最終回は電車に乗って帰るだけの備忘録でありこれと言ったネタもなく消化試合的な記事ですがお時間があれば御一読下さい。
薩摩白波で沈没したけど歳をとる程に眠りも浅く6時過ぎには目覚めてしまった。
カーテンを開けてみたら2日目も晴れ。10時チェックアウトの13時の電車だからギリギリまで寝ておこうと思い二度寝を試みるけどダラダラ時間だけが過ぎたので目覚めのひとっ風呂を浴びて荷支度をしてそのままチェックアウト。6時に目覚めたけど二度寝トライとかでチェックアウトは結局9時。昨日のメガネくんは薩摩酒造の蒸留所の見学をして13時の列車に乗ると言っていたけど個人的にはお酒にはあまり興味がないので何処に行くか。取り敢えずまた漁港の方面とかをふらりと歩いてみる事にします。市役所も近くにあるので市役所前から漁港方面に行き枕崎市かつお公社なる施設まで行ってみます。
駅前から市役所通りなる通りがありすぐに市役所に行きつきます。古いけどなんか懐かしい感じのする建物。そんな市役所を眺めながら進むとあっちゅう間に市役所通りから枕崎かつお街道なる道へ入り漁港の方に向かってみます。祝日ですが人の気配もほとんどなく静かな枕崎市内をとぼとぼ進みます。
7月17日は「海の日」。枕崎漁港でも環境美化活動をしているようで軍手やゴミ袋を自由にとって活動してくださいとあったけど人の気配がしなかったような・・・。休みの日ですが近海漁船もあまり停泊しておらず漁港に沿って進んでお魚センターも見えてきたので少し立ち寄り涼んで休憩。
去年の11月はここで鰹丼を食べていましたが今回は休憩のみでまた先に進みます。
花渡川を渡ると目的地の枕崎市かつお公社がありますが正直建物のオブジェに惹かれて訪ねたようなもの。カツオ押しの枕崎市がやっているカツオの直売所ですが建物の周りのオブジェが可愛そうだったから。因みに遠洋漁業の基地だけあって売られているカツオは冷凍や加工品ばかりですがこんな塊で500円なのかとかで安い。地元のおばちゃんとかが冷凍庫から何袋もかごに放り込んで買って行かれていました。カツオの腹皮という部位は聞いた事も食べた事もありませんが当地では一般的な食材みたい。
かつお公社まで来たけど見ただけで一瞬で終わってしまった。時刻はまだ09時50分。昼食はピカ一さんで鹿児島ラーメンとタカエビの塩焼きにしようと思っていたけど開店が11時30分なのでまだ1時間半以上あります。これ以上どこで時間を潰したらいいのだと途方に暮れそうになったけど漁港で大量の鰹のぼりがはためいていたので間近に行ってみようと再度漁港まで戻ります。
枕崎小学校の生徒さんが岸壁に描いた海の生き物たちと青空にたなびく鯉のぼりならぬ鰹のぼり。枕崎市漁業協同組合の看板にも勿論カツオとカツオ愛が溢れまくっている。「きばらん海」って気張らんかいとのかけ合わせか定かではないが南薩摩最大のお祭りの事みたいで今年は8月5-6日にこの地であるそうな。九州唯一の三尺玉を含め1万発の花火も上がるみたいでかなり壮大なお祭りのようで。
時刻はまだ10時10分。チェックアウトギリギリまでホテルで涼んでいた方が良かったかもと思いながらまたもと来た道を戻りますが低血糖と暑さでやられそう。お魚センターで何か買ってダラダラとフリースペースで涼んでも良いけど何処か他のスポットも訪ねてみたい。Googleマップでお店がないか調べてみたら大阪屋なる饅頭屋があり、かるかんとかを売っているようです。鹿児島銘菓のかるかんと言えば明石屋というイメージでしたがここ枕崎でもオリジナルのかるかんが食べれそうなのでちょっくら大阪屋まで移動。
