2019年10月15日火曜日

【大台ケ原touring】 19'10/13

職場後輩が中免を取得して早速V-strom250を購入。
納車記念大台ケ原touringを10/12に予定していましたが台風19号の直撃日となりました。

彼とのtouringは流れてしまいましたが台風直撃翌日の天気は曇り/晴れ。
やっぱり走りたいという思いになり参加を募りますが一緒に走れる人は見つからず1台で大台ケ原に向かいます。

11時過ぎに京都市内を出発しますが曇天。予報は晴れ/曇りです。
これ、ほんまに晴れるのかと疑問に思いながらも阪神高速京都線→第二京阪→近畿道→阪和道→南阪奈道と少し西回りにまずは奈良は橿原市まで一気に移動。

ここで12時を回っており何処かで昼飯をとりましょう。
桜井市と言えば三輪素麺の産地でありお昼ご飯は素麺ともう一つの奈良名物「柿の葉寿司」も食べたいところ。さて、何処に行ってみるか。

この日は太陽も雲に隠れて肌寒い。
素麺の温バージョンのにゅうめんが恋しくなりgooglemapで「にゅうめん」を検索。

大昔に皆で行った事のある「三輪山本」のお食事処まではだいぶ北上しなければならず
大台ケ原寄りかつ市街地から離れた所に存在している「めんどや」さんへ行ってみます。

駐車場には奈良ナンバーの車が多数停まっており地元の人が使っているお店かと期待。
メニューも豊富ですが求めるモノがドンピシャでありました。

「飛鳥路旅の味セット」なる定食はにゅうめん+柿の葉寿司で1200円也。

迷うことなくこいつをチョイス。柿の葉寿司は京都駅でも売られており
似たような笹寿司の伍十が職場近所にありいつでも食べられますがやはり飛鳥で食べる柿の葉寿司は気分も違います。

柿の葉寿司は3つありネタは何かと開けるのが楽しみのひとつですが・・・。

全てサバでした。本家はサバが正統なのでしょうか。

地元の人たちに混ざってにゅうめんを堪能してまったりしていたら13時を回っています。
ここから近そうで遠いのが大台ケ原。ナビでは更に1時間半となっており急がねばなりません。
途中に歴史を習った事のある人では知らない人はいないのではないかというくらい有名な石舞台古墳がありますが今回は通過し道路からチラ見して先を急ぎます。

前回訪ねた時のtouringは18年の10月20日であり約1年ぶりです。

国道169号に入ると快走路が続きワインディングを楽しみながら吉野川に沿って進みます。
しかしSCW雲予想ではそろそろ晴れてきているはずですが厚雲に覆われた空が続き気持ちがそこまで高ぶりません。

169号からいよいよ恐怖の県道40号に入り大台ケ原に登っていきます。
少し前まで雨が降っており台風の残骸の落ち葉と相まって滑りやすく恐怖のワインディングが続きます。幸い後続車がいないので2速でちんたらちんたら登っていきます。

高度が上がっていくと途中で雲の中を走り気温も急速に低下。
10月の大台ケ原をなめていたと後悔しますが寒さに耐え偲び頂上は晴れているはずと言い聞かせながら進みます。
流れる雲の中と青空が入り混じった状況を抜けると快晴の空が広がっていました。

頂上手前の路面コンディションは良好。
いつもは駐車場に入りきらず縦列駐車が列をなしている光景もなくすんなり駐車場まで到着。
3連休の中日で激込みを想像していましたが拍子抜けのガラガラ駐車場でした。
台風翌日で控えた方が多かったのでしょうか。

お日様が降り注いで気温もちょうどいい感じ。
天気も抜けるような青空で山の上と下ではこうも違うものなのですね。



ブーツからスニーカーに履き替えて早速東大台へ進入。

この時点で15時。まあ日没が18時前だから3時間もあれば余裕だろうと考えまずは最高峰日出ヶ岳を目指し正木峠経由で大蛇嵓まで行けたら行ってみましょう。

木漏れ日の中の小径を進んでいきますが良い景色と良い空気で心が洗われます。



30分程度とぼとぼと進んでいくと視界が開け展望台からは遠くは熊野灘まで見る事が出来ます。



ここからの景色だけでも十分ですがもう少し頑張って大台ケ原最高点の日出ヶ岳まであと少しなので行きましょう。

大台ケ原 日出ヶ岳1694m



北西を望むと雲が広がっています。
ずっとこの雲の下を走ってきていたのですね。晴れる気配はありません。



東の方面は快晴。紅葉をと思いやってきましたがまだ少し早いでしょうか。




日出ヶ岳でちんたら過ごしてたら16時。続いて正木峠に移動です。
17年11月にナメゴ谷、大台ケ原touringでも来ていましたがこの時を上回る激Vな青空。

最近来たような記憶でしたが実は2年ぶりでした。記憶力がどんどん低下しています。
熊野灘まではっきりと見え倒木と立ち枯れの木々が広がる不思議な空間。





この時点で16時30分。
日没が18時前でありタイムリミットは1時間半。(実は日没時刻は17時20分)

せっかく紅葉を求めてやってきたのですから少し頑張って大蛇嵓まで行ってみようって事でビジターセンター方面ではなく大蛇嵓へ向かいます。

陽がだいぶ陰ってきておりこのままではまずいとうすうす感づいてはいましたが引き返す勇気を出さずに突き進んでしまいます。
大蛇嵓にたどり着いた時にはほぼ日没しかけの17時20分頃・・・。
日没、18時くらいと勘違いしていたという大きなミスをしてしまいました。




盛大にフレアも発生しており画的にはかなり微妙でごめんなさい。
生の景色は一見の価値あり。断崖絶壁の地点にあり錆びた鉄柵が折れたらと思うと恐怖。

さて、大蛇嵓で感慨に浸る間もなくこの後は日没後の暗闇との恐怖が待っています。
入山の時に熊の生息地と看板でありましたがいざ真っ暗になってくるとほんまに怖い。

携帯の充電がまだ50%くらいあったのでライトを点け、音楽を最大音量で流しながらビジターセンターを目指してひた進みます。
途中まで日没後のわずかな明かりもありなんとかなりそうでしたが完全に沈むとやっぱり真っ暗で灯りなしでは歩行不能。

大蛇嵓から3.5kmですが平坦な道の3.5kmとは訳が違いますので時間がかかる。
ラスト1kmくらいの所で充電残量見てみたら2%っ!

ライト消えたら終わりなので音楽offして黙々と進みます。
なんとか50分程度歩き続けて無事に帰還しましたがこれからは軽いハイキングでも山に入る時はライトと充電器を持参しようと強く思いました。
あと日没時刻の把握。

入山するときに「山での行動は全て自己の責任です」とあり、
うんうんそうだそうだと思っていましたが身をもって痛感。ほんまに携帯の電池切れたら終わってた。反省です。



結局大台ケ原には15時着の18時半発の計3時間半の滞在。
冬季の閉鎖までに次回は4輪車で星空を見に来たいですが一昨年も同じ事を思っていたような。
帰りは既に雲が湧いてきていてコロコロ変わる山の天気であり難しそうです。

また来た道を戻るのかと思うと萎えてきましたが気合で京都までノンストップで無事帰還。

この日の走行距離は310kmでした。


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