2021年6月29日火曜日

【焼岳登頂備忘録】 21'6/26-27

久々の備忘録。
ようやくワクチン供給も確保され高齢者への接種は一段落しつつあるようにも見受けます。

が、動き回る若者の感染を抑え込んでこそなんぼだと思いますが
ソース不明のSNS情報でワクチンが怖いとか変なデマに流されて接種しないという人もちらほら。



相も変わらずネット上は無法地帯でよくこんな非科学的な情報を鵜呑みにしてさらにそれに尾ひれはひれをつけての繰り返されてそう。
報道は報道で相変わらず●●県でコロナ1名陽性とかを繰り返しておる。1名陽性が出たからだからなんだという感じです。
糖尿、肥満、高血圧というモロ生活習慣病が重症化とわかっているならなぜ、暴飲暴食をして運動せずぶくぶく肥満になって糖尿になるのをやめましょうという啓発が盛んにならないのか不思議。
自己努力で食事を摂生して少しずつ運動したら良いのにと思うけど出来ないのもまた人間なのかもしれませんが社会がもっとその方向に啓発すべきだと思います。

大多数の人は軽症のコロナ感染症も報道の仕方で大きく変わっているなーと個人的には思います。
と、まあネット上でボヤいていても同じ穴の狢のようでありやめ。

4月に焼岳に登る予定が駐車場が予約制になっていて登れず、急遽乗鞍岳に登りましたがそのリベンジで今回は焼岳。
本当は白山でしたが天気が悪くてガスってそうという事で消去法での焼岳でもありましたが。
天気が良かったら西穂高の時のように単車で行くのも頭に過りましたがやっぱり天気が不安定なのでやめてひでさんの車で向かうことに。
金曜日の仕事後に仮眠を取って土曜日の午前1時に我が家に来てもらう事になりました。

家に帰ったら帰ったで家事とかをしてしまうので仮眠の時間がどんどん減ってくる。
はー。。。っと思っていたらひでさんから「腰がいたくなってきた」とlineが。
続報で「かがむのも痛くて歩くのも困難です」と来たので正直少しホッとした。「これで片道4時間かけて北アルプスまで行かなくて済む」と。

ひでさんには
「無理しないでください、山は逃げませんからまた次回に行きましょう。泊る宿にはキャンセルの連絡をしておきます」と言い21時半頃に連れがぎっくり腰になって歩けなくなったのでキャンセルしますと宿に連絡を済ませます。
しかし彼は心から行きたかったのでしょう。ロキソニン飲みまくって1時にまた連絡しますとの事。正直そこまで粘らんとキャンセルもしたんだから朝まで寝ましょーって気持ちが150%で自分は朝まで寝る気満々。
現時点で歩行困難なら行く事はないだろうと踏んでダラダラと家事を続けますが万が一の不測の事態に備えようとも思い23時過ぎにおやすみなさい。

なんか変な胸騒ぎがして浅い眠りが続き気付いたら午前1時。
まあどうせすいませんやっぱり無理ですと返信が来ると思いながら「どないですかー」とlineしたら「ちゆー」と・・・。
マジで?!と聞き返しましたがいまから向かうとまさかの不測の事態が発生してしまった。

行く気がほぼ失せていた中での午前1時半出発となってしまいテンションが全くもって上がらん。なんで腰痛がそんなすぐに良くなるんだ(苦笑)

焼岳は人気の山らしくて駐車場が満車になる事が多いらしく早く着いてくださいと言われ6時到着が目標。名神京都東IC⇒一宮JCTから東海北陸道へ入り飛騨清見IC⇒国道158号へと順調に進んでいきます。
順調には進むけどしんど過ぎる。単車で来ようとも思ったけどよく昔はそんな事できたなと自分でも不思議に思う。昔といっても7か月前だけど。

現地合流のYくんは車を横止して場所を確保しておきますんでと言われていたから余裕をこいていたけど5時半には焼岳登山道駐車場に到着。
が、横止してくれてへんし場所も既にカツカツになっとる(苦笑)
やはり他力本願は駄目だと思いながら縦列駐車して場所は確保。

