毎年年末はお泊りで年忘れイベントをしていることが多かったですが今年は雪山山行をしようと百名山の一つ、中央アルプス最南端の恵那山へ行ってきました。例年ならスノータイヤに履き替えているWRXで車出しをしていますが売却後の車なし子状態でありスノータイヤに履き替えている大将のジムニーで前泊地の中津川を目指します。
12月27日土曜日
午前診を終えて身支度を整えて14時30分にひでさんのお迎えがあり荷物を積み込んで大将とのいつもの合流地点の栗東IC近くのコインパへ。雪山山行は準備が重要ですが天気予報を見ても積雪は少なそう。当初はワカンやアイゼンを持っていくかどうか悩みましたが今年は積雪も少なそうでチェスパで大丈夫そうでありがっさり荷物を減らします。
栗東で大将とランデブー、乗り換えますがやはり軽自動車に重装備を持ち込むのは厳しい。後部座席でちっちゃくなりながら中津川まで行きましたが個人的にはそこまで乗り心地は気にならず。

前泊地は中山道に面する「お宿onn 中津川」。18時前に到着し夜の中津川に夕食をとりに繰り出しますが中津川恐るべし。年末の忘年会シーズンも重なってか10件以上のお店に電話や突撃をするも満席というオチで食料難民になってしまった。中津川に来てまでチェーン店は嫌だという気持ちもあったけど皆さん空腹絶頂で背に腹は代えられず「魚民」に突撃するも魚民まで満席で入れず。「庄や」にも突撃を試みたけど入店するも店員はこちらを一瞥して誰も声をかけてこずおっさん三人がしばらく入口で立ち尽くしてしまった。大将も思わず「萎えますな」とポツリとつぶやき出ましょかとなり出て再び彷徨います。街中華が空いてそうでしたので行けそうですよと言ったら大将が「中華の気分ではない」と言われ相変わらず難しい。低血糖でイライラモードでしたので結局駅前の昭和感満載の定食屋さんでこの日の夕食を済ませて早々に宿に戻っておやすみなさい。

12月28日日曜日
当初は5時出発で5時半から広河原登山口から登る予定でしたがコースタイム的にあまり早くに登っても時間を持て余しそうであり5時半出発の6時登頂開始で出発します。中津川からの前宮ルートは10時間くらいかかりそうであり本日は6時間くらいでいける広河原ルート。
高速に乗り本日登る恵那山を貫く恵那山トンネルを越えて園原ICで降りて登山口へ向かいます。登山口まで20分程度の駐車場までの道は冬季閉鎖されているので更にそこから20分かかる地点に停めて登山口まで40分近く歩いて向かいます。


おしまい
午前診を終えて身支度を整えて14時30分にひでさんのお迎えがあり荷物を積み込んで大将とのいつもの合流地点の栗東IC近くのコインパへ。雪山山行は準備が重要ですが天気予報を見ても積雪は少なそう。当初はワカンやアイゼンを持っていくかどうか悩みましたが今年は積雪も少なそうでチェスパで大丈夫そうでありがっさり荷物を減らします。
栗東で大将とランデブー、乗り換えますがやはり軽自動車に重装備を持ち込むのは厳しい。後部座席でちっちゃくなりながら中津川まで行きましたが個人的にはそこまで乗り心地は気にならず。
前泊地は中山道に面する「お宿onn 中津川」。18時前に到着し夜の中津川に夕食をとりに繰り出しますが中津川恐るべし。年末の忘年会シーズンも重なってか10件以上のお店に電話や突撃をするも満席というオチで食料難民になってしまった。中津川に来てまでチェーン店は嫌だという気持ちもあったけど皆さん空腹絶頂で背に腹は代えられず「魚民」に突撃するも魚民まで満席で入れず。「庄や」にも突撃を試みたけど入店するも店員はこちらを一瞥して誰も声をかけてこずおっさん三人がしばらく入口で立ち尽くしてしまった。大将も思わず「萎えますな」とポツリとつぶやき出ましょかとなり出て再び彷徨います。街中華が空いてそうでしたので行けそうですよと言ったら大将が「中華の気分ではない」と言われ相変わらず難しい。低血糖でイライラモードでしたので結局駅前の昭和感満載の定食屋さんでこの日の夕食を済ませて早々に宿に戻っておやすみなさい。
12月28日日曜日
当初は5時出発で5時半から広河原登山口から登る予定でしたがコースタイム的にあまり早くに登っても時間を持て余しそうであり5時半出発の6時登頂開始で出発します。中津川からの前宮ルートは10時間くらいかかりそうであり本日は6時間くらいでいける広河原ルート。
高速に乗り本日登る恵那山を貫く恵那山トンネルを越えて園原ICで降りて登山口へ向かいます。登山口まで20分程度の駐車場までの道は冬季閉鎖されているので更にそこから20分かかる地点に停めて登山口まで40分近く歩いて向かいます。
結局いつも通り時間は押し押しとなり6時登頂開始予定が6時半過ぎから登頂開始。閉鎖口から30分程度で広河原登山口に到着と思ったらこの先に本当の登山口があるみたい。ゲートを越えて再びアスファルトの林道をとぼとぼ歩いて進みますが雪が全くない。雪山山行のつもりが普通に秋山登山状態。


