの長洲港へ到着。ほぼ毎時1本ペースで出航しており長崎県まで45分間の休憩です。




D:熊本地震で崩壊し全面通行止めになっているラピュタの道を通過し
E:熊本地震で倒壊して修復中の国宝熊本城を少しだけ訪ね
F:お勧めな県道1号経由で有明フェリー長洲港に移動し45分かけて長崎県入りし多比良港から長崎市内へ一気に移動を試みます。

島原半島には高速道はありませんのでまず諫早の長崎道経由としますが諫早までが遠くて混んでいてしんどい事。
しまばら鉄道と並行している国道57号の渋滞にはまって諫早市内の国道207号も交通量が多し。
でも長崎道に乗ってしまえば空き空きで一気に長崎市内までワープ可能。
長崎ICで降りて出島道路に乗り継いでトンネルを出た先は名前の通り出島の直ぐそばです。



この日の宿はグラバー園にほど近いSETREグラバーズハウス
単車を玄関前に停めさせてもらい荷物を運びこんだら長崎市街地へ繰り出します。

しかしSETREに到着したのが17時を回っており集合まで1時間しかなく陽も落ちかけています。
何処に行くか思案した挙句、まずは長崎土産を買おうと思案橋の福砂屋本店に長電に乗って向かいます。

福砂屋本店



歓楽街に佇むこの雰囲気が好きです。
本店限定というものはないようで普通にカステラを何個か購入。

京都の高島屋とかに普通に売っている福砂屋のカステラですが長崎まで来て本店で買ったんだという自己満足と共に職場に配りましょう・・・。

思案橋という響きが個人的に好きなので思案橋駅で長電を眺めて何枚か記念撮影。

この一つ目小僧のような可愛いチンチン電車は最高。
次から次へとやってくる姿は見飽きません。




そうこうしていたら18時の集合に遅れてしまいそう。
この日の合流場所は大学病院前駅近くの「鮨・割烹 さくらい」さん。

2年前に続いての2回目の訪問ですが2回目とは思えないアットホームな大将のおかげで長崎の美味しい魚をお任せで次々に出してもらえます。

ここでまた新たな出会いもありました。

ひでさんの元同僚のT河さんと初顔合わせ。
ひでさんと飲みに来るくらいだからきっとざっくばらんな人だと思っていましたが大型二輪免許を持っていたりとまた新たな輪が出来ました。(勝手にそう思っている(苦笑))

3人で美味い料理と美味い酒を飲んで長崎の夜の宴はあっという間の終了です。

宴といってもまだ20時前という早い時間。
ひでさん達は長崎での会合に来ている後輩たちと2次会に行くとの事でここでお別れして一人で長崎の夜を巡ります。

巡ると言っても以前に行った事のある鍋冠山に登るだけですが。

翌日は佐世保、雲仙と巡る予定で坂の街長崎を巡る時間などなく今晩のみのチャンス。
ホテルから大浦天主堂前を通り適当に路地から路地へと展望台を目指して散歩です。



大浦天主堂を過ぎて適当に路地を進むと斜め式のエレベーター、グラバーズスカイロードへ到着。
おおぉとよそ者は感動してしまいますが普通に地元の人の生活通路。



登り切った所は5階。



そこから更に大浦小学校裏から適当に路地をくねくね上り続けます。

アルコールも入っており急な坂道と階段の連続で頻拍発作を起こしそうですがせっかくなので頑張って上り続ける事20分。



対岸の稲佐山を眺めつつしばし長崎の夜景観賞。



22時に稲佐山が消灯。
それを見届けてもと来た道を戻りホテルでひでさんと明日の道程を話し合い就寝となりました。

坂の街長崎さいこう!

京都からの走行距離は365kmでした。

その2へつづく。


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