2023年7月27日木曜日

【指宿枕崎線撮影・開聞岳登頂備忘録 その1】 23'7/24-25

デジャブ・・・。
指宿枕崎線乗車・開聞岳登頂備忘録」を先週書いていましたが今週は
「指宿枕崎線撮影・開聞岳登頂備忘録」と「乗り鉄」から「撮り鉄」に変身して2週連続鹿児島です。


人生のターニングポイント的なイベントが2年前にありそれに伴う特別休暇をいただいていましたが2年以内に消費しないといけないけど消費期限ぎりぎりの最終週に申請。連続5日間の休暇を付与してもらいましたが何するか。先週に枕崎までの乗り鉄と開聞岳登頂をしましたが久々に撮り鉄もしたくなってきた。そして開聞岳山頂もほとんど雲で見えなかったからもう一度登りたい。そんな思惑が交錯して2週連続で指宿枕崎線と開聞岳を目指して出発です。



慣れたら大して苦痛に感じないのが恐ろしいもの。直前に思い立っての行動でしたので前日23日夜から航空券の予約やレンタカー、宿の予約を行い登山の準備やなんやかんやしていたら寝たのは2時過ぎ。今回撮り鉄をと思い立ったのは注文していたコロコロが23日に届いたから。ペリカンのキャスターはうるさすぎるので改造していましたが重みに耐えられず曲がっていたので再度コロコロを交換しようとしていたタイミングでした。こいつの交換でそれなりに時間も使ったので寝るのが余計に遅くなった。



4時起床なので2時間弱しか睡眠時間がないけど行くしかないと自分を追い込んでおやすみなさい。
先週と全く同じ行動で西大路駅始発の普電に乗り京都駅八条口始発のリムジンバスに乗り伊丹空港から鹿児島行始発のNH541便に乗り鹿児島空港には08時30分に到着。羽田行07時05分発のNH986と08時00分発のNH16は「鬼滅の刃じぇっと参」と「たくあん」の並びと壮観で幸先が良いかもと予感させられます。



毎度の朝の離着陸ラッシュでなかなか離陸出来ませんが5分早い出発時刻のNH986より先に鹿児島便は離陸です。



今日も伊丹は晴れ。出発地が雨でも到着地が晴ならそれで良い。こんなに良い天気だとなんだか悔しい。東側だと日光直撃で眩しいからいつも朝の便は西側の席を取りますが阪神競馬場、六甲アイランドに別れを告げていざ鹿児島へ。




メールとかのやり取りをしていたら寝る間もなく宮崎沿岸が見えて九州上空→鹿児島空港へ定刻の到着となりました。



今回は撮り鉄モードなので鹿児島空港からはスカイレンタカーでマーチに乗り込み、まずは指宿枕崎線 平川~瀬々串間のスポットに立ち寄ります。天気予報はコロコロ変わり全く読めません。鹿児島中心部では青空が広がっていたけど南下するにつれ厚い雲が多くなり平川~瀬々串も青空は少し見えるけど雲が多いという残念な状況でした。ちょうどキハ200が鹿児島中央に上がっていくところでした。
1330D 指宿枕崎線 瀬々串-平川



夏休みだからでしょうか。平日でしたがいぶたまは増結された3両でやってきた。
8071D 特急いぶすきの玉手箱1号




1333D




何本か撮影しましたが雲が晴れる気配がありません。開聞岳の方まで行って天気が良ければ開聞岳に登ってしまおうと考え山川方面に向けて南下し錦江湾沿いに進みます。特急の停車駅でもある「喜入」ですがこちらには日本最大の石油中継備蓄基地であるENEOS喜入備蓄基地なるものがあります。沖合には30万トンクラスのタンカーが停泊し中東からの石油をおろしここから全国各地の精油所に運ばれるみたいで。こちらでは国内内需の2週間分の備蓄及び受払量としては国内消費の13%相当分の石油を扱っているようです。





時刻は11時ですが4時の朝食でしたのでお腹はペコペコ。国道226号は交通量も多くコンビニやスーパーも多くあり食料調達には困りませんがほっかほっか亭喜入店を発見して立ち寄ります。出来たのて唐揚げ4個入弁当550円を食べますがチェーン店のクオリティとコスパは素晴らしいと改めて思った。鹿児島でも京都でもほか弁はほか弁。それにしても浪人時代の時と比べて100円以上値上がりしていたと思うけど給料は大して上がらんという貧しさを感じた。なんかニュースを見ていても日本は中国や韓国よりも賃金が低くなり海外からの労働者も敬遠しているみたい。正直自分個人的にも希望的観測をもって生きていない。最高学府の東京大学を出た官僚が日本をダメにしているのか政治家がアホ過ぎるのか。

喜入から更に国道226号の南下を続けますが県道245号に入り海沿いからお別れして池田湖経由で開聞岳付近まで移動します。青春18きっぷの撮影地にもなったという地点を訪ねてみますが今の時点での開聞岳は厚い雲に覆われており登る気にはなれません。2時間睡眠のダメージも相まって今日は開聞岳登頂は諦めて残り時間は枕崎の宿に移動してのんびりするか。



今回はレンタカーなので天気が良ければ枕崎の更に先までドライブしようと思い宿をまた枕崎に取りました。時刻は12時30分。枕崎へ移動する途中に緑のトンネルで有名な薩摩塩屋駅がありますが13時43分と14時34分に上下列車の通過があり立ち寄ってみます。



ここに駅がある意義はあるのかと思わされるような場所にありました。緑のトンネルはインスタとかにupされて一躍有名になり前回の乗り鉄の時は休日であった事もありホーム端に多数の素人さんが撮影されていて警笛を鳴らされまくっていた。今日はド平日という事もあってか誰もおらず。