住宅街、飲み屋に混じって大阪屋さんはありました。お店に入ってみると沢山の種類の和菓子がありましたがかるかんのばら売りが見当たらず。おかみさんが出てきたのでばら売りのかるかんないですかとお聞きしたら今出来たてだから出せますよと。1個150円との事であり昼食前でしたが空腹で倒れそうだったので1個だけ購入。暑さと低血糖で厚かましさに拍車がかかっていたみたいで店内で食べて良いですかと聞いて隅の椅子に座って食べ始めてしまった。おかみさんは凄く優しい方でせっかくだからお茶でもどうぞと冷たいペットボトルのお茶まで出して下さった。150円のかるかんを1個しか買わずに厚かましくクーラーの効いた店内で食べているおっさんにお茶まで出してくれるなんて申し訳なさすぎる。
もともとは煎餅屋さんだったけど鹿児島市内の大阪屋で修業をされてのれん分けみたいな形で大阪屋を名乗っていると。今の当主で3代目という歴史あるお店でしたが当代で店を閉めるとの事。4代目はお嬢さんだけど跡は継がないと決めておられると教えてくれました。お嬢さんの一人が京都の大学に行かれてたり妹さんが大阪に住んでおられるとかもあり京都にはよくお越しになられるとお話されていましたが御縁があれば京都で御礼をしたい。
かるかん1個でお茶まで御馳走になっておきながら「ほなさいなら」は個人的には許されずかるかんの箱詰めもお土産用で追加購入します。と、和菓子屋のケースの中にも奴はおりました。さすが枕崎とまたまた唸らされたその一品とは・・・。勘の良い人ならもうオチはおわかりだと思います。
ずばり「大漁かつお最中」・・・。こんな所にまでカツオ。これを買わずして枕崎に来たとは言えません。かつお最中も数個購入した所で時間は11時20分とかなり長居をさせていただいていました。お昼ご飯は「まんぼう」のランチも良いよと教えてもらいましたが昨晩喜久屋食堂さんでカツオとかを食べていたので大阪屋さんからすぐ近くの「ピカ一」で食べるとお話してお別れとなりました。歩いて3分もかからず開店数分前に着いたけど果たして開店するのだろうかと一抹の不安もあり店の前をウロウロしていたら店主が出てきた。今日やりますかと聞いたらやりますよと。そして暑いから中で待っててと入れていただきました。
鹿児島ラーメンだけでなくここ、枕崎で水揚げされるタカエビという深海に住むエビを食べる事が出来るみたいだから選んだお店。店主にラーメンとタカエビの塩焼きをお願いしたらメヒカリの塩焼きも勧められたがメヒカリとはいったい。メヒカリはタカエビを獲る時に一緒に混ざってくる深海魚で昔は捨てられていたけど今は干物とかにして食べたら美味しいと教えてもらった。そこまで勧められた以上はメヒカリとタカエビ半々で塩焼きをお願いしてみます。
ご当地食材のカツオの腹皮の塩焼きはサービスで付けてくれました。ラーメンは豚骨にもやしと焼豚とフライドオニオンというオールドスタイルみたいでこの形が鹿児島ラーメンですとの事。鹿児島ラーメンは天文館での「くろいわ」や「こむらさき」で食べた程度ですがどれも塩味が強めと思っていたけどこちらのも塩味が強い。そういうものなのでしょうか。美味しくいただきましたが時刻はまだ12時過ぎであり列車までは1時間半近くあります。
鰹のぼりと漁港を眺めながら再度駅の方に戻りますが何処で時間を潰そうか。そういえば「きばらん海」のポスター以外にも「果ての鉄道展」なるポスターも至る所に貼られていて枕崎駅裏の南溟館なる施設で行われているようですから行ってみます。
駅裏の小高い山を登りきると神社と共にお洒落な建物がありこちらが南溟館であり8月11日からの本番の前のプレ展という位置付けで開催されていました。入場料200円を払って中に入りますがキンキンに冷えていてそれだけで癒されます。枕崎駅の軌跡がパネルで展示され昔は色々な列車も走って活気があったのだなと感じます。廃線となった南薩線や現行の指宿枕崎線に対する愛情が溢れている展示でじーんときた。因みに現駅舎の駅名標記は行司の木村庄之助さんによるものでした。
Nゲージコーナーではおっさんがひたすら列車を走らせ少年がひたすら携帯で動画を撮影し続けるという独特の空間でしたが思わず自分もその世界に吸い込まれて寝台特急はやぶさがくるくる走り続けているのを動画で撮ってしまった。
