そんな大会を谷川岳大先生が発見し皆で参加しませんかとのお誘いが7月にありました。
六甲山は最高峰でも930mちょいで神戸市のレジャー的な山系というイメージがあり軽いノリでOKしてしまったけど獲得標高は富士山超えで超ハードらしい。
スタートは須磨浦公園でゴールは宝塚。
日曜日の午前5時開始なので始発電車でも間に合いません。須磨の旅館に前泊しますがひでさんは直明け、大将は三重でお仕事、自分も午前は仕事であり須磨へ現地集合。因みに発案者の谷川岳大先生は家庭内用事とブッキングしてしまい不参加になるという残念極まりないオチになり巻き込まれた者達だけでの参加となってしまった・・・。
日曜日の午前5時開始なので始発電車でも間に合いません。須磨の旅館に前泊しますがひでさんは直明け、大将は三重でお仕事、自分も午前は仕事であり須磨へ現地集合。因みに発案者の谷川岳大先生は家庭内用事とブッキングしてしまい不参加になるという残念極まりないオチになり巻き込まれた者達だけでの参加となってしまった・・・。
神戸にまで来たのになんでビッグボーイで夕食なんだと一瞬思ったけど実は生まれて初めてのビッグボーイ。カーボローディングならぬミートローディングだと言いながらガッツいて宿に戻ったら22時には消灯。翌日の4時起床に備えます。
10日 日曜日
4時過ぎに起床。昨日のビッグボーイがまだ胃の中で暴れていて朝食はskip。
全縦走は5時~7時に出発ですがYAMAP予想では14時間以上かかる計算であり帰りの事も考えるとやはりスタートは早い方が良い。歩いたら30分くらいで行けるから当初は眠気覚ましのウォーミングアップで歩いていく予定でしたが流しのタクシーがあったのでタクシーに飛び乗りワープします。個人タクシーのお兄ちゃんでしたがコロナ前までは全縦走大会には11年連続で出場していたというエキスパートでした。初参加の後は二度と出場するかと思うくらいきつかったらしいけど虜になり気付いたら出続けていたと。当初は15時間くらいかかったのが最後は9時間とかでゴールしていたらしい。特に予習もせずカジュアルなノリで参加しちゃったのでそんなエキスパートと巡り合ったのは幸運。攻略法を教えてくださいと聞いたら「菊水山と摩耶山までがとにかくしんどい。摩耶山まで休憩せずに頑張ったらゴールしたようなもの。あとはなだらかな下りなので楽勝です」との事。
下の国道2号まで参加者の列が伸びていると教えてくれたけど確かに既に大渋滞。早い人は4時くらいから並んでいるらしい。スタートの5時を過ぎても動く気配がなかったけど少しずつのろのろと動き出しスタート地点が見えてきました。立ち止まるなと繰り返しアナウンスされていたけど撮る人はがっつり止まって撮っていたけど気持ちはわかる。
この後も大渋滞でのろのろとしか進まず須磨浦公園山上辺りで空が白んで来ました。
相変わらず縦列でのろのろと進みますがすぐ前を焼肉屋のTシャツを着たオカンと息子さんが歩いています。何度も参加しているようで馬の背と菊水山が渋滞ポイントでそこまでこんな感じで続くと話しているのが聞こえます。止まりながら進むのでこれが休憩と割り切りひたすらのろのろと進んでいきます。
だいぶ空が白んできて時刻は6時を回りました。約1時間で高倉台の団地に到達し住宅街を抜けていきますが
10日 日曜日
4時過ぎに起床。昨日のビッグボーイがまだ胃の中で暴れていて朝食はskip。
全縦走は5時~7時に出発ですがYAMAP予想では14時間以上かかる計算であり帰りの事も考えるとやはりスタートは早い方が良い。歩いたら30分くらいで行けるから当初は眠気覚ましのウォーミングアップで歩いていく予定でしたが流しのタクシーがあったのでタクシーに飛び乗りワープします。個人タクシーのお兄ちゃんでしたがコロナ前までは全縦走大会には11年連続で出場していたというエキスパートでした。初参加の後は二度と出場するかと思うくらいきつかったらしいけど虜になり気付いたら出続けていたと。当初は15時間くらいかかったのが最後は9時間とかでゴールしていたらしい。特に予習もせずカジュアルなノリで参加しちゃったのでそんなエキスパートと巡り合ったのは幸運。攻略法を教えてくださいと聞いたら「菊水山と摩耶山までがとにかくしんどい。摩耶山まで休憩せずに頑張ったらゴールしたようなもの。あとはなだらかな下りなので楽勝です」との事。
下の国道2号まで参加者の列が伸びていると教えてくれたけど確かに既に大渋滞。早い人は4時くらいから並んでいるらしい。スタートの5時を過ぎても動く気配がなかったけど少しずつのろのろと動き出しスタート地点が見えてきました。立ち止まるなと繰り返しアナウンスされていたけど撮る人はがっつり止まって撮っていたけど気持ちはわかる。