ちょうどこんな感じで列車はやってきますので500mm以上のレンズが必要と考え今回は気合を入れてペリカンの中に200-500mmレンズを入れてきた次第。にわか雨も降ったりと不安定な天気でしたが踏切が鳴り13時43分発の指宿行がやってきます。後追いとなりますが緑のトンネルを左右に揺れながらゆっくりと去っていく姿が印象的でした。
5326D 指宿枕崎線 薩摩塩屋-松ヶ浦



そして14時34分頃に下り列車の1337Dがやってきました。カーブからひょこっと顔を出す感じが可愛らしい。実際に乗っていた時もゆらゆらよく揺れるなーと思ったけどファインダー越しに見えるキハも左右にリズミカルに振れている。それがまた見ていて癒されます。
1337D





ファインダーを覗きながら思わず「なんて可愛いんだお前は・・・」と口走っていた自分に気持ち悪いと
思ったけどほんとに愛らしい。乗っていたらガサガサ木の枝に当たる音がしまくって窓からは葉っぱも入ってくるからそこまで癒されなかったけど撮る側からしたら癒しそのものでありました。
睡眠不足x緑のトンネルの癒し効果でもう何もやる気が起きん。宿にはチェックインの15時には着くので宿にチェックインして風呂してそのあとはゆっくりまた枕崎市内を散策でもするか。そう思いながら薩摩塩屋駅を後にして南九州市から枕崎市へと入ります。

先週は枕崎ステーションホテルという快適そのものなお宿でしたが今回は満室で取れず別のお宿一泊素泊まり6500円也。写真で見たら綺麗っぽかったけど実際にチェックインしたらかなりの古さで室内は湿気とカビの匂いがすごい。クーラー全開にして湿気を飛ばそうとしたらベッドの真上にクーラーがあり風が寝ている自分に直撃という状況。取り敢えず頑張ろうと思い大浴場に向かいますが大浴場のお湯も38-40℃の適温と42-43℃の熱めと2種用意されていたけどどっちも激熱過ぎて入れん。もうええわと思いシャワーだけ浴びて取り敢えず汗を流して部屋に戻ります。クーラー全開で湿気は少しマシになったけど風の直撃を受けながら横たわり布団をかぶって風を除けながらうつらうつら仮眠。クーラーを弱めると湿気が盛り返し強めると風が更に不快というジレンマが続き元気がなくなってきた。そういえば先週は1年前に飛び込みでお邪魔した鹿児島中央の寿司屋が休みだったけど急に恋しくなってきた。枕崎で2週連続カツオを食べるよりもお寿司を食べたい。そう思って電話してみたら22時くらいまでやってますよと。

一度決めたら動くのみ。鹿児島中央に宿を取り直しが出来たので当地はチェックインして3時間後にはチェックアウト、一路鹿児島中央までまた戻ります。戻るついでに撮影も出来ないかなーと時刻表を見たら指宿枕崎線は停電の影響で60分以上の遅延が発生しているとありました。JR九州アプリの列車位置情報「どれどれ」を見ても指宿で66分の遅延とありどこかしらで撮影出来そう。頴娃-西頴娃の薩摩富士バックの撮影地に立ち寄りましたが光線は良いものの雲が被っています。そして通過は19時を過ぎるのでパス。



Googlemapでは遅延したら時刻表もそれに合わせて予想時刻が掲出されており大山駅を18時49分に発車とあります。青春18きっぷ撮影地の西大山-大山間なら18時40分には着けそうなのでそちらへ急行してみます。9分以上の余裕があるから余裕と思っていましたが着いたと同時に踏切がなる音がして43分くらいには通過していきました。夕陽も絡めて撮れる場所から撮影したかったけど間に合わず取り敢えず思い出的撮影に終わってしまった。
1347D 指宿枕崎線 大山-西大山



って、冷静に開聞岳を見たらめっさ晴れとる。これだったらヘッドライトも持参しているんだし夕焼け登山をしたら良かったなーと思いましたが天気は本当に読めません。開聞岳はコロコロコロコロ目まぐるしく天気が変わりますね。本日の撮影はこれにて終了しあとは寿司を食べる為だけに再び鹿児島中央までの移動を再開です。薩摩半島の真ん中を突き抜けて走ると1時間強で鹿児島中央まで戻る事が出来、翌朝8時まで300円のコインパーキングに駐車して「鮨ありま」さんへ向かいます。夜の鹿児島中央駅もまた味があってよかよか。駅横の綺麗な商店街を進んだら「鮨ありま」さんに到着です。






Googlephotoを見返してみたらちょうどほぼ1年前の7月23日に訪れていましたが大将から「お久しぶり」と言われると嬉しいものです。常連さんが集う店のようですが新参者にも適度な距離感で接してもらう感じも変わらず。今回もお任せでお願いしましたが指宿産ののどぐろや枕崎で食べたタカエビ、阿久根産の赤雲丹等、地場産の魚を中心に握ってもらいました。お酒は大将が垂水出身で垂水の「八千代伝」、奥さんが指宿出身との事で指宿の「純黒」を水割りで注文。



次はいつ来れるかわからんのでお任せ以外に追加で握ってもらい合計20貫、ご馳走様でした。また鹿児島に来たら寄りますと御挨拶し21時半には店を出て市電もケチって徒歩でとぼとぼと取り直した宿のある天文館までのんびり歩きます。ほろ酔いで一人鹿児島の夜道を歩いていると以前の人との最後の旅行が鹿児島、指宿であった事を思い出し昔は良かったなーとおセンチになりながら維新三傑の大久保利通さんにおやすみなさいと挨拶をしてチェックイン。



明日には明日の風が吹くという考えですが翌25日は取り敢えず駐車料金が300円で済む8時までにコインパーキングに行く以外の予定は未定。

その2につづく



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