2021年10月4日月曜日

【生駒山からの夕焼けと神戸大橋からの夕焼け】 

ひっそり、でもふらふらと生活していますがようやく朝晩は秋の気配が。
突発的に生駒山と神戸港に出かけてきたので少しばかり。


生駒山といえば信貴生駒スカイライン、そして夜景ドライブの鉄板コースという個人的なイメージが強い。
夜景サイトを見ても確かに色々な夜景スポットが紹介されていますが行った事がないので行ってみます。
十三峠、夕日駐車場、鐘の鳴る展望台、パノラマ展望台等が有名のよう。取り敢えずその辺りを巡ってみるかと往復2000円弱を支払いスカイラインに進入。

が、やはりサイトの写真と実際に目に飛び込んでくる景色には大きな乖離があります。
鐘の鳴る展望台は恋人の聖地等と言われているようで、その時点でミーハー色が強く真っ先に候補から外れていましたが鉄板であり訪ねてはみます。
が、駐車場から登り切った展望台根本のベンチの前は生い茂った木々で展望は皆無です。
そこから鐘がぶら下げられている展望台に登りますが数人が立ったら満員御礼状態の展望台。
ここでも視界に生い茂った木々が入り込みます。恋人の聖地かつ生い茂った木々でありパス。

何事も否定形から入るのは良くないと言われて肯定形の人格形成を試みますがなかなか再形成は難しい。
口コミ評価の高い鐘の鳴る展望台を真っ先に攻めましたがあっけなく終了し十三峠や夕陽駐車場方面も攻めますが何処も草木が生い茂りいまいち。日没も近くなりせっかくのサンセットを見逃すのみ勿体ない。
結局一番人が集まっていたパノラマ展望台で夕景を眺める事になりました。

うん、ここが一番視界的にも良い。が、鉄塔と電線が入り込むのが野暮だなーとまた否定形にはなってしまいましたがある程度切り取って見たら美しいもの。
面倒くさくて24-70mmのレンズだけしか持ち合わせていなかったので70mmでの撮影となりましたが望遠レンズを持っていたら沈む太陽と梅田のビル群とのコントラストが美しかった事でしょう。引き気味の画が好きな自分的にはやはり草木や鉄柱が気になるところですが。
せっかく2000円弱を支払って進入したけど小さなコバエのような虫が凄い事。衣服の中にも入り込んでくるので夕陽を眺めたら撤収。歳を取ったら気長になると言われたけど短気変わらずで夜景もパスしてしまった。冷静に考えたらまた訪ねるのは正直しんどい場所であり粘っても良かったか。

さて、くだらんボヤキモードな備忘録は変わらずですが10月3日の近畿地方の予報は晴一色。
せっかくの晴だからまた夕陽を見たくなってきます。お手軽大文字山でも良いのですが先日に後輩夫妻を連れて登ったばかりであり他へ行こう。
和歌山からの夕焼けも綺麗だったし一瞬和歌山まで行こうかとも思ったが如何せん遠い。それなら京都から1時間ちょっとで行けるお手軽神戸にしようと午後から急遽出発。
この日に日没は17時40分なので日没まで間があるのでビーナスブリッジと中華街に寄り道して豚まんと餃子でも食べよう。

ビーナスブリッジもいわゆる恋人の聖地。
昔は南京錠が大量に取り付けられていたはずだけど今は南京錠を付けるためのオブジェが作られています。
恋人の聖地ってネーミングがあるところは通常パスだけどちょくちょく来ているビーナスブリッジ。だけど昼間に来るのは初めてかもしれん。いつも夜景モードで来ていたから。
この日の神戸は雲一つない快晴。
西の方を望むと遠く紀伊半島から淡路島も見えました。



9月末で改装の為に営業休止となったポートタワー。2年近くお別れです。



ビーナスブリッジも草木がだいぶ生い茂ってきているような。何処の展望台も草木が生い茂り荒れ気味に見えますが勝手にガーデニングするわけにもいかず見守るしかないのでしょうか。



さて、ビーナスブリッジで時間を潰しても日没まで間がある。てことで小学生時代に親に連れてきてもらった中華街の老祥記と元町の赤萬。今思えば30年以上前だけどオカンと食べた赤萬の餃子は今でも覚えている。餃子の持ち帰りもして家でも食べたような。歳をとると何気ない幼少期の思い出も感慨深く思えます。

その時以来だけど多分変わらぬ佇まいな感じ。いつもは中華街を通り抜けるだけで行列を見てそこまでして買うかねと思っていた自分が今日は並んで買っていた。1個100円って書いてあるから1人前の1個って思っていたら6個600円と10個1000円の2パターンのみでの販売っ!
1個100円とか紛らわしい書き方はいったい全体・・・と思いましたがまあええかと6個入り600円也。
よく見たらすごく小ぶりな豚まん。こんなちっちゃかったんかと記憶を辿るけど思い出せん。この大きさで100円は高いなーとまた否定形になってしまった。


せっかくだし赤萬ものぞいてみようと元町駅まで歩きますが並んでいない。
ついついのぞき込んだら店内のおばちゃんと目が合い「いけます?」と聞いたら「空いてるよ」と来たので入店。
うん、ビールと餃子のみのメニューは変わらず。
これは記憶にあった。でも1人前だけと思ったら土日は2人前以上で追加注文は不可と。こんなルールはなかったはず(苦笑)

なんか色々と縛りがあるなーと思いながらも二人前をいただいてそろそろ太陽がかなり傾いてきたので北公園まで移動しましょう。


国道2号を経由して神戸大橋を渡ればポートアイランド。
いつ来てもこの胸の高まりは変わらず。やっぱり港町神戸って素敵。
寺と神社ばかりで夜はすぐに真っ暗になる京都では味わえないウキウキ感があります。
京都だったら暗くなったしはよ帰って寝よってテンションに自分はなってしまう。
最近は北公園からの眺めよりも神戸大橋からの眺めがお気に入り。快晴だし多くの人出があるかなーと思いましたが1組のカップルしかおらなんだ。
この人の少なさが心地よい。





西の山に沈み切った太陽のあとにやってくるマジックアワー。
移り行くえもいわれぬ空の表情を眺めていたら時が流れるのを忘れます。

時が流れるのは忘れていたけどメッサ喉が渇く。そういえば豚まんが個人的にはメッサ塩っ濃かった。多分ラードと塩っ気全開で口喝中枢も全開。
作り手によるものなのか、もともとかなりの濃い味付けなのか、それとも自分が薄味派過ぎるのか。個々の価値観や主観があるからなんとも言えませんが並んでいなかったら味を再検証してみよう(苦笑)

京都に帰宅してからも麦茶ばかりを飲んでいましたが、まあ良い日曜だったか。
幼少期に両親とよく訪ね、社会人1年目に暮らした神戸。色々な思い出が溢れている神戸。
またふらりと訪ねましょう。



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