day1
土曜日は前泊して日曜に登る予定なので伊丹を12時50分のNH1653便でのんびり出発。出発地が晴れていても意味がないと思いながら7番搭乗口からの搭乗。北上するに雲が増え北アルプス付近も厚雲に覆われ穂高連峰を見ることはできませんでした。遠く富士山だけは雲の上から頂が顔を出していた。
厚雲の上を飛行し続け秋田空港はRW10に着陸であり右手に鳥海山が見えましたが見事に雲に覆われている。今日は覆われていても明日晴れてくれたら良い。そう思いながら雨に濡れた滑走路に着陸しましたがテンションが上がらん。今回は日産レンタカーでノートを借りてとりあえずこの日の宿の象潟まで1時間20分くらいかけて南下します。
象潟駅周辺にはコメリ、ツルハドラッグ、MaxValue等のロードサイド店が揃っていて食料品の調達には困らず。宿の近くにはキャン★ドゥの路面店まであった。
明日の登山に備えてこの日は秋田の郷土料理と決めていたけど象潟周辺には予約なしでは入店困難な店がちらほら。そのうちの一つ「笑福」さんが気になったので前日に予約を試みましたが人数を言う前に満席と言われた。1名なのでなんとかなりませんかと伝えたらカウンターならいけるかなと言われ予約完了。宿に到着したのが夕方で中途半端な時間でしたので昼食も摂らず空腹絶頂で18時過ぎにお邪魔します。時間が早かったけどカウンターには2名様がおられて座敷にも常連さんが次から次へとやってくる。とりあえずお任せでと言ってみたらお任せは出来ないとの事でメニューを見てみると地物がいろいろある。お酒も秋田の日本酒が多数ありますが夫婦で切り盛りをされているので女将さんにお勧めを聞いてみます。潟の松風のなんちゃらバージョンがどうこうと教えてくれたけど訛りが強くて解読不能。でもとりあえずここ象潟の地酒の通常とは違うバージョンみたいなのでそいつを一合注文。刺身の盛り合わせもお願いしたら量が多いから半分にしておくねと。あとはがさエビと旬ではないけどハタハタを勧められたのでその子たちを注文。どれもおいしくてボリューミーだけど塩っ気が強いのでごはんが欲しくなる。白米はないのでおにぎりを選ぶけど何故か味噌おにぎりを頼んでしまった。うん、いぶりがっこ含めてすべて美味しいけど薄味に慣れている自分には少し塩っ気が刺激的。地物のキスのフライもとっても美味しくてこのあたりでやめておけば良かったけど肉も欲しくなり何故か豚バラニンニク巻を注文してしまった。こいつもなかなかパンチ力がありニンニク9かけを食してしまい口の中と胃の中がえらいことになってしまった。お酒も弱いのに調子に乗って1合で注文してしまったがカウンターの二人組が頼んだお酒もおちょこで女将さんがこっちにも入れてくださり「これは県北のね」、「これは県南のね」ってな感じで酔いが回る。
秋田の地酒と地物を堪能してお会計は3500円ぽっきりで一瞬目を疑ったけど御馳走様でした。ちなみにお隣のおじちゃん二人組は仙台から鳥海山に登りに来ていたそうだけど真っ白で何も見えず引き返してきたと。このにかほ市が大好きで移住もしたいそうな。仙台からだと車でさくっと来れるけど京都からの鳥海山は敷居がかなり高く明日は何が何でも登り切りたい。そう思いながらお二人とご夫婦にお別れして宿に戻ります。
時刻はまだ20時前でありホテルの温泉に入ってあとは寝るだけです。しかしながら今年の初日の出の時と同じ過ちをまたしてしまった。調子に乗って食べ過ぎて口喝が半端なく寝苦しい。そして胃もたれと胃痛も襲ってきて脂汗をかいて入眠どころではなくなってしまった。5時起床で6時から登り始めると予定していたから早く寝ようと思っても体調不良で無理。と、外の空気を吸おうと思って夜中に窓を開けるとざざ降りじゃありませんか。雨予報でも実際は晴というオチもありましたが今回は雨的中。それでもとにかく眠らなければと思いベッドの上で悶えていたけど4時頃から記憶が飛んでるからきっと入眠していたはず。でも5時にセットしていたアラームですぐに目覚め、目覚めるとまた胃もたれで眠れずという展開で予定通りに起床。恐る恐るカーテンを開けてみたけどやっぱり雨のままの天気で気持ちも落ち込む。登山前の朝食をMaxValueで買い込んでいたけど胃もたれが激しく受け付けん。山の天気はころころ変わるからとりあえずダメ元で登山口まで行ってみようとなりチェックアウトし一番メジャーな登山口の鉾立まで30分かけて向かいます。