さて、時刻は13時前でまだ発車まで30分近くあるけどのんびり駅の方に移動します。職員の方に裏道の通り方を訪ねたら食事中でしたが外まで案内してくれました。ここから屋久島が見えるけど今日は見えないねと言われていたけど施設からの眺めも良し。
3分で着くよと言われ3分で着いたけどちょうど1333Dが鹿児島中央駅からの長旅を終えて入線してきた所でした。昨日は疲れもあって駅と列車をあまり見ていなかったので発車までの時間で記念撮影をしておこう。
休日という事もあってか地元の利用客よりも観光客の方が多く皆さん駅名標等と記念撮影をされています。青空の下であり自分も本土最南端の駅と昭和から走り続けている残り少ないキハ47を思い出とすべく記念撮影。
三脚まで持参する元気はなかったからキハと駅舎との自撮りは諦めていたけど昨日の夕食でお話したメガネくんも乗車の為に駅にやってきたので彼にお願いして自分も絡めて記念撮影する事が出来ました。ありがとう。彼にも一緒に撮りましょうかと聞いたけど私は結構ですとの事で早々に列車に吸い込まれてこれが最後の会話となりました。
5326Dに乗り込み、開聞岳が見える進行方向右側に座り13時27分に枕崎駅を発ち昨日と見た同じ風景を眺めながら京都に向けて旅立ちました。
西頴娃で1337Dと交換して青空の下、終点指宿に向けてがたがた揺れながらの旅は続きます。指宿には定刻の14時52分に到着しましたがここで特急いぶすきの玉手箱6号に乗り換えです。15時07分発の16時00分鹿児島中央着と53分しか乗車時間はないけど1480円の特急料金がかかりますが果たして。
8076D 特急いぶすきのたまて箱6号 指宿枕崎線 指宿駅
車内に入るとワゴン販売のプレ販売会のような状態で発車前からいぶたまの限定グッズを買い求める乗客がワゴンの前に並んでいます。これって入場券を買って駅に入り発車前に乗り込んで買ってもばれないのではとも思ったが入場券で車内への立ち入り自体が違反であり厳に慎みましょう。そんなよこしまな考えも沸いたけどとりあえず確保した窓際席に荷物を置いて自分も発車前に「いぶたまぷりん」440円と「いぶたまタオル」1000円を購入。サイダーとかも購入しようと思ったけど値が張るのでケチってスーパータイヨーで買った78円の緑茶を飲むことにします。お味の程はと言うと率直に言ったら個人的には二度買いはなし。まあこれも個人的な好みでありあくまでイチ主観ですがプリン本体はかなり硬く喉越しは悪い。それならばカラメルと絡めて喉越し良くして飲み込もうと思ったけどカラメルがほとんどなくて下の部分は灰色で黒ゴマと木炭のペースト。上も硬く、下も黒ゴマメインのペーストだと喉越し悪いもの×2状態であり口当たり宜しくない。そして440円という価格を鑑みるとちともういいかと思ってしまいました。偉そうにすいません。
さて、アナウンスもなくいつの間にか列車は指宿駅を後にしています。これもちょっぴり残念で発車ベルとか案内とかがあった方が旅情があっていいのになと思う。2名のアテンダントが乗車していますが2両編成に休日でほぼ満席状態だから忙しそう。車内で記念撮影があるとHPにあったけど立候補制だった。アテンダントの人が「写真お撮りしますーご希望の方はお知らせください」とやって来たので参観日の小学生ばりに「はいっ」と声に出して右手をピンっと挙手してしもた。因みに撮影希望者はたったの4組くらいしかおらず一人で撮ってもらっていたのは自分だけで悲しす。忙しいのもあってか、一人のオッサンが帽子をかぶって敬礼して気持ち悪かったのか、ちょー機械的な感じで撮影してくれましたとさ。
7月17日は「海の日」。枕崎漁港でも環境美化活動をしているようで軍手やゴミ袋を自由にとって活動してくださいとあったけど人の気配がしなかったような・・・。休みの日ですが近海漁船もあまり停泊しておらず漁港に沿って進んでお魚センターも見えてきたので少し立ち寄り涼んで休憩。
去年の11月はここで鰹丼を食べていましたが今回は休憩のみでまた先に進みます。
