2020年8月17日月曜日

【伊吹山ドライブウェイ・関ケ原合戦touring】 20'8/16

酷暑が続きますが久々に単車でひとっ走り伊吹山まで。
当初は取り壊される事が決定した淡路島の巨大観音(頸椎ヘルニア観音とも呼ばれているらしい)に会いに行く予定でしたがこの暑さでひたすら高速を走り続けて観音様に会うだけではしんどいとひでさんが。

観音様との面会は却下され、涼を求めて伊吹山に向かう事になります。
伊吹山は大将が「絶景の道100選ツーリングガイド」を見て行きたいと言っていた道。
が、今回急遽家族仕業が入りtouringには来られません。大将なしで行くのは少し申し訳ないところでしたが次回があるさと京都市をひでさん家族と共に10時出発でいざ伊吹山を目指します。

山道を登るだけでは勿体ないので道中の関ケ原にも寄り道。
名神関ケ原IC⇒伊吹山ドライブウェイはすぐですがその途中に関ケ原合戦の跡地が沢山あり立ち寄れます。

ICを降りてすぐのセブンで休憩。店内には関ヶ原合戦史跡めぐりなるものも置かれています。

名古屋との往復で何度も通過していた関ケ原町。
ICで降りてじっくりと街を巡るのは何気に初めて。狭い日本、近くの日本。色々あるものです。


店内で作戦会議。
まずMapナンバー6の徳川家康陣跡からスタートして10島左近・石田三成陣跡⇒9決戦地⇒13開戦地・・・と近いから色々巡りましょうと気合が入ります。
1か所目の徳川家康が最後に構えていたという史跡。葵御紋ののぼりがはためき当時の雰囲気を感じます。


国道から少し外れたら歴史を感じさせてくれる関ケ原。
1600年にこの地に何万もの軍勢がいて戦いを繰り広げたとは思えない静かな佇まい。420年後の2020年に我らもこの地で何に勝ったか意味不明ですが勝鬨を上げます。


勝鬨をあげていざ出陣。
西軍総大将石田三成陣地を目指して移動。といっても移動時間は2分。
島左近陣地の手間に駐車場があり単車を停めて島左近後ろの石田三成陣地を目指します。


徒歩数分かけて小高い山を登ると中腹から関ケ原を一望。
この地に構えて三成は色々と逡巡したのでしょうか。最近は諸説あるようで石田三成にしろ明智光秀にしろ良い人だったらしいとの事。
どうしても勝者が美しく描かれるのがいつの世の常。勝てば官軍負ければ賊軍とは上手く言ったもの。
今の時代も同じでおかしいと思う事は多々あります。勝ち負けだけに目が行ってたらあきません。


何か所も巡る計画を立てていましたが二人とも「山、いきましょか・・・」となります。
こんだけの炎天下をぐるぐる回ると山に登る元気がなくなってしまう。そう思いながら駐車場に戻ると黒い甲冑姿の置物が。
記念撮影はどうせ有料ですよとひでさんが言っていたのでスルーしようとしましたが近くで見てみると関ケ原おもてなし隊の方々のよう。
微動だにしないから置物と思っていたら生身の人間。せっかくだから撮影させてもらいます。
もちろんタダだったから。


合戦の地を巡るのは2か所目でお腹一杯になりましたので再び単車にまたがり出陣。
目指すは日本百名山のひとつの伊吹山。石田三成陣地から運転する事1分くらいで伊吹山ドライブウェイに到着し往復2200円を支払い進入します。
お盆でも高速はガラガラでしたがドライブウェイは他府県ナンバーの車や単車が多く来ております。

絶景の道100選に選ばれているみたいですが半分渋滞に近い状態でノロノロと登るだけ。ワインディングを楽しむ事も出来ずに山頂駐車場に到着。
ここからライダーブーツを脱いで持ってきたスニーカーに履き替えて頂上まで少しだけ徒歩で登っていきます。


頂上に着いてはみたが・・・。


海の家、ならぬ山の家状態の建物が建ち並びなんか俗っぽい(苦笑)
伊吹牛乳に伊吹そば・・・。なんでも伊吹をつければいいって問題じゃないと突っ込みを入れたくなる。

大自然に癒されたくてやってきたけどなんかガチャガチャしている。10年くらい前にも来た事がありますがこんなんだったか。
建物の年季からかなり以前からありそうで多分あったけど記憶にないだけでしょう。


山頂の喧騒から離れたく少し離れた所に移動。
一等三角点があったのでここで記念撮影を行い再び下山し帰京の途につきます。


暑さで体力を消耗し帰りの高速は睡魔との戦いでしたがひでさん家族は途中のSAで休憩に入り小生は一人突っ走って流れ解散で帰宅となりました。
ドライブウェイを使わずに普通に登山をしたら真の百名山の姿を感じられたのかもしれません。



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