2024年9月20日金曜日

【紀勢本線 串本探訪備忘録】 24'9/15-16

関西の天気予報でお馴染みの潮岬。
本州最南端が近畿の和歌山にありますが近そうで遠い和歌山県。
久々に乗り鉄と撮り鉄がしたくなり連休の合間を縫って少しだけ遠出してきました。



特急くろしおも特急スーパーはくとと同様に京都発着が激減して新大阪まで移動しないと乗れないという不便さ。コロナを契機に減便、発着減となりましたがもう明けているんだから戻して欲しいけど果たして今後どうなるのでしょうか。確かに京都駅発着の時もガラガラな事が多かったから復活はなさそうですが。



パンダ一色の列車に揺られ天王寺駅前やってきましたがまだ鶯色の201系は健在で並びも見る事が出来ました。201系を撮りに関西線や大阪東線に行こうか迷うところ。が、幾多の電車や飛行機が引退していきましたが葬式鉄で撮影をしても一時的なマスターベーションで結局HDDの中に大量のゴミ写真が眠っているという事の繰り返しを改めます。



白浜駅で下車してレンタカーに乗り込みますが天気はイマイチ。雨予報が曇に変わっているだけましでしたがやはり海の色は太陽の光の下でないと冴えません。とりあえず行ったことのない潮岬を目指しますが和歌山も縦長で遠い事。
白浜も昭和の名残の遺構が多々ありだいぶくたびれた感じですが潮岬もまたしかり。昭和感満載の潮岬タワーと土産屋がありました。



テントを張っている人もいます。キャンプも出来るようであり単車でいつか訪れるのもありですが海風と湿気がすさまじく身体はべとべとになるからキャンプもきっと大変な事でしょう。簡素な本州最南端という道標に従い海に向かいます。



近畿のお天気ニュースでお馴染みだったけど訪れた事がなかった潮岬についにやってきました。何処にでもあるような海岸線ですが本州最南端。





天気もよろしくないので古座川の有名撮影地に向かいます。白浜からすさみ町を越え南下し潮岬の串本を越え三重の方に向けて再び北上。途中に橋杭岩というスポットがあり立ち寄りますが夕陽が綺麗な時に撮影したらきっと美しいでしょう。



橋杭岩に立ち寄り時間を潰して古座川まで移動しますが古座川は上下ともに綺麗なインカーブで撮影可能。乗ってきたくろしお1号がくろしお26号として新宮駅から折り返してくるのを待ちます。青空が広がっていたら青空バックで映えるはずなのですが相変わらずの曇天であり残念な結果にはなりましたが久々の鉄分補給となりました。列車ドカンで撮影するか古座川橋梁とわかるように川面を入れて撮るか迷うところでしたがせっかくの初古座川でしたので川面と一緒に。
76M 特急くろしお26号 JR紀勢本線 紀伊田原-古座 



曇天なのでこれ以上の写欲がなくなり早々に宿にチェックインしてホカンスとまではいきませんが宿でのんびり過ごす事にします。この日の宿は道の駅併設で最近増殖しているマリオット系のフェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山熊野古道すさみ。北海道遠征の時とかに何度かお世話になっていますが地下一階に併設の温泉もあったので今回はこちらでお世話になりました。



周りには道の駅以外特にないので串本のA-COOPで食料を買い込みホテルのお茶やコーヒーは無料なので部屋で気楽に夕食を摂り長距離の移動もあってか20時過ぎには就寝。ちょうど寝る前に海を見たら晴れ間も出てきており明日の天気は期待できそう。



おじいちゃんになってきているせいか熟睡できず中途覚醒する事が多くなりました。この日も早くに就寝したせいか4時頃に目覚めます。外の天気はどうかなとカーテンを開けてみたら満点の星空が広がっていました。
元気があれば車で星空撮影に行こうかというところでしたがやっぱり眠たいので窓越しにお手軽記念撮影をして二度寝。



2日目の朝は晴。2日目は適当にくろしおを撮影して白浜を巡って帰るだけですがレイトチェックアウトなので11時過ぎに一旦再び古座川まで移動してくろしお1号を撮影します。途中で串本駅前を通りますが串本駅は本州最南端。串本は最南端の最先端推しらしく宇宙兄弟が出迎えてくれます。




古座川に到着しましたが干潮のタイミングであったようで昨日と異なり川の水が大きく減っていて川面と青空と絡めて撮影は出来ない状況になっています。タイミングって本当に難しく通わないとなかなか思い描いていた画を撮れないものです。



干上がりまくっていたので河川まで降りて水溜まりと共に撮影。列車ドカンで撮っても良かったけどやはり青空と古座川は絡めたくなるもの。
51M 特急くろしお1号 JR紀勢本線 古座-紀伊田原



この後は283系オーシャンアローでやってくるくろしお5号の撮影ですが2時間同じ場所で待ち続けて枯れた古座川で撮るのもつまらん。せっかく晴れている訳ですから海と絡めて撮りたくなるもの。しかしながら海沿いを走る紀勢本線でも海と絡んて撮影出来る場所は限られます。古座-紀伊浦上には古座ヴィラ俯瞰とかの有名撮影地がありますがせっかくなので行ったことのない和深海岸から撮影してみます。



なんかシャレオツな雰囲気を醸し出す和深駅をトンネルで潜り抜けて海岸線に出ます。しかしながら線路際は草木が生い茂り列車を覆い隠してしまいますが古座まで戻るのが面倒になり結局和深海岸からの撮影となりました。
6055M 特急くろしお5号 JR紀勢本線 江住-和深



時刻は13時近く。宿に戻ってチャックアウトを済ませ白浜に向けて北上します。白浜周辺には日没する太陽を円の中に収めて撮影する円月島や三段壁、千畳敷、白良浜等の名勝があり立ち寄ります。三段壁から立ち寄りましたがここも何故か恋人の聖地となってしまっていた。
なんでもかんでも恋人の聖地と名乗った観光地が多すぎるような気がしてならん。





三段壁から少し北上したら千畳敷。ギャルの3人組が自撮りを試みていたので声掛けして撮影してあげたら喜んでくれたけど一日一善。
彼女たちの良き思い出として写真が残ってくれますように。




雲も多くなってきたので白良浜はカットして円月島を眺めてレンタ返却、終了となりました。



帰りは17時20分発のくろしお32号ですが16時56分発のくろしお30号にしておけばオーシャンアローに乗れたのでミスった。web早得のチケットレス特急券でしたが変更不可ですので乗車する事が出来ずにくろしお30号を見送ります。



くろしお32号はロケット推しのラッピング列車でしたが同じ近畿地方民として和歌山がロケット推しとは知りませんでした。17時20分の定刻に発車し新大阪から京都まで新快速に乗り継ぎ帰宅となりました。



これにて今回のプチ旅行は終了です。遠くて遠い存在の和歌山県でしたが時間が許せば熊野古道を含めてまた訪れたいですね。狭い日本というければ知らない所ばかりであり旅はやっぱり良いものです。



B:フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山熊野古道すさみ
C:潮岬
D:橋杭岩
E:古座川
F:和深海岸


今回の走行距離は約300kmでした。
おしまい


0 件のコメント:

コメントを投稿