花渡川を渡ると目的地の枕崎市かつお公社がありますが正直建物のオブジェに惹かれて訪ねたようなもの。カツオ押しの枕崎市がやっているカツオの直売所ですが建物の周りのオブジェが可愛そうだったから。因みに遠洋漁業の基地だけあって売られているカツオは冷凍や加工品ばかりですがこんな塊で500円なのかとかで安い。地元のおばちゃんとかが冷凍庫から何袋もかごに放り込んで買って行かれていました。カツオの腹皮という部位は聞いた事も食べた事もありませんが当地では一般的な食材みたい。
かつお公社まで来たけど見ただけで一瞬で終わってしまった。時刻はまだ09時50分。昼食はピカ一さんで鹿児島ラーメンとタカエビの塩焼きにしようと思っていたけど開店が11時30分なのでまだ1時間半以上あります。これ以上どこで時間を潰したらいいのだと途方に暮れそうになったけど漁港で大量の鰹のぼりがはためいていたので間近に行ってみようと再度漁港まで戻ります。
枕崎小学校の生徒さんが岸壁に描いた海の生き物たちと青空にたなびく鯉のぼりならぬ鰹のぼり。枕崎市漁業協同組合の看板にも勿論カツオとカツオ愛が溢れまくっている。「きばらん海」って気張らんかいとのかけ合わせか定かではないが南薩摩最大のお祭りの事みたいで今年は8月5-6日にこの地であるそうな。九州唯一の三尺玉を含め1万発の花火も上がるみたいでかなり壮大なお祭りのようで。
時刻はまだ10時10分。チェックアウトギリギリまでホテルで涼んでいた方が良かったかもと思いながらまたもと来た道を戻りますが低血糖と暑さでやられそう。お魚センターで何か買ってダラダラとフリースペースで涼んでも良いけど何処か他のスポットも訪ねてみたい。Googleマップでお店がないか調べてみたら大阪屋なる饅頭屋があり、かるかんとかを売っているようです。鹿児島銘菓のかるかんと言えば明石屋というイメージでしたがここ枕崎でもオリジナルのかるかんが食べれそうなのでちょっくら大阪屋まで移動。
住宅街、飲み屋に混じって大阪屋さんはありました。お店に入ってみると沢山の種類の和菓子がありましたがかるかんのばら売りが見当たらず。おかみさんが出てきたのでばら売りのかるかんないですかとお聞きしたら今出来たてだから出せますよと。1個150円との事であり昼食前でしたが空腹で倒れそうだったので1個だけ購入。暑さと低血糖で厚かましさに拍車がかかっていたみたいで店内で食べて良いですかと聞いて隅の椅子に座って食べ始めてしまった。おかみさんは凄く優しい方でせっかくだからお茶でもどうぞと冷たいペットボトルのお茶まで出して下さった。150円のかるかんを1個しか買わずに厚かましくクーラーの効いた店内で食べているおっさんにお茶まで出してくれるなんて申し訳なさすぎる。
もともとは煎餅屋さんだったけど鹿児島市内の大阪屋で修業をされてのれん分けみたいな形で大阪屋を名乗っていると。今の当主で3代目という歴史あるお店でしたが当代で店を閉めるとの事。4代目はお嬢さんだけど跡は継がないと決めておられると教えてくれました。お嬢さんの一人が京都の大学に行かれてたり妹さんが大阪に住んでおられるとかもあり京都にはよくお越しになられるとお話されていましたが御縁があれば京都で御礼をしたい。
かるかん1個でお茶まで御馳走になっておきながら「ほなさいなら」は個人的には許されずかるかんの箱詰めもお土産用で追加購入します。と、和菓子屋のケースの中にも奴はおりました。さすが枕崎とまたまた唸らされたその一品とは・・・。勘の良い人ならもうオチはおわかりだと思います。
ずばり「大漁かつお最中」・・・。こんな所にまでカツオ。これを買わずして枕崎に来たとは言えません。かつお最中も数個購入した所で時間は11時20分とかなり長居をさせていただいていました。お昼ご飯は「まんぼう」のランチも良いよと教えてもらいましたが昨晩喜久屋食堂さんでカツオとかを食べていたので大阪屋さんからすぐ近くの「ピカ一」で食べるとお話してお別れとなりました。歩いて3分もかからず開店数分前に着いたけど果たして開店するのだろうかと一抹の不安もあり店の前をウロウロしていたら店主が出てきた。今日やりますかと聞いたらやりますよと。そして暑いから中で待っててと入れていただきました。