更に歩く事30分、07時30分に本当の広河原登山口に到着です。
更に歩く事30分、07時30分に本当の広河原登山口に到着です。
登山口と案内はありますが道なりにアスファルトの道が続いており三人でだべりながらそのまま進みます。

所々に薄っすらと積雪があります。先行者がいましたが足跡がない。登山道から逸れて何処に行ったんでしょうかねと皆で考えます。「きっとバリエーションルート通っていったんちゃいますか。ほら、あの斜面とかの」と談笑しながら進みますが進めど進めどアスファルトの道が延々と続いてはるか先にもガードレールが見えています。これ、ほんまに登山道なんかという雰囲気にようやく気付きYAMAPで位置確認してみたら。

所々に薄っすらと積雪があります。先行者がいましたが足跡がない。登山道から逸れて何処に行ったんでしょうかねと皆で考えます。「きっとバリエーションルート通っていったんちゃいますか。ほら、あの斜面とかの」と談笑しながら進みますが進めど進めどアスファルトの道が延々と続いてはるか先にもガードレールが見えています。これ、ほんまに登山道なんかという雰囲気にようやく気付きYAMAPで位置確認してみたら。
登山口から左に行かなければあかんかったみたいでめっさコースから逸れているではありませんか。「我々は三賢者ですよ」と大将が言っていたけどやっぱり「三バカトリオ」でした。そりゃ先行者の足跡なくて当然です。
結局30分以上のタイムロスと体力を無駄に消費して広河原登山口に戻ります。

戻ってまじまじと見たら確かに左が正しい登山道ってわかるけどここでも大将は「矢印ひとつでもつけてくれたら間違わないのに。せめて木に赤丸だけでもあれば間違わないのに」と管理責任を問われていたけど我々が三バカという事でしょうきっと。
結局30分以上のタイムロスと体力を無駄に消費して広河原登山口に戻ります。
戻ってまじまじと見たら確かに左が正しい登山道ってわかるけどここでも大将は「矢印ひとつでもつけてくれたら間違わないのに。せめて木に赤丸だけでもあれば間違わないのに」と管理責任を問われていたけど我々が三バカという事でしょうきっと。
因みに戻っている最中にソロのおっちゃん登山者とすれ違い間違いを指摘してあげたけどやっぱり間違いますこれは。


積雪も少なく途中でハート型の岩があったりはしましたが特に見どころのない樹林帯を進みます。4合目を過ぎてしばらくしたら南東方面の視界が開け飯田市街のはるか先に南アルプスの山並みが見えます。そして北には木曽駒ケ岳が見えます。
積雪も少なく途中でハート型の岩があったりはしましたが特に見どころのない樹林帯を進みます。4合目を過ぎてしばらくしたら南東方面の視界が開け飯田市街のはるか先に南アルプスの山並みが見えます。そして北には木曽駒ケ岳が見えます。
振り返ると霧氷バックの南アルプスと木曽駒が見えて本当に美しい。


快晴の下で風も無風に近く穏やかな登山が続き10時30分過ぎに山頂に到着です。年末登山でもっとたくさんの人がいるかと思いましたが人も少なく山頂も静かでいい感じ。確かに眺望は0でがっかり百名山と揶揄されるのもわからんでもありませんが霧氷に囲まれてこれはこれで好き。


昼過ぎには下山するつもりでしたので山頂で軽い軽食を摂ります。そして今回も大将は重たいのにヤカンとバーナー、お水を持参してくださりご褒美コーヒータイムです。登り切った山頂で素敵な景色の中で飲むコーヒーは格別です。いつもありがとうございます。

地図を見てみたらここは山頂のようで真の山頂ではないみたい。最高点はこの先にあるみたいなので少しばかり進んでみます。
快晴の下で風も無風に近く穏やかな登山が続き10時30分過ぎに山頂に到着です。年末登山でもっとたくさんの人がいるかと思いましたが人も少なく山頂も静かでいい感じ。確かに眺望は0でがっかり百名山と揶揄されるのもわからんでもありませんが霧氷に囲まれてこれはこれで好き。
昼過ぎには下山するつもりでしたので山頂で軽い軽食を摂ります。そして今回も大将は重たいのにヤカンとバーナー、お水を持参してくださりご褒美コーヒータイムです。登り切った山頂で素敵な景色の中で飲むコーヒーは格別です。いつもありがとうございます。
地図を見てみたらここは山頂のようで真の山頂ではないみたい。最高点はこの先にあるみたいなので少しばかり進んでみます。
恵那神社奥宮を越えて進むと少し開けた地点になります。