雨は降り続き鳥海山は真っ白で何も見えん。行っても絶望的ですが他に予定が何もないので行ってみますが日曜なのに登山者用の駐車場(写真は一般利用者用で登山者用はまた別の場所)には1台も停まっていない。そりゃこんな天気だし来る人いません。
寝不足と体調不良でどちらにしても登頂は不可です。行く当てもなくなり駐車場で寝落ちしてしまいましたが雨が上がって少し晴れ間も見えたり見えなかったり。ガスですぐに晴れ間は消えますが来た時よりはましな感じ。せっかくだしにかほ市が作った稲倉山荘に入ってみますが8時から食堂や売店が営業しておりここで胃腸に優しそうな蕎麦を食べて体を温めよう。ノーマルのかけ蕎麦かかけうどんを頼んだら良かったかもしれん。「鳥海そば」という響きにつられて鳥海そばを注文したけど辛味素がついてきていてこの辛味素がまたパンチ力があり昨晩で弱った胃腸にガツンと効いて胃がキリキリする。おばあちゃんが混ぜて食べてねーと言って渡してくれた以上残したくないという思いだけで完食。
車内でじっとしているより動いて胃のむかつきを紛らわすべく雨も上がっている事ですからとりあえず鳥海湖までの散策を試みます。入山届はオンラインで済ませていますが当初より4時間遅れでいざ入山。
登山口では少し青空も見えたけど山頂方面は真っ白であり無理は禁物です。少し進むとTDKの保養施設の東雲荘がありましたがTDKの創業者がにかほ市出身という事でゆかりのある当地にこのような施設があるみたい。さらにもう少し登ると鉾立展望台があり山頂方面は滝が日本海側にはにかほ市の風景が広がっています。整備された登山道を登りながら振り返ると雄大な日本海とにかほの風景が霞ながらも見ることが出来ました。
そして登山道から登る事30分で秋田県から山形県へと入ります。この時も振り返れば秋田側は晴れ間もありますが上る側の山形側は真っ白でお先真っ白・・・。でも雨は降っておらず日本海からの吹きっさらしで霧状になっているだけでミスト浴をしている感じと思えば苦痛ではない。
登る事1時間弱で賽の河原に到着したけどいよいよ前も後ろもモイスチャー状態でお先どころか全て真っ白状態。ここで一息ついて行動食タイム。駐車場の車内で悶々としていた時より動いている方が胃腸不快も紛れて元気が出てきました。
賽の河原から先は連日の雨の影響か登山道も小川のような状態が続きます。賽の河原から30分ばかし進むと御浜に到着しますがここで外輪山方面へ進むと山頂へ一直線ですが反時計回りコースの鳥海湖を目指すべく鳥海湖方面に向かいます。ここは少し迷う地点で大平方面に進んでしまうとかなり遠回りになってしまうから要注意。登山者はいないと思ったけど途中で老夫婦とすれ違いましたが御浜小屋で何組か登頂を諦めて休憩していたとの事。取り敢えず小屋には寄らずに鳥海湖方面へ。
御浜からは鳥海湖と鳥海山の眺望が最高とか記事にあったけどその景色とはかけ離れた真っ白で暴風吹きすさぶ中を進みますが鳥海湖、見える気配が0であり行く意味あるんかと自問自答。でもまあミスト浴のような感じで心地よくもあり熊よけの鈴の音と吹きすさぶ暴風の音だけが空しく響く中をとぼとぼと進みます。
分岐点を木の遊歩道のような道を進んでいきますが地図上では左手に鳥海湖があるはず。と、一瞬でしたがガスが途切れて鳥海湖が顔を出したので急いで記念撮影。