この後も大渋滞でのろのろとしか進まず須磨浦公園山上辺りで空が白んで来ました。
相変わらず縦列でのろのろと進みますがすぐ前を焼肉屋のTシャツを着たオカンと息子さんが歩いています。何度も参加しているようで馬の背と菊水山が渋滞ポイントでそこまでこんな感じで続くと話しているのが聞こえます。止まりながら進むのでこれが休憩と割り切りひたすらのろのろと進んでいきます。
だいぶ空が白んできて時刻は6時を回りました。約1時間で高倉台の団地に到達し住宅街を抜けていきますが
各所で「しずかに」とプラカードをスタッフの方々が掲げており足音だけが響いていました。
馬の背手前の栂尾山が一番の渋滞となっていましたが雲は多いものの振り返ると明石海峡大橋も見る事が出来ました。この先の横尾山~馬の背~東山は須磨アルプスと言われているようで眺めもよくお散歩がてらまた来ても良いかもしれません。
栂尾山を越えたら馬の背に入り風化花崗岩の岩稜帯を楽しみながら進んでいきます。この時点で7時を過ぎておりスタートから既に2時間経過しています。
馬の背、東山を越えたら再び住宅街に降り阪神高速を越えて神戸電鉄を越えて第一ハードルの菊水山へと向かいます。
ひたすら歩き続け菊水山への急登を乗り切ったら10時過ぎに第一チェックポイントを通過。5時間以上歩き続けてさすがにへたってきています。摩耶山まで休憩せずに頑張りましょうと運ちゃんに言われたけど流石に無理。菊水山で小休止を取りほぼゴールと言われていた摩耶山を目指します。
スタート食後ほどではありませんが所々登り地点では渋滞が少しあるもののとにかくひたすら歩き続け登り続け下り続けます。正直写真を撮る気力も失われてきたけどスタートから8時間15分、13時15分に第二チェックポイントの摩耶山掬星台に到着です。
100万ドルの神戸夜景スポットの有名地であり09年6月にもみんなで訪れていましたがもう15年も前の事とは思えないくらい鮮明に記憶に残っています。
13時を過ぎていたのでここで昼ごはん休憩を取りますが巻で進まないといけませんので15分くらいの休憩で切り上げ先へ進みます。
寝不足、早朝からの登攀で思考停止状態。頭は空っぽでただ足を動かして進むという状態が続きます。毎回登山でこんな状態になっていて身体に悪くなにをやっているんだろうと思わずにはいられません。大将に自分の心境を吐露したけど
馬の背手前の栂尾山が一番の渋滞となっていましたが雲は多いものの振り返ると明石海峡大橋も見る事が出来ました。この先の横尾山~馬の背~東山は須磨アルプスと言われているようで眺めもよくお散歩がてらまた来ても良いかもしれません。
栂尾山を越えたら馬の背に入り風化花崗岩の岩稜帯を楽しみながら進んでいきます。この時点で7時を過ぎておりスタートから既に2時間経過しています。
馬の背、東山を越えたら再び住宅街に降り阪神高速を越えて神戸電鉄を越えて第一ハードルの菊水山へと向かいます。
ひたすら歩き続け菊水山への急登を乗り切ったら10時過ぎに第一チェックポイントを通過。5時間以上歩き続けてさすがにへたってきています。摩耶山まで休憩せずに頑張りましょうと運ちゃんに言われたけど流石に無理。菊水山で小休止を取りほぼゴールと言われていた摩耶山を目指します。
スタート食後ほどではありませんが所々登り地点では渋滞が少しあるもののとにかくひたすら歩き続け登り続け下り続けます。正直写真を撮る気力も失われてきたけどスタートから8時間15分、13時15分に第二チェックポイントの摩耶山掬星台に到着です。
100万ドルの神戸夜景スポットの有名地であり09年6月にもみんなで訪れていましたがもう15年も前の事とは思えないくらい鮮明に記憶に残っています。
13時を過ぎていたのでここで昼ごはん休憩を取りますが巻で進まないといけませんので15分くらいの休憩で切り上げ先へ進みます。
寝不足、早朝からの登攀で思考停止状態。頭は空っぽでただ足を動かして進むという状態が続きます。毎回登山でこんな状態になっていて身体に悪くなにをやっているんだろうと思わずにはいられません。大将に自分の心境を吐露したけど
「思考停止して頭が真っ白になるのが良いじゃないですか。これが登山の醍醐味ですよ」と意味不明な答えしか返ってこんかった。
摩耶山掬星台から六甲山六甲ガーデンテラスへ向かいましたがガーデンテラスには2時間かけ15時過ぎに到着。摩耶山まで来たらゴールしたようなもんであとは余裕ですと言われたけどまったくもって余裕ではない。早い人は9時間でゴールしているらしいけど10時間経過しても我々はまだ六甲ガーデンテラス。どう考えても厳禁だけど先頭集団は走っていると思った。
ガーデンテラスに来た頃には天気も下り坂で雲も増えて肌寒くなってきた。それでも500円も払って休憩がてらオッサン3人でソフトクリームタイム。そういえば10年前の今頃にひでさんと単車で来てジンギスカンを食べていたけどジンギスカンパレスは改装されていたけどまだ営業していました。
