2022年10月15日土曜日

【秋田 羽越本線・田沢湖線撮影備忘録 その2最終回】 22’10/13-14

その1からのつづき


初日のメインが4094レの1枚撮影で終了し、この日の宿の田沢湖高原温泉郷まで移動を開始します。
当初は山形付近まで南下するのでこの辺りの宿を考えていましたがピンとくる温泉宿がなく田沢湖付近となりました。
もと来た道をひたすら今度は北上し2時間かけて到着。毎回秋田に来ると田沢湖付近の温泉宿にしていますがお一人様でも宿泊できる温泉宿が以前に増して少なくなったような。どこも2名様からというプランばかりで結局ホテルに。

今回の旅は相変わらず冴えません。現実逃避も兼ねて秋田の山奥でしっぽりとと思っていたらピンポイントで修学旅行生が来るので混雑すると張り紙が・・・。
そそくさと夕食を済ませて修学旅行生が入る時間の前に風呂も済ませて20時過ぎに消灯。

翌朝は窓から差し込む光で目覚めますが朝から快晴ではありませんか。
とりあえずこの日は秋田新幹線と決めていたのでチェックアウトを済ませたら定番の田沢湖-赤渕にある生保内川沿いの撮影ポイントへ。
初めて来た時はgooglemapで道があるので車で行けると思っていたけど台風とか大雨の影響で道が崩落してからそのまま荒れ果てている。
土砂流入地点手前まで車を乗り入れここから20分かけて向かいます。



一人ぼっちでクマに襲われてもシャレにならんので念の為にクマよけの鈴をつけてきたけど川の流れの音でかき消されて用をなしていないような。
撮影者も来ていないのでしょう。年々鉄路が草木に覆われてきています。




川に転落しないように気を付けながら草をかき分けて進めば第一撮影地の第四生保内橋梁に到着しのり面でスタンバイ。



この天気で2週間後なら真っ赤な山と青空のコントラストが素敵だったんだろうなと思いながら色付き始めた山と共に東京行のこまち14号を見送りました。
3014M こまち14号 田沢湖線 田沢湖-赤渕



お次の16号まで1時間くらいあるので同じ構図で撮ってもつまらんので奥へ進んでいきます。



第四生保内橋梁から更に10分ほど進んだ地点で16号を撮影したら光線的にも厳しいので撤収。
3016M こまち16号


仙谷峠からの俯瞰も快晴だと逆光でしかないので今回はパスして次は何処に行くか。
ここもかつては普通に道であった事がガードレールが残っている事からも伺えますが一生このまま朽ち果てていくのでしょう。
見上げると仙谷峠を走る国道46号が見えます。



田沢湖上空も雲一つない快晴であり、鉄は切り上げて田沢湖に寄り道してたつ子に会ってみる事に。
生保内から30分ちょっとで田沢湖湖畔のたつ子像のスポットへ。



高い透明度と日本一深い湖で有名な田沢湖。4年前に会いに来たときは生憎の雨で田沢湖はどんよりとした雰囲気でしたがこの日の田沢湖は吸い込まれるような青さで光り輝いておりたつ子も映えておりました。遠くは秋田駒ケ岳もくっきりと見えます。



ここから秋田空港まで1時間くらいですがもう一発くらい秋田新幹線を撮影すべく角館近くのストレートに寄り道。
12時20分の通過でありもう少し遅い時間じゃないと側面に陽が当たりませんが次の列車の為に1時間待っていたらレンタの返却に間に合わないので殆どの田んぼでは稲刈りが終わっていたけど幸い残っていた稲穂と絡めてサクッと記念撮影。お世話になったN-BOXとも記念撮影しましたが今回の旅は秋田を南北に移動していたので走行距離は約360kmくらいとそこそこ移動。
3011M こまち11号 田沢湖線 角館-鶯野




14時前にレンタを返却し秋田空港をふらついていたらある物が置かれている。



釣りキチ三平に見守られながら空港ピアノをやってみてしもた。今月に人生初のピアノ発表会なるものにエントリーしてしまいそこそこ弾けるようになったつもりでいたけど人前で弾くと頭が真っ白になり記憶が吹っ飛んで一部のパートが全く弾けなくなってしもた。
人前と言っても出発便まで1時間以上あり、まばらな人がスマホをいじっていただけで誰も聞いていなかったけど・・・。けど本番前に人前で弾く事の緊張感を味わえて良かった。
人様に聞かせられる程の腕もなく趣味で自己満足であり自分が楽しく弾けたら良いのかもしれん。因みに課題曲は「Another Sky」であり空港で下手くそに弾いていたので青組さんに申し訳ない。

復路はJAL2174便で15時20分に秋田空港を発ちましたが帰りの便も満席。ド平日ですが地方路線も盛況で良い事です。
同じ飛行機に屈強な男達がわんさか居たけど秋田にあるノーザンハピネッツというプロバスケチームみたい。バスケもプロ化してBリーグなるものがあるようです。最近はプロ野球も見なくなりスポーツ系の知識に疎くなっている。歳をとると興味のない事にはとことん興味がなくなり学ぼうとしなくなっているのでしょうか。

離陸して鳥海山を眺めるといつか皆と登ってみたいと改めて思いながら今回の旅は終了です。



今回の経費は往復航空券0円、レンタ5400円、宿10875円、空港往復交通費3020円、駐輪場400円、レンタガソリン3000円 計22695円でした。



おしまい



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