2025年10月24日金曜日

【久住山・祖母山登頂備忘録 その2最終回】 25'10/11-14

その1からのつづき

day2 月曜日
大将と二人で泊まる予定だった栃木温泉 鮎返りの滝を望む宿 小山旅館に一人で宿泊。着いたら真っ暗で何も見えませんでしたが目覚めて窓の外を見てみたら鮎返りの滝が部屋からも見えました。やはり温泉旅館に一人で泊まるのは寂しいもので夕食も周りが談笑している中そそくさと一人で食べて味気なかった。一人旅は好きですがやはり食事の時は誰かが居てほしい。そう改めて思いながら出発の準備をします。


最終日の天気も良さそう。のぞみさんと近くのファミマに8時に集合ですがその前に
南阿蘇村震災遺構 数鹿流崩れ跡に少し立ち寄ります。時が流れるのは早く16年4月の地震からもう10年近く経っていますが橋を走行中に巻き込まれて亡くなった東海大学の大学生のニュースが痛ましかったのは忘れえません。崩落した橋の遺構と慰霊碑等が整備されていますが少しばかりご挨拶してファミマへ。



23年4月に訪れた時はちょうど豊肥本線の普電も走っていましたがよくぞ復旧させたものだと多くの方々の尽力に敬服ですね。



さて、この日は祖母山に登るためだけに0泊2日でひでさんが京都からやってきます。さんふらわあは西大分港に定刻で着いたとの事であり集合の北谷登山口には9時過ぎには着くと連絡が。ひでさん曰く深田久弥の百名山には東側から登ると綺麗との事でしたがこの日は19時20分出港のさんふらわあぱあるへの乗船手続きもあり時間はありません。という訳で最短コースの北谷登山口からの入山となりました。



北谷登山口までは通常と異なり工事中で迂回路を使用して到着しましたがこの迂回路が曲者であさイチからくたくたになってしまった。通常より15分くらい時間がかかってしまいましたが9時30分頃には到着し再会の挨拶も程々に準備を開始。
急登でサクッと登る風穴コースとのんびり登る千間平コースがありますが下山で急坂は嫌でしたので往路は風穴、復路は千間平にしてもらいました。



祖母山もところどころピンテを頼りに進んでいきますが基本的には登山道で迷う事はありません。
風穴コースは急登という事でしたがところどころに梯子場やロープ場もあります。




登る事40分でコース名の由来となっている風穴に到着。お二人は梯子を降りて中に入ろうとしましたが結構奥深く途中で引き返してきました。




基本的にあ穏やかな登山が続き所々の梯子場やロープ場を引き続き越えていきます。
10月とは思えない真夏日でしたが登るにつれて少しずつ風が冷たく感じられます。




登る事1時間30分で阿蘇を見渡せる絶景ポイントに到着。ここまできたら山頂はあと少しですがしばし記念撮影。
遠くは阿蘇、九重連山も見えてこの日一番の景色でした。




この後20分くらい登ったら百名山、祖母山山頂に到着。360度の景色を見ることが出来ますが久住山の方が雄大な景色に思えました。
くまもんを連れてきていた登山者がおられ我々にも貸していただけたので一緒に登頂記念撮影。



日陰がなくて暑かったですが時刻は12時頃であり炎天下の山頂で昼食を摂り復路は右側へ進む千間平方面へと進みます。




なだらかな下りが続きますが樹林帯の中を延々と歩くだけなので退屈と言えば退屈。ひでさんもなんでこの山が百名山に選ばれているのかがわからんとこぼしておられる。ハイキングな感じで下り続けて14時頃には北谷登山口に戻ってきました。



ここからはあくまで個人的見解ですがいやーこの山だけの為にわざわざ京都から来るとかはあり得んかなーと話したらひでさんがボソッと「このためだけに京都から来たんですけど・・・」と言われていた。思わず今回の祖母山の感想は?と問うと「しょぼ百名山・・・」と珍しくひでさんが少し毒づいたのが印象的な祖母山でした。



とはいえみんなで登った山はどれも楽しく美しい思い出でもありました。
西大分フェリーターミナルには18時くらいには到着しておきたいところ。ひでさんが西大分フェリーターミナルからここまで県道8号を通って来たけど北谷登山口への迂回路以上にひどい道で避けたいとの事で少し遠回りしながら西大分へ向かいます。田舎道で何もなく低血糖状態となりましたが途中の豊後竹田付近は栄えておりカフェに立ち寄り小休憩。




花とカフェRAICHIKUというお店でしたがアップルパイとバニラアイス添えにアイスカフェラテをセットで注文849円也。他のお二人も糖質摂取で復活された模様であり16時過ぎに店を出てフェリーターミナルへ向かいますが途中道の駅のつはるでお土産の買い出しをしてフェリー乗り場には18時前に到着。
復路は19時20分発のさんふらわあぱーるですがさんふらわあポイントを夕食券に交換したのでQRコードでの簡単乗船手続きではなく窓口に並びます。



早く到着したので早く乗船して登山後の風呂と思っていましたが単車はなかなか乗船が始まらず。次から次へと単車がやってきますがオッサンオバチャンのタンデムライダーが誘導されなかっただけで怒鳴り散らす姿を目の当たりにして興ざめ。いい年こいて誘導されなかっただけで怒鳴り散らす大人にはなりたくないなと思いながらマジックアワーの中、乗船を待ちます。



復路は旧船のさんふらわあぱーる。別府航路のように置き換えかと思ったら24年にリニューアルされたようでまだまだ使われるみたい。昭和ちっくな雰囲気で個人的には新造船より居心地もよくて好き。ただ喫煙室がホールのすぐそばでタバコ臭いのだけが難点か。



お部屋は2名以上なら追加料金なしで4名分の部屋(スタンダード)をゆったりと使えますし何より二段ベッドが旅心をくすぐられて最高。
新造船にはない良さがあり自分の中ではピカイチ。




新造船の別府航路は夕食2500円ですが旧船の大分航路は夕食2000円というのも嬉しいところ。さんふらわあポイントでもらった夕食券で実質0円。生ビール代500円で今回の旅の無事を祝して乾杯。自分は就寝モードでしたがひでさんとのぞみさんは来れなかった大将を偲びながら部屋飲みを続けていたみたい。

day3 火曜日



6時40分に六甲アイランドに到着なので6時くらいには起床して朝シャワーを浴びて恒例の乗船記念撮影も済ませます。結局祖母山や久住山バックに単車と記念撮影をしておらず下船後にさんふらわあと記念撮影をして今回の登山touringは終了です。下船後に撮影を許可してくれた係員の方、ありがとうございました。



この後は5号→3号と阪神高速を乗り継いで名神高速からの京都南ICまで一緒でICを降りた後は各々職場に急行して通常業務となり一気にリアルワールド。



九州内の2日目の走行距離は約150kmでした。
A:小山旅館
B:北谷登山口
C:花とカフェRAICHIKU
D:西大分フェリーターミナル

おしまい

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