登るのは6時半からのんびり行きましょと言われ車内で貴重な仮眠タイム。
が、あとからやってきた男女組が車外で楽しそうにケタケタ笑って話し続けているので覚醒して目が合った。
お、可愛いと思ったが車内で仮眠しているのが外から見えるならちったあ気を遣ってくれと毒づきながらの目覚め。

因みにうちのパーティはいつものYくん、ひでさん、小生とYくんの高校の同級生の野郎4人。大将は家庭の用事で今回は涙を呑んでの欠席。

天気予報では午前だけ晴れで昼から雨。このわずかな間隙を縫っての登頂。
うーん。晴れとる。遠くは西穂高の山々もはっきりと見えており6時半過ぎから入山。




焼岳は活火山。御嶽山の噴火による事故がありましたが気を付けよう。
当初は白山登山を予定していてハードだと聞いていたので6月の某日にひでさんと武奈ヶ岳に登りましたが正直その時の方がしんどかった。


話は脱線しますが武奈ヶ岳は比良山系の最高峰で標高1214m。
初心者コースと言われる坊村からのルートだと300m地点から登るので標高差は900mくらいだけど累積標高は1270m。
一方焼岳は標高2444mで中の湯登山道は約1500m地点であり標高差940mだけど累積標高は1500mとあります。

これだけ見ると焼岳の方がしんどそうだけどコースとかからも武奈ヶ岳の方がしんどかったのが個人的意見。
因みに武奈ヶ岳登山はこんな感じでちょーピーカンでした。熊肉料理で有名な比良山荘(行った事ないけど)の横を通れば登山口。



ここは北アルプス山頂ですと言われてもわからないような景色があったかも。
実際にアルプスに来たらやっぱちゃうわとなりましたが武奈ヶ岳も360℃のパノラマで素晴らしかった。


マザーレイク琵琶湖も好天で見えました。
いやー、片道4時間かけて北アルプスまで行かんでもこうして片道30分の近所で十分ですわと話していたけど結局また片道4時間かけて北アルプスまで行っているのが悲しくもありしんどい(苦笑)



話が脱線しましたが中の湯登山道から入山し樹林帯を進みますがYくんから高山植物の講義なども受けつつ登っていきます。
ギンリョウソウ



天気が良いとテンションも自然に上がる。来る時はあんだけしんどそうにしてたのにとひでさんにもチクリと言われたけど疲れも吹き飛ぶ気持ちの良さ。
これだから登山はやめられません。たぶん・・・。

順調に進んでいき森林限界付近から焼岳の北峰と南峰が見えます。



更に登って振り返る。ここまできたら9割5分登頂終了。



カルデラ湖を眺めてトラバースしたら眼下に上高地も見えました。




北峰登頂記念に1枚。山頂でお昼ご飯にしますが7時前から登頂を開始したのでまだ10時。
早い昼ごはんになりましたが午後は天気が崩れるはずとの事であり早々に下山します。
記念撮影の時点で既にガスってきて周りが見えなくなっておりましたが樹林帯に戻った時くらいから大粒の雨が降り出しての下山となりました。


登山口には12時半くらいには戻りましたが土砂降りなので北アルプス登山と言えば定番となっている「宝山荘」へ13時過ぎにチェックインして温泉タイム。
夕食は18時からですが風呂を出てから14時から18時まで爆睡。
そして夕食を終えてからもひでさんは風呂なしで翌朝まで爆睡と奥飛騨まで来たけどほとんど寝ていた奥飛騨でした。
翌日も朝食後にサクッと帰京となりましたが高山で宮川朝市なるものに少しだけ寄り道しただけで真っ直ぐ帰宅となりました。

やっぱ徹夜に近い状態で運転してそのまま登山はしんど過ぎてもうやりたくない。
と、思っていても次回は槍ヶ岳に登りましょうとなり行程はいつも通りの仕事後出発パターンに落ち着きます。

武奈ヶ岳の方がしんどかったのもあり奥飛騨まで登山しに行ったというよりも寝に行った感が強いような感じで今回の備忘録は終了です。

今回の走行距離は約650kmでした。






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