2021年1月11日月曜日

【愛宕山登頂備忘録】 21’1/10

皆様明けましておめでとうございます。
まだ1月初旬で何度でも言いたくなる今日この頃です。
職場でも誰に言った言ってないを失念して繰り返し言ってしまいます。



世間はコロナでの緊急事態宣言再発令(関東地区)に続きここ関西地区でも再発令を求める声が強まっています。
飲食店の閉店時間を22時→20時に繰り下げるとかの2時間でどう変わるのか。
店を開いている以上は既に飲食は繰り広げられている訳でありその時点で感染は生じていると思います。
京都府知事が以前に2時間以内の会食ならOK的な発言をしていましたがじゃあ2時間以内なら宴会はOKなのかという議論もありました。
てか、今でもこの条件は生きているのかすらわからないくらい情報が整理されていないような。
NZの首相ではないけど国、住んでいる地区のトップが定時に情報、メッセージを発信するだけでもだいぶ違うと思う。

棒読みの会見されても心に響かん。

10分の食事でも対面からの飛沫を浴びたら感染するはずであり時間どうこうといういうよりも
1か月間みっちりお金を関連の人達に保証するからシャットダウン!くらいの事をしないといつまでも小出しの連続で
ダラダラという状態が続くのではと素人考えをしてしまいますがいざ決定し発表する側の人は大変。一個人でわあわあ言うのは簡単な事です。

いわゆる「専門家」の先生たちは十二分に認識されていると思いますし
「専門家」からの進言を受けている赤絨毯の上の「センセイ」たちもおわかりの事だとは思いますが。

相変わらずのバラマキでコロナ関連という名目でチェックもされずに垂れ流され給付され訳の分からんところに金が使われているという報道がありました。
あまりにもこういう事が多すぎて、かつ他にもいろいろな事が起こっているから流されて何事もなかったかのように過ぎ去るのはこの国のいつもの常でしょう。

正月早々うんざりな気持ちになっていうのはみんな同じだと思います。
さて、また前置きが長くなりました。2月にYくんから木曽駒ケ岳に登りませんかと誘われ雪山登山の装備を徐々に揃え始めています。
11月に初めて標高の高い山に連れて行ってもらいましたが(奥飛騨温泉郷touring・西穂高 独標登頂備忘録)少しずつ山登りの楽しさがわかってきたような。

冬山装備も金がかかるけどYくんから「一生もんですから」と言われ「一生もん」を殺し文句に靴、アイゼンetcと揃えます。
高かろう安かろうでありしっかりとしたモノを揃えたら長く愛着を持って使い続けられる・・・はず・・・。

ド素人がいきなり2月にはい、雪山ですよと登れる訳がない。
ひでさんとせめて装備の装着とかも兼ねて身体を慣らすためにも山に登りましょうとなり京都府最高峰の愛宕山に登頂します。
最高峰と言っても924mしかなく初心者向け。
⇒同僚から京都府の最高峰は京都市と大津市にまたがる皆子山 971.3mだよと指摘されました。
不確かな知識で記入し申し訳ありませんでした。ここに修正致します。

ここ最近は寒波の影響でほんとに寒い。正直大文字山じゃだめですかと言いそうになりましたが大文字山は散歩コース的な山であり頑張って愛宕山に行きますか・・・。


8時にひでさんのおうちにお迎えして清滝道から清滝トンネルを越えて登山口の駐車場に。昔は平日500円休日1000円だったはずだけど1200円に値上がりしている。
のちのち山頂で話した常連さんに聞きましたがトンネル手前の広場は無料でそこに停めたら良いよと。



トンネルを越えて駐車場で係りのおばちゃんに1200円を払います。
「アイゼン持ってきてる?」と聞かれたのでハイと答えましたがもしも持ってないと答えたらどうなってるんだろう。入山するなと言われるのでしょうか。
Yくんには愛宕山なんでアイゼンなんていらないっすと一蹴されていましたが上の方は凍っているみたい。
平地でも氷点下だし頂上付近は凍っていて当然でしょう。下から見たらほとんど雪はなさそうに見えますが。

駐車場で登山靴に履き替えゲイターを装着して二の鳥居からアタック開始。
愛宕山の有益な登山情報はいくらでもネット上に溢れているので今回も個人的な思い出の日記的備忘録なので悪しからず。
そしてひでさんの変態レポートでもある。

開始時
手袋以外は木曽駒ケ岳装備で万全です。寒い寒いと言いながら登頂開始。


登頂10分後
暑い暑いとうめき声。後ろを振り返ると帽子と手袋が既になく前もはだけている。「ベンチレーション」との事。

登頂13分後
アウター限界にきたらしい。
アウターをザックの中にしまい込んでフリースに変態完了。



登頂20分後
フリースも限界にきたらしい。
8/40まで来たけど暑さも際立ってきている模様。



フリースもしまって薄手の上着で登頂を継続。




登頂1時間後
薄手の上着も限界らしい。身体から湯気が出ています。
登頂開始から1時間で変態完了。インナー1枚になられました。



相変わらずの脱線備忘録ですが水尾別れの手前で少し展望が開け嵐山らの桂川がくねくねとしている様子を伺えます。



のんびりと緩やかな登山道を進むともう少しで水尾別れ。





登頂1時間20分後
のんびりペースで水尾別れに到着。
この辺りから再び冷えてきてひでさんは再度冬支度へ。



別れから先は結構道が凍っているように見えますがアイゼンを装着するほどではないのは確か。
でもせっかく訓練を兼ねてアイゼンを持参しているので付けてみよう。初アイゼンを装着して記念撮影。