恵那山は天照大神の胞衣(えな)が埋められたという伝説があり信仰の山のようで恵那神社の社が点在しています。


霧氷の隙間からも南アルプスが目に飛び込んできますがその更に奥に富士山もこの日は見る事が出来てまさに優勝。
恵那山は天照大神の胞衣(えな)が埋められたという伝説があり信仰の山のようで恵那神社の社が点在しています。
霧氷の隙間からも南アルプスが目に飛び込んできますがその更に奥に富士山もこの日は見る事が出来てまさに優勝。
台形の山頂が後ろにあるのが見えますでしょうか。


恵那山最高地点はまだここではないみたい。避難小屋の先にあるみたいなので先に行こうとしますがひでさんは急登を下ってまた登るとはもう勘弁との事で自分一人で進みます。下って登った先に立派な避難小屋がありその先に更に進むと最高地点があるそうな。

最高点の看板がなくなっていると言われたけど登山道から数mそれた足跡の先が最高地点らしい。時間と体力を使ってここまで来たけど正直うーんって感じ。

少し先にいけば恵那神社の二宮社があるみたいでありそこまで行ってみましたが開けた視界の先には遠くは白山も見えました。
恵那山最高地点はまだここではないみたい。避難小屋の先にあるみたいなので先に行こうとしますがひでさんは急登を下ってまた登るとはもう勘弁との事で自分一人で進みます。下って登った先に立派な避難小屋がありその先に更に進むと最高地点があるそうな。
最高点の看板がなくなっていると言われたけど登山道から数mそれた足跡の先が最高地点らしい。時間と体力を使ってここまで来たけど正直うーんって感じ。
少し先にいけば恵那神社の二宮社があるみたいでありそこまで行ってみましたが開けた視界の先には遠くは白山も見えました。
霧氷の白と快晴の青空が美しくどこまでも進みたい気持ちでしたがひでさんと大将はホンマに来なさそうなので山頂に戻ります。

戻る途中に避難小屋の裏にある展望岩にも立ち寄ってみましたがここからも富士山を見る事が出来ました。今日は本当にいい天気です。
なんやかんやしていたら30分以上時間が経過しています。近いと思ってもそれなりに時間を喰っていたようです。山頂に戻ったら目が三角になっている大将から「どこまで行ってたんですか」と怒りを抑えた口調で聞かれたのでこれはお怒りやと思いそそくさと下山しましょとなり下山開始。ちょうどジェット機の爆音と航跡が見えたので調べてみたらチャイナエアラインのB747のカーゴが上空を飛んでいたので霧氷と共に記念撮影をして下山していきます。

下りながら八ヶ岳や南アルプスを見ますが「陽が昇ってからの景色もまた良いものですね」と大将がぽつり。
戻る途中に避難小屋の裏にある展望岩にも立ち寄ってみましたがここからも富士山を見る事が出来ました。今日は本当にいい天気です。
なんやかんやしていたら30分以上時間が経過しています。近いと思ってもそれなりに時間を喰っていたようです。山頂に戻ったら目が三角になっている大将から「どこまで行ってたんですか」と怒りを抑えた口調で聞かれたのでこれはお怒りやと思いそそくさと下山しましょとなり下山開始。ちょうどジェット機の爆音と航跡が見えたので調べてみたらチャイナエアラインのB747のカーゴが上空を飛んでいたので霧氷と共に記念撮影をして下山していきます。
下りながら八ヶ岳や南アルプスを見ますが「陽が昇ってからの景色もまた良いものですね」と大将がぽつり。
山頂でのタイムロスからの怒りも美しい景色で薄まったようで一安心。

左の北西方面には御嶽、乗鞍、穂高連峰も見えて3アルプスを眺めながらの素晴らしい登山でした。


広河原登山口には14時頃に下山してそこから再びアスファルトの林道を進み車まで戻ります。
左の北西方面には御嶽、乗鞍、穂高連峰も見えて3アルプスを眺めながらの素晴らしい登山でした。
広河原登山口には14時頃に下山してそこから再びアスファルトの林道を進み車まで戻ります。
今回の山行の装備に関してですが結局4合目くらいからチェスパ装着程度で軽装での登頂となりました。チェスパはアマゾンで山岳ガイド監修とかとか最もらしい商品説明に釣られて買った2499円のモノでしたが途中からチェーンが両足で分解して使い物にならず。
やはり命に関わるギアである以上安物買い(わけわからんメーカーで2499円って結構ええ値だと思いますが)はダメだと思わされた登山でもありました。

この後は京都に戻ってのぞみさんと合流しての忘年会ですが下山後の温泉を外すのは大将が許しませんので月川温泉に立ち寄ります。
この後は京都に戻ってのぞみさんと合流しての忘年会ですが下山後の温泉を外すのは大将が許しませんので月川温泉に立ち寄ります。
温泉後は中央道から名神で京都へ戻りますが交通集中の渋滞に巻き込まれ忘年会には30分遅れの到着となりました。なんやかんやありましたが今年度も大きなトラブルもなく色々な山行や旅が出来ました。関わった全ての人達に感謝です。
みなさまどうぞよいお年をお迎えくださいませ。
おしまい
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