鹿児島ラーメンだけでなくここ、枕崎で水揚げされるタカエビという深海に住むエビを食べる事が出来るみたいだから選んだお店。店主にラーメンとタカエビの塩焼きをお願いしたらメヒカリの塩焼きも勧められたがメヒカリとはいったい。メヒカリはタカエビを獲る時に一緒に混ざってくる深海魚で昔は捨てられていたけど今は干物とかにして食べたら美味しいと教えてもらった。そこまで勧められた以上はメヒカリとタカエビ半々で塩焼きをお願いしてみます。
ご当地食材のカツオの腹皮の塩焼きはサービスで付けてくれました。ラーメンは豚骨にもやしと焼豚とフライドオニオンというオールドスタイルみたいでこの形が鹿児島ラーメンですとの事。鹿児島ラーメンは天文館での「くろいわ」や「こむらさき」で食べた程度ですがどれも塩味が強めと思っていたけどこちらのも塩味が強い。そういうものなのでしょうか。美味しくいただきましたが時刻はまだ12時過ぎであり列車までは1時間半近くあります。
鰹のぼりと漁港を眺めながら再度駅の方に戻りますが何処で時間を潰そうか。そういえば「きばらん海」のポスター以外にも「果ての鉄道展」なるポスターも至る所に貼られていて枕崎駅裏の南溟館なる施設で行われているようですから行ってみます。
駅裏の小高い山を登りきると神社と共にお洒落な建物がありこちらが南溟館であり8月11日からの本番の前のプレ展という位置付けで開催されていました。入場料200円を払って中に入りますがキンキンに冷えていてそれだけで癒されます。枕崎駅の軌跡がパネルで展示され昔は色々な列車も走って活気があったのだなと感じます。廃線となった南薩線や現行の指宿枕崎線に対する愛情が溢れている展示でじーんときた。因みに現駅舎の駅名標記は行司の木村庄之助さんによるものでした。
Nゲージコーナーではおっさんがひたすら列車を走らせ少年がひたすら携帯で動画を撮影し続けるという独特の空間でしたが思わず自分もその世界に吸い込まれて寝台特急はやぶさがくるくる走り続けているのを動画で撮ってしまった。
さて、時刻は13時前でまだ発車まで30分近くあるけどのんびり駅の方に移動します。職員の方に裏道の通り方を訪ねたら食事中でしたが外まで案内してくれました。ここから屋久島が見えるけど今日は見えないねと言われていたけど施設からの眺めも良し。
3分で着くよと言われ3分で着いたけどちょうど1333Dが鹿児島中央駅からの長旅を終えて入線してきた所でした。昨日は疲れもあって駅と列車をあまり見ていなかったので発車までの時間で記念撮影をしておこう。
休日という事もあってか地元の利用客よりも観光客の方が多く皆さん駅名標等と記念撮影をされています。青空の下であり自分も本土最南端の駅と昭和から走り続けている残り少ないキハ47を思い出とすべく記念撮影。
三脚まで持参する元気はなかったからキハと駅舎との自撮りは諦めていたけど昨日の夕食でお話したメガネくんも乗車の為に駅にやってきたので彼にお願いして自分も絡めて記念撮影する事が出来ました。ありがとう。彼にも一緒に撮りましょうかと聞いたけど私は結構ですとの事で早々に列車に吸い込まれてこれが最後の会話となりました。
5326Dに乗り込み、開聞岳が見える進行方向右側に座り13時27分に枕崎駅を発ち昨日と見た同じ風景を眺めながら京都に向けて旅立ちました。
西頴娃で1337Dと交換して青空の下、終点指宿に向けてがたがた揺れながらの旅は続きます。指宿には定刻の14時52分に到着しましたがここで特急いぶすきの玉手箱6号に乗り換えです。15時07分発の16時00分鹿児島中央着と53分しか乗車時間はないけど1480円の特急料金がかかりますが果たして。