ここから先はエスケープルートがなく、リタイヤするなら最終判断をする地点です。正直ジンギスカン食ってバスかケーブルかロープウェイで北区か灘区どっちでも良いから降りて電車で帰りたいと思ってしまいます。でも今回は第50回という節目の記念大会でありジンギスカンは逃げないけど第50回大会は二度とないと思ったらリタイヤせずに最終地の宝塚を目指します。
全然余裕ではない摩耶山からの続きを進み続けます。六甲山最高峰はコースから外れていますが多くの人も立ち寄っており我々も立ち寄りつつ先を急ぎます。一軒茶屋で最終の第三チェックポイントを越えて大平山へ入っていく地点から再びヘッデンを装着して陽が落ちた暗闇の中を進んでいきます。
17時を過ぎると木々の中という事もあり暗闇が広がり引き続き黙々と歩き続けます。思わず兵庫までの往復交通費と前泊の旅館代と参加費まで払ってこんなしんどい事をして何か得られるもんってあるんですかねとひでさんに問うてしまったけど
摩耶山掬星台から六甲山六甲ガーデンテラスへ向かいましたがガーデンテラスには2時間かけ15時過ぎに到着。摩耶山まで来たらゴールしたようなもんであとは余裕ですと言われたけどまったくもって余裕ではない。早い人は9時間でゴールしているらしいけど10時間経過しても我々はまだ六甲ガーデンテラス。どう考えても厳禁だけど先頭集団は走っていると思った。
ガーデンテラスに来た頃には天気も下り坂で雲も増えて肌寒くなってきた。それでも500円も払って休憩がてらオッサン3人でソフトクリームタイム。そういえば10年前の今頃にひでさんと単車で来てジンギスカンを食べていたけどジンギスカンパレスは改装されていたけどまだ営業していました。
ここから先はエスケープルートがなく、リタイヤするなら最終判断をする地点です。正直ジンギスカン食ってバスかケーブルかロープウェイで北区か灘区どっちでも良いから降りて電車で帰りたいと思ってしまいます。でも今回は第50回という節目の記念大会でありジンギスカンは逃げないけど第50回大会は二度とないと思ったらリタイヤせずに最終地の宝塚を目指します。
全然余裕ではない摩耶山からの続きを進み続けます。六甲山最高峰はコースから外れていますが多くの人も立ち寄っており我々も立ち寄りつつ先を急ぎます。一軒茶屋で最終の第三チェックポイントを越えて大平山へ入っていく地点から再びヘッデンを装着して陽が落ちた暗闇の中を進んでいきます。
17時を過ぎると木々の中という事もあり暗闇が広がり引き続き黙々と歩き続けます。思わず兵庫までの往復交通費と前泊の旅館代と参加費まで払ってこんなしんどい事をして何か得られるもんってあるんですかねとひでさんに問うてしまったけど
「強靭な精神力です」と金言的回答が返ってきたので思わずおおーと感動してしまった。
とか言いながら直明けの明けで疲労困憊、足が痛い痛いと悶絶しているひでさんでしたが皆で励ましあいスタート開始から14時間15分、19時15分に宝塚駅前に無事ゴールとなりました。
スタート直後から前にいた焼肉屋の親子も最後は一緒になったりと終始見かけていた人達も無事にゴールされていたようで一安心。特に他者との交流はありませんでしたが心の中でお疲れさまでしたと言い午前に職場からのcallがあったので自分一人だけお別れをして19時26分発の快速大阪行きに飛び乗り京都へ戻りました。
ひでさんと大将は当初の予定通り温泉に入り乾杯をして帰路についたそうな。その後のお二人はというと・・・。
ひでさんはビール一杯でも疲労困憊の身体には相当きたようで気分不良で途中の尼崎駅で途中下車してホームでおやすみ。そして大将は・・・。
とか言いながら直明けの明けで疲労困憊、足が痛い痛いと悶絶しているひでさんでしたが皆で励ましあいスタート開始から14時間15分、19時15分に宝塚駅前に無事ゴールとなりました。
スタート直後から前にいた焼肉屋の親子も最後は一緒になったりと終始見かけていた人達も無事にゴールされていたようで一安心。特に他者との交流はありませんでしたが心の中でお疲れさまでしたと言い午前に職場からのcallがあったので自分一人だけお別れをして19時26分発の快速大阪行きに飛び乗り京都へ戻りました。
ひでさんと大将は当初の予定通り温泉に入り乾杯をして帰路についたそうな。その後のお二人はというと・・・。
ひでさんはビール一杯でも疲労困憊の身体には相当きたようで気分不良で途中の尼崎駅で途中下車してホームでおやすみ。そして大将は・・・。
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