正直愛宕山に12爪のアイゼンなんかいらんやろうと誰もが思う事ですが「訓練」です。
おぉ滑りませんねーと感動していたのも束の間で20mくらい歩いたら氷のない普通の登山道。
歯が痛むから外しましょとなりあっけなく徒歩数十秒でアイゼン終了。




綺麗にパッキングして再び先に進みますが再び氷の道が。
先着されていたおばちゃん達はアイゼンならぬチェーンスパイクを装着中。
この先、必要ですかねとお聞きしたところ神社までずっと氷だからつけた方が良いよとの事。
おまぬけおじさん二人組は再度しまったアイゼンをよいしょよいしょと再び取り出して再装着。
一人でやると恥ずかしいけど二人だと自然と笑い話になり笑顔になれる。



愛宕神社まではあと少し。境内入口の黒門が見えました。





登頂2時間30分後境内に入り社務所前でしばし休息。この日の気温は氷点下8度くらい。




休憩が済んだら本殿まで向かいますが確かに別れ付近よりはるかに寒い。
気温差10度とかの看板もありましたがこうも寒さが違うものか。撮影の為に手袋なしで登っていたけど指がちぎれそう。途中の白髭社は通過。





アイゼンをはずして入って下さいとは当たり前の事ですがこの寒さの中、外すのが面倒になり僕は入りませんとノリの悪い事を言ってしまいましたがここまで来てお参りをしないのも不謹慎モノです。やっぱり行きましょうとなりアイゼンを外してお参りしますが何気に今年は初詣をしていなかったのでこれが初詣となりました。

良い出会い・御縁がありますようにと5円玉でお賽銭。
別の場所でもお願いしようとしたら5円玉がない。倍の効果を期待して10円玉を奮発。
1000円入れたら200倍か?とも思いましたが今年もケチ臭さは変わらず10円でストップ。



本殿内には絵馬が多数ありましたがみんなの願いを見るのも癒されます。
親の子供の受験に対する切実な願いとかは傍から見る分には笑ってしまいますが頑張れ受験生!じゅうぶん頑張っているよと声をかけてあげたくなる。



本殿でお参りを終えたら下山しますが往路は表参道コースでしたが復路は月輪寺参道コースをチョイス。
読み方がわからんので「げつりんじ」コースはこっちですかとか聞いたりしていましたが正確には「つきのわでら」でした。恥ずかしや。



この案内板を下ったところが見通しの良い場所で皆さんこちらでお昼ご飯をされています。
コンロ持参でカップ麺を食べていて羨ましいと思いましたがゴミは持ち帰りだし汁を愛宕さんに捨てるのもあかんと思う。
全部飲み干して自分の腎臓で浄化するのだろうか。だとしたら身体には悪い。塩分振り切れる。



いつも自撮りで凌いでいたけど水尾別れでもお見かけした方がいらっしゃたので厚かましく写真をお願いしましたが快諾いただき記念撮影。
自撮りではこの雄大さは伝わりません。



なんでも千葉県某市出身で院生で京都に来られているそうな。
実はひでさんの以前の本籍も同じ千葉県某市という事も判明し愛宕山で意外な接点も判明。そんなかんなで自然合流してお話しながら一緒に下山。

月輪寺を経由し少し道は逸れますが空也の滝へ寄り道。
なんでもここで滝行をする人がいるらしくひでさんも学生時代に「ノリ」でやった事があると。
今回の登山は木曽駒ケ岳予行演習も兼ねておりその時の装備で来ているので愛宕山にも関わらず80Lの巨大ザックを背負っておられる。
着替え類も勿論持参しており滝行も可能です。

途中で無料駐車場を教えてくれた玄人おじいちゃん3人衆と歩きましたが今日はいつもより滝の音が聞こえてこないと。
いや、水の音は聞こえるし年寄りで難聴気味なのでは邪推してしまいましたが水の音は左手の沢の音で滝の音は右から聞こえるんだと。
大変失礼いたしました。そしてお見それしました。本当に先人たちのパワーや知識の深さには敬服させられます。

滝までの別れ道でお別れし我々は空也の滝方面に逸れます。
これより前からひでさんは古傷の腰椎ヘルニアの症状が再燃し痛い痛いと腰をかばいながらの下山が続いていました。
滝行をすれば天然の冷シップですよと呑気な励ましをしながら向かいます。
途中の沢にも氷柱が出来ています。石造りの鳥居を越えて進むと真っ赤な鳥居。その鳥居を越えると凍てついた空也の滝が目の前に現れます。
こちらも氷柱が大量に形成されており流れ落ちる水は少なく音も小さかったのでしょう。





水量も少なくミスト状になっているので滝行は断念し記念撮影をして下山を続行。



このままひでさんを自宅に送り届けて解散かと思っていましたが奈良の大将が家族と何故か京都に所用で来ている事が判明。
合流した院生さんを途中まで送り届けて我々は大将の下に急行し年始の御挨拶です。



K女史とはまだ会えていませんが今年も走って登って色々な所を旅しましょう。
本年度も宜しくお願い致します。

愛宕山登頂備忘録と言いながらやっぱり脱線している備忘録ですが併せて本年度も宜しくお願い致します。





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