きっと晴れていたら素晴らしい眺望だったことでしょう。すぐにまたガスって真っ白になり見えなくなりお別れ。今年の猛暑と少雨で鳥海湖は涸れかけていてピンチという記事を読みましたがこちらも連日の雨のおかげか涸れる事はなさそうです。これにて目的は達したので反時計回りにそのまま進んで再度御浜まで戻ります。
天気良好・体調万全ならこの後2時間かけて山頂を目指しますが本日は危険であり引き返します。御浜小屋にはどこからどうやって持ってきたのか謎なISUZU ELFが鎮座していた。小屋は休憩で使えるけど200円かかるのでパス。開けてみたらおっさんが横になって休んでいた。天候の回復を待って登頂をするのか謎だけどこの日は結局ずっと山頂は雲の中でした。
登り始めは晴れていた秋田側も真っ白になっています。下山したと同時に大粒の雨も降ってきて駐車場からこの日の宿に戻り今回の主目的の鳥海山登山は不完全燃焼甚だしく終了となりました。時刻はまだ13時過ぎであり最終便で伊丹に戻りたい気持ちでしたが予約変更不可の便であり無駄にもう一泊する事に。
day2
天気が良ければ上浜-小砂川の羽越本線撮影スポットで6時から日本海縦貫貨物を撮ろうと思いましたがこの日も秋田はどんよりとした天気でやめ。のんびりチェックアウトしやる事がないので近くにあったTDKの工場を眺めて記念撮影でもしてみます。が、工場を記念撮影していたら警備員がすっ飛んで来てなにか用事でしょうかと尋ねてきた。ただ単にTDKの記念撮影ですと答えて立ち去ったけど電子部品を扱う工場であり何かのスパイとでも思われたのでしょうか。
TDKと言えばカセットテープというイメージが強く中高時代にTSUTAYA桂駅西口店で買ったTDKのカセットテープにナインティナインのオールナイトニッポンを録音してWalkmanで聞いていた青春の思い出が強い。AIWAとTDKのカセットテープに本当にお世話になりました。でも実は電子部品の大手として兆規模で売り上げがある会社として今でも存在していたなんて知りませんでした。カセットテープが淘汰されてTDKどうなったんだろうと思っていたけど大間違い。京都のOMRON、RHOM、村田製作所のように表立っての製品というよりは製品内部の重要な部品におけるキーメーカーとして世界中で活躍しているのでしょう多分。
TDKは一瞬で終わってしまったのでドライブも兼ねて上浜-小砂川の撮影スポットを訪ねますが撮影者の訪れが少ないようで草木で荒れ放題となっていました。特急いなほや上り貨物を撮影しても良かったのですがこの天気でこの地で2時間待つのもあほらしい。と、近くに土田牧場、にかほ高原なるキーワードが並んだ看板が。
空港への途中でもありドライブがてら寄り道です。機内や鉾立からはにかほ市には多くの風力発電が見えていましたがにかほ高原にも多数の巨大な風車がありました。土田牧場で元祖ジャージーソフト450円也を注文しましたが実物は看板の写真の半分くらいの高さしかなかった・・・。日本海からの強風と曇り空で凍えながら完食しこれにて今回の旅は終了となり空港へと1時間かけて戻ります。
復路は13時10分発のNH1654便。空港で秋田B級グルメの横手やきそば980円也を注文して出発を待ちます。しょっつるラーメンも1500円とかやはり空港価格だけど致し方なし。
往路では見えなかった穂高連峰や御嶽山を眺めながら飛行機は順調に南下を続けます。にかほと同様に多くの風力発電が存在する青山高原上空も晴れ。大昔にtouringで訪ねた時が懐かしい。
土曜日は前泊して日曜に登る予定なので伊丹を12時50分のNH1653便でのんびり出発。出発地が晴れていても意味がないと思いながら7番搭乗口からの搭乗。北上するに雲が増え北アルプス付近も厚雲に覆われ穂高連峰を見ることはできませんでした。遠く富士山だけは雲の上から頂が顔を出していた。