8076D 特急いぶすきのたまて箱6号 指宿枕崎線 指宿駅
車内に入るとワゴン販売のプレ販売会のような状態で発車前からいぶたまの限定グッズを買い求める乗客がワゴンの前に並んでいます。これって入場券を買って駅に入り発車前に乗り込んで買ってもばれないのではとも思ったが入場券で車内への立ち入り自体が違反であり厳に慎みましょう。そんなよこしまな考えも沸いたけどとりあえず確保した窓際席に荷物を置いて自分も発車前に「いぶたまぷりん」440円と「いぶたまタオル」1000円を購入。サイダーとかも購入しようと思ったけど値が張るのでケチってスーパータイヨーで買った78円の緑茶を飲むことにします。お味の程はと言うと率直に言ったら個人的には二度買いはなし。まあこれも個人的な好みでありあくまでイチ主観ですがプリン本体はかなり硬く喉越しは悪い。それならばカラメルと絡めて喉越し良くして飲み込もうと思ったけどカラメルがほとんどなくて下の部分は灰色で黒ゴマと木炭のペースト。上も硬く、下も黒ゴマメインのペーストだと喉越し悪いもの×2状態であり口当たり宜しくない。そして440円という価格を鑑みるとちともういいかと思ってしまいました。偉そうにすいません。
さて、アナウンスもなくいつの間にか列車は指宿駅を後にしています。これもちょっぴり残念で発車ベルとか案内とかがあった方が旅情があっていいのになと思う。2名のアテンダントが乗車していますが2両編成に休日でほぼ満席状態だから忙しそう。車内で記念撮影があるとHPにあったけど立候補制だった。アテンダントの人が「写真お撮りしますーご希望の方はお知らせください」とやって来たので参観日の小学生ばりに「はいっ」と声に出して右手をピンっと挙手してしもた。因みに撮影希望者はたったの4組くらいしかおらず一人で撮ってもらっていたのは自分だけで悲しす。忙しいのもあってか、一人のオッサンが帽子をかぶって敬礼して気持ち悪かったのか、ちょー機械的な感じで撮影してくれましたとさ。
列車は山川駅に停車するだけで他はノンストップで一路鹿児島中央駅を目指して快走しています。錦江湾に浮かぶ桜島をぼーっと眺めながらふと思った事。同じキハでも普通列車のキハと違って特急列車のキハの窓はきれいに手入れされているな・・・と。
ちなみにこっちは往路の1337Dからの桜島。
そんなどーでもいい事を思っていたら鹿児島中心部に入りあっという間に16時00分に鹿児島中央駅に到着です。ちょうど2番乗り場からは16時02分発の1347Dが枕崎に向けて出発するところであり彼女の発車を見届けて改札を出て通しで営業しているらしい寿司「こぶき」さんへ向かいます。
1347D 普通 枕崎行 指宿枕崎線 鹿児島中央駅
ひらけている東口ではなく西口から出て徒歩数分にある老夫婦がやっているというお寿司屋さんらしい。基本的にGoogleマップの営業時間を見て開店かどうか判断していつも突撃しているけど時々間違ったままの情報である事もある。今回は17時04分発のみずほ608号までの乗り継ぎ時間を有効活用して寿司+土産購入というプランでしたので時間はタイトであり失敗は許されません。16時10分にはお店に到着したけど暖簾が出ているではありませんか。こりゃプラン成功、やったねと思いながら揚々と暖簾をくぐります。
カウンターには老夫婦が座っており座席も空いているので良かったと思ったけどカウンターの内側が無人でありなんか変だ。「あのーおひとりなんですが宜しいでしょうか」と店員が奥にいるかもしれないと思い声をはったらカウンターに座っていたおじいが「今の時間は休憩時間なんだ」と答えてきた。老夫婦がやっている寿司屋と情報にあったけどその老夫婦が休憩していたようで。紛らわしいから暖簾をおろしておいてくれーと心の中で叫びながら店を出ます。けど、いい雰囲気だったので次回は電話をしてから突撃リベンジします。
駅に戻ったけど寿司と言う選択肢が潰えてやる気が失せてしまった。こんな時はファーストフードでサクッと済ませてしまいましょう。鹿児島中央駅はSUBWAY、KFC、MACと選り取り見取りでしたが一番安く済むMACで鹿児島最後の食事をとります。
何気に九州新幹線に乗るのは初めてだった気がする。これ1本で新大阪まで行けちゃうんですから便利なものです。普通車でも九州新幹線は2×2列のシートで東海道山陽新幹線ならグリーン車的感覚で快適そのもの。608Aみずほ608号は満席で鹿児島中央を発車しましたが途中の熊本で人が降りてはまた乗ってきて満車、博多でがさっと降りてもまたがさっと乗ってきて満車と盛況でありました。
こうして無事に20時50分定刻に新大阪に到着し普電に乗り換え職場まで戻りましたとさ。
だらだらと続いた備忘録でしたがお読みいただきありがとうございました。
ちなみにこっちは往路の1337Dからの桜島。
そんなどーでもいい事を思っていたら鹿児島中心部に入りあっという間に16時00分に鹿児島中央駅に到着です。ちょうど2番乗り場からは16時02分発の1347Dが枕崎に向けて出発するところであり彼女の発車を見届けて改札を出て通しで営業しているらしい寿司「こぶき」さんへ向かいます。
1347D 普通 枕崎行 指宿枕崎線 鹿児島中央駅
ひらけている東口ではなく西口から出て徒歩数分にある老夫婦がやっているというお寿司屋さんらしい。基本的にGoogleマップの営業時間を見て開店かどうか判断していつも突撃しているけど時々間違ったままの情報である事もある。今回は17時04分発のみずほ608号までの乗り継ぎ時間を有効活用して寿司+土産購入というプランでしたので時間はタイトであり失敗は許されません。16時10分にはお店に到着したけど暖簾が出ているではありませんか。こりゃプラン成功、やったねと思いながら揚々と暖簾をくぐります。
カウンターには老夫婦が座っており座席も空いているので良かったと思ったけどカウンターの内側が無人でありなんか変だ。「あのーおひとりなんですが宜しいでしょうか」と店員が奥にいるかもしれないと思い声をはったらカウンターに座っていたおじいが「今の時間は休憩時間なんだ」と答えてきた。老夫婦がやっている寿司屋と情報にあったけどその老夫婦が休憩していたようで。紛らわしいから暖簾をおろしておいてくれーと心の中で叫びながら店を出ます。けど、いい雰囲気だったので次回は電話をしてから突撃リベンジします。
駅に戻ったけど寿司と言う選択肢が潰えてやる気が失せてしまった。こんな時はファーストフードでサクッと済ませてしまいましょう。鹿児島中央駅はSUBWAY、KFC、MACと選り取り見取りでしたが一番安く済むMACで鹿児島最後の食事をとります。
何気に九州新幹線に乗るのは初めてだった気がする。これ1本で新大阪まで行けちゃうんですから便利なものです。普通車でも九州新幹線は2×2列のシートで東海道山陽新幹線ならグリーン車的感覚で快適そのもの。608Aみずほ608号は満席で鹿児島中央を発車しましたが途中の熊本で人が降りてはまた乗ってきて満車、博多でがさっと降りてもまたがさっと乗ってきて満車と盛況でありました。
こうして無事に20時50分定刻に新大阪に到着し普電に乗り換え職場まで戻りましたとさ。
だらだらと続いた備忘録でしたがお読みいただきありがとうございました。
そういえばこれだけカツオ一色カツオ押しの街なので枕崎がカツオの水揚げ日本一かと思いきや水揚げの1位は宮城県の気仙沼港、2位は千葉の勝浦港。カツオの遠洋漁業1本釣り1位は静岡の焼津港と枕崎のまの字も出てきません。因みに漁獲量も1位は静岡県、2位は東京都、3位は宮城県と鹿児島県のかの字も出てきていませんでした。これ、正直意外でした。
でも鰹節の生産に関しては枕崎が1位。県別でみたら静岡県が1位みたいですが。
以上、静岡県公式HP・枕崎市公式HPからの情報でした。
おしまい
おしまい
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