厚雲の上を飛行し続け秋田空港はRW10に着陸であり右手に鳥海山が見えましたが見事に雲に覆われている。今日は覆われていても明日晴れてくれたら良い。そう思いながら雨に濡れた滑走路に着陸しましたがテンションが上がらん。今回は日産レンタカーでノートを借りてとりあえずこの日の宿の象潟まで1時間20分くらいかけて南下します。
象潟駅周辺にはコメリ、ツルハドラッグ、MaxValue等のロードサイド店が揃っていて食料品の調達には困らず。宿の近くにはキャン★ドゥの路面店まであった。
明日の登山に備えてこの日は秋田の郷土料理と決めていたけど象潟周辺には予約なしでは入店困難な店がちらほら。そのうちの一つ「笑福」さんが気になったので前日に予約を試みましたが人数を言う前に満席と言われた。1名なのでなんとかなりませんかと伝えたらカウンターならいけるかなと言われ予約完了。宿に到着したのが夕方で中途半端な時間でしたので昼食も摂らず空腹絶頂で18時過ぎにお邪魔します。時間が早かったけどカウンターには2名様がおられて座敷にも常連さんが次から次へとやってくる。とりあえずお任せでと言ってみたらお任せは出来ないとの事でメニューを見てみると地物がいろいろある。お酒も秋田の日本酒が多数ありますが夫婦で切り盛りをされているので女将さんにお勧めを聞いてみます。潟の松風のなんちゃらバージョンがどうこうと教えてくれたけど訛りが強くて解読不能。でもとりあえずここ象潟の地酒の通常とは違うバージョンみたいなのでそいつを一合注文。刺身の盛り合わせもお願いしたら量が多いから半分にしておくねと。あとはがさエビと旬ではないけどハタハタを勧められたのでその子たちを注文。どれもおいしくてボリューミーだけど塩っ気が強いのでごはんが欲しくなる。白米はないのでおにぎりを選ぶけど何故か味噌おにぎりを頼んでしまった。うん、いぶりがっこ含めてすべて美味しいけど薄味に慣れている自分には少し塩っ気が刺激的。地物のキスのフライもとっても美味しくてこのあたりでやめておけば良かったけど肉も欲しくなり何故か豚バラニンニク巻を注文してしまった。こいつもなかなかパンチ力がありニンニク9かけを食してしまい口の中と胃の中がえらいことになってしまった。お酒も弱いのに調子に乗って1合で注文してしまったがカウンターの二人組が頼んだお酒もおちょこで女将さんがこっちにも入れてくださり「これは県北のね」、「これは県南のね」ってな感じで酔いが回る。
秋田の地酒と地物を堪能してお会計は3500円ぽっきりで一瞬目を疑ったけど御馳走様でした。ちなみにお隣のおじちゃん二人組は仙台から鳥海山に登りに来ていたそうだけど真っ白で何も見えず引き返してきたと。このにかほ市が大好きで移住もしたいそうな。仙台からだと車でさくっと来れるけど京都からの鳥海山は敷居がかなり高く明日は何が何でも登り切りたい。そう思いながらお二人とご夫婦にお別れして宿に戻ります。
時刻はまだ20時前でありホテルの温泉に入ってあとは寝るだけです。しかしながら今年の初日の出の時と同じ過ちをまたしてしまった。調子に乗って食べ過ぎて口喝が半端なく寝苦しい。そして胃もたれと胃痛も襲ってきて脂汗をかいて入眠どころではなくなってしまった。5時起床で6時から登り始めると予定していたから早く寝ようと思っても体調不良で無理。と、外の空気を吸おうと思って夜中に窓を開けるとざざ降りじゃありませんか。雨予報でも実際は晴というオチもありましたが今回は雨的中。それでもとにかく眠らなければと思いベッドの上で悶えていたけど4時頃から記憶が飛んでるからきっと入眠していたはず。でも5時にセットしていたアラームですぐに目覚め、目覚めるとまた胃もたれで眠れずという展開で予定通りに起床。恐る恐るカーテンを開けてみたけどやっぱり雨のままの天気で気持ちも落ち込む。登山前の朝食をMaxValueで買い込んでいたけど胃もたれが激しく受け付けん。山の天気はころころ変わるからとりあえずダメ元で登山口まで行ってみようとなりチェックアウトし一番メジャーな登山口の鉾立まで30分かけて向かいます。
雨は降り続き鳥海山は真っ白で何も見えん。行っても絶望的ですが他に予定が何もないので行ってみますが日曜なのに登山者用の駐車場(写真は一般利用者用で登山者用はまた別の場所)には1台も停まっていない。そりゃこんな天気だし来る人いません。
寝不足と体調不良でどちらにしても登頂は不可です。行く当てもなくなり駐車場で寝落ちしてしまいましたが雨が上がって少し晴れ間も見えたり見えなかったり。ガスですぐに晴れ間は消えますが来た時よりはましな感じ。せっかくだしにかほ市が作った稲倉山荘に入ってみますが8時から食堂や売店が営業しておりここで胃腸に優しそうな蕎麦を食べて体を温めよう。ノーマルのかけ蕎麦かかけうどんを頼んだら良かったかもしれん。「鳥海そば」という響きにつられて鳥海そばを注文したけど辛味素がついてきていてこの辛味素がまたパンチ力があり昨晩で弱った胃腸にガツンと効いて胃がキリキリする。おばあちゃんが混ぜて食べてねーと言って渡してくれた以上残したくないという思いだけで完食。
車内でじっとしているより動いて胃のむかつきを紛らわすべく雨も上がっている事ですからとりあえず鳥海湖までの散策を試みます。入山届はオンラインで済ませていますが当初より4時間遅れでいざ入山。
登山口では少し青空も見えたけど山頂方面は真っ白であり無理は禁物です。少し進むとTDKの保養施設の東雲荘がありましたがTDKの創業者がにかほ市出身という事でゆかりのある当地にこのような施設があるみたい。さらにもう少し登ると鉾立展望台があり山頂方面は滝が日本海側にはにかほ市の風景が広がっています。整備された登山道を登りながら振り返ると雄大な日本海とにかほの風景が霞ながらも見ることが出来ました。
そして登山道から登る事30分で秋田県から山形県へと入ります。この時も振り返れば秋田側は晴れ間もありますが上る側の山形側は真っ白でお先真っ白・・・。でも雨は降っておらず日本海からの吹きっさらしで霧状になっているだけでミスト浴をしている感じと思えば苦痛ではない。
登る事1時間弱で賽の河原に到着したけどいよいよ前も後ろもモイスチャー状態でお先どころか全て真っ白状態。ここで一息ついて行動食タイム。駐車場の車内で悶々としていた時より動いている方が胃腸不快も紛れて元気が出てきました。
賽の河原から先は連日の雨の影響か登山道も小川のような状態が続きます。賽の河原から30分ばかし進むと御浜に到着しますがここで外輪山方面へ進むと山頂へ一直線ですが反時計回りコースの鳥海湖を目指すべく鳥海湖方面に向かいます。ここは少し迷う地点で大平方面に進んでしまうとかなり遠回りになってしまうから要注意。登山者はいないと思ったけど途中で老夫婦とすれ違いましたが御浜小屋で何組か登頂を諦めて休憩していたとの事。取り敢えず小屋には寄らずに鳥海湖方面へ。
御浜からは鳥海湖と鳥海山の眺望が最高とか記事にあったけどその景色とはかけ離れた真っ白で暴風吹きすさぶ中を進みますが鳥海湖、見える気配が0であり行く意味あるんかと自問自答。でもまあミスト浴のような感じで心地よくもあり熊よけの鈴の音と吹きすさぶ暴風の音だけが空しく響く中をとぼとぼと進みます。
分岐点を木の遊歩道のような道を進んでいきますが地図上では左手に鳥海湖があるはず。と、一瞬でしたがガスが途切れて鳥海湖が顔を出したので急いで記念撮影。
きっと晴れていたら素晴らしい眺望だったことでしょう。すぐにまたガスって真っ白になり見えなくなりお別れ。今年の猛暑と少雨で鳥海湖は涸れかけていてピンチという記事を読みましたがこちらも連日の雨のおかげか涸れる事はなさそうです。これにて目的は達したので反時計回りにそのまま進んで再度御浜まで戻ります。
天気良好・体調万全ならこの後2時間かけて山頂を目指しますが本日は危険であり引き返します。御浜小屋にはどこからどうやって持ってきたのか謎なISUZU ELFが鎮座していた。小屋は休憩で使えるけど200円かかるのでパス。開けてみたらおっさんが横になって休んでいた。天候の回復を待って登頂をするのか謎だけどこの日は結局ずっと山頂は雲の中でした。
登り始めは晴れていた秋田側も真っ白になっています。下山したと同時に大粒の雨も降ってきて駐車場からこの日の宿に戻り今回の主目的の鳥海山登山は不完全燃焼甚だしく終了となりました。時刻はまだ13時過ぎであり最終便で伊丹に戻りたい気持ちでしたが予約変更不可の便であり無駄にもう一泊する事に。
day2
天気が良ければ上浜-小砂川の羽越本線撮影スポットで6時から日本海縦貫貨物を撮ろうと思いましたがこの日も秋田はどんよりとした天気でやめ。のんびりチェックアウトしやる事がないので近くにあったTDKの工場を眺めて記念撮影でもしてみます。が、工場を記念撮影していたら警備員がすっ飛んで来てなにか用事でしょうかと尋ねてきた。ただ単にTDKの記念撮影ですと答えて立ち去ったけど電子部品を扱う工場であり何かのスパイとでも思われたのでしょうか。
TDKと言えばカセットテープというイメージが強く中高時代にTSUTAYA桂駅西口店で買ったTDKのカセットテープにナインティナインのオールナイトニッポンを録音してWalkmanで聞いていた青春の思い出が強い。AIWAとTDKのカセットテープに本当にお世話になりました。でも実は電子部品の大手として兆規模で売り上げがある会社として今でも存在していたなんて知りませんでした。カセットテープが淘汰されてTDKどうなったんだろうと思っていたけど大間違い。京都のOMRON、RHOM、村田製作所のように表立っての製品というよりは製品内部の重要な部品におけるキーメーカーとして世界中で活躍しているのでしょう多分。
TDKは一瞬で終わってしまったのでドライブも兼ねて上浜-小砂川の撮影スポットを訪ねますが撮影者の訪れが少ないようで草木で荒れ放題となっていました。特急いなほや上り貨物を撮影しても良かったのですがこの天気でこの地で2時間待つのもあほらしい。と、近くに土田牧場、にかほ高原なるキーワードが並んだ看板が。
空港への途中でもありドライブがてら寄り道です。機内や鉾立からはにかほ市には多くの風力発電が見えていましたがにかほ高原にも多数の巨大な風車がありました。土田牧場で元祖ジャージーソフト450円也を注文しましたが実物は看板の写真の半分くらいの高さしかなかった・・・。日本海からの強風と曇り空で凍えながら完食しこれにて今回の旅は終了となり空港へと1時間かけて戻ります。
復路は13時10分発のNH1654便。空港で秋田B級グルメの横手やきそば980円也を注文して出発を待ちます。しょっつるラーメンも1500円とかやはり空港価格だけど致し方なし。
往路では見えなかった穂高連峰や御嶽山を眺めながら飛行機は順調に南下を続けます。にかほと同様に多くの風力発電が存在する青山高原上空も晴れ。大昔にtouringで訪ねた時が懐かしい。
でも人生同様、雨の日もあれば晴れの日もある。雨の日があるから晴れの日のありがたみを一層感じる。全てが毎回うまくいっていたらつまらん。これもまた秋田にまたおいでと言ってもらっているんだなと思いながらとぼとぼと帰宅。
今回も大したオチもなく長文駄文が続きましたが備忘録にお付き合いくださりありがとうございました。
今回も大したオチもなく長文駄文が続きましたが備忘録にお付き合いくださりありがとうございました。
